九月と七月の姉妹
劇場公開日:2025年9月5日

解説・あらすじ
イギリスの作家デイジー・ジョンソンによる同名長編小説を原作に、15歳の少女の視点を通して姉妹のいびつな絆を描いたドラマ。
わずか10カ月違いで生まれ、幼い頃から常に一心同体だった姉妹セプテンバーとジュライ。我の強い姉と内気な妹は支配関係にありながら、お互いのほかには誰も必要としないほど強い絆で結ばれている。ふたりは時折、「セプテンバーの指示にジュライが従い、命令どおりにできなければジュライは命をひとつなくしてしまう」というゲームに興じていた。姉妹は学校で起きた事件をきっかけに、母シーラに連れられてアイルランドの海辺近くにある亡父の家「セトルハウス」に引っ越す。新しい生活のなかで、ジュライはセプテンバーとの関係が変化しはじめていることに気づく。ただの戯れだったはずの命令ゲームは次第に緊張感を増し、外界と隔絶された家の中には不穏な空気が漂うようになる。
「ロブスター」「ビフォア・ミッドナイト」など俳優としても活躍し、ヨルゴス・ランティモス監督の公私にわたるパートナーとしても知られるアリアン・ラベドが長編初監督を務めた。
2024年製作/アイルランド・イギリス・ドイツ合作
原題または英題:September Says
配給:SUNDAE
劇場公開日:2025年9月5日
スタッフ・キャスト
受賞歴
第77回 カンヌ国際映画祭(2024年)
出品
ある視点部門 | |
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出品作品 | アリアン・ラベド |