【The Lonesome Death of Jordy Verrill】 主人公ヴェリルはスティーヴン・キング。間抜け面した青年だ。隕石を手に入れ、金持ちになれるかと思っていたら、手から植物が生えてきた。そのうち全身から植物が生えてきて、家じゅうも草だらけになってきた。思い悩んだ挙句、風呂に入ってしまい、ますます深刻な状況になって、ついには自殺するという可哀そうな話。
【Something To Tide You Over】 ハリー(テッド・ダンソン)の家に突如不倫相手ベッキーの夫リチャード(レスリー・ニールセン)が訪れる。ベッキーはあるところに閉じ込めた様子のテープを聞かされ、しぶしぶついていったハリー。そこは干潮の砂浜。リチャードに銃で脅され、首だけ出して自ら砂の中に埋まることになった。リチャードはそこにモニターテレビを置いて、ベッキーが同じように埋められ苦しんでる様子をハリーに見せる。 押し寄せる波の恐怖というより、リチャードの残酷さに震えてくるほど。モニターを見ながら酒を飲むなんて人間性を失った鬼だ。しかし、ハリーが言った「復讐してやる」の言葉通り、リチャードは二人の亡霊に脅かされ自ら砂の中に埋もれてしまうリチャードだった・・・日本の怪談みたいな感じ。