Blue Moon

解説・あらすじ

2025年・第75回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。アンドリュー・スコットが最優秀助演俳優賞(銀熊賞)受賞。

2025年製作/100分/アメリカ
原題または英題:Blue Moon

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第75回 ベルリン国際映画祭(2025年)

受賞

最優秀助演俳優賞(銀熊賞) アンドリュー・スコット

出品

コンペティション部門 出品作品 リチャード・リンクレイター
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映画レビュー

3.0 最近のリンクレーター、路線変えた?

2025年11月2日
iPhoneアプリから投稿

ジャンルとしてコメディ、ドラマ、ロマンス…とあったので、割と大好物路線、そりゃ観たい!となった作品です。

監督はリチャード・リンクレーター、主演イーサン・ホーク、助演アンドリュー・スコット…こりゃ楽しみ…。

IMDb 評価7.3/10とまずまずですが、評論家ウケがかなりいい作品です。

リチャード・ロジャースと共にロジャース&ハートとしてブロードウェイで作曲活動をしていた、ロレンツハートの伝記物で、彼は「ブルー・ムーン」、「ザ・レディ・イズ・ア・トランプ」、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」などの著名な楽曲の作詞家として知られています。

一つのセットで、その夜の約1時間の即興的な時間内に展開する内容で、本作はアイルランドのダブリンで撮影された会話劇…。仕事終わりには正直、眠気が避けられない内容でした。

ただ、チビな薄毛を演じたイーサン・ホークは、ローレンツ・ハートの禿げた頭に合わせて、本物に寄せるために、頭の一部を剃ったそうです。

ちなみにローレンツ・ハートは身長約152cm未満と伝えられていますが、イーサン・ホークは約180cmなので、映画では強制遠近法、特大セット、カメラアングルの調整、衣装の工夫を用いてホークを低く見せ、ハートの体格に近づけているそうです。…全くイーサン・ホークに見えなかった!

多くの批評家がこうした明らかな効果が気になり、それが映画の他の部分に集中する妨げとなっているとあり、だから私も集中出来なかったのかーと納得しましたw。

それにしてもヒロインのエリザベス役のマーガレット・クアリー(何て発音するのかな?)の美しさは異次元!色んな美しい女優さんを見てきましたが、こりゃ男性陣がボーっと見惚れるのもわかる!美し過ぎて発光してましたからw。

とはいえ、こういう音楽は詳しくないので、いまいち入り込めず、もうちょっとドラマチックだといいなと思いました。

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ゆーきち