チャーリーとチョコレート工場のレビュー・感想・評価
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ティム・バートンの世界
子供の頃、誰もが夢見るであろう。お菓子の家とかチョコレートの川で泳ぎたいとか。実際観てみると何ともグロテスク。あの矯正器具で食事ができるのか?色々な所にトラップみたいな遊び心があり、一筋縄ではいかない楽しさがありました。観終わった後はもれなく、チョコレートが食べたくなります。。。
大好き!でも、、
相当前から年1〜2ペースで観てしまう良作。
前半パートが改めて見返すといい。チャーリーくん目線だとウォンカさんに憧れを持っていて、貧しい家庭でもとにかく家族思いなのが心温まります。誕生日でみんなで分け合ったウォンカバーを味わってじっくり食べているシーンはジーンと来てしまいますね。
後半パートはティム・バートンの遊び心が満載ですな。ここで評価が分かれるのもうなずけます。
原作者の作品は全部読みましたが、私がずば抜けていいと思うのがこの映画の元ネタ「チョコレート工場の秘密」。このウォンカの設定図にアダルトチルドレンと親嫌いを加えたティム・バートンはすごいですね。金曜ロードショーの吹替版では前半パートが結構カットされてしまうのが残念ですが、ぜひテレビ放送でもVODでも観てほしい作品です。
ティム・バートン監督の持ち味である斬新さも意外性も感じられず、退屈してしまった
ティム・バートン監督による2005年製作(115分)アメリカ映画。原題または英題:Charlie and the Chocolate Factory、配給:ワーナー・ブラザース映画、劇場公開日:2005年9月10日。
海賊の印象が強いジョニー・デップだが、優しげなウィリー・ウォンカに見事になっていて、まずはビックリ。ただ、洋物ファンタジーは自分には合わないのか、物語のみせ方が面白くないためか、すっかりと退屈してしまった。
工場内の描写もディズニーランド風で月並みで目新しさも美しくも無く、ガッカリとさせられた。貧乏だけど、家族が一番という決着のつけかたもかなり強引で、物語展開のアイデアに乏しいのでは?と思ってしまった。2010年のティムバートン監督による「アリス・イン・ワンダーランド」は表現も意外性も多くとても面白かっただけに、かなりがガッカリ。
監督ティム・バートン、製作ブラッド・グレイ リチャード・D・ザナック、製作総指揮
マイケル・シーゲル、 ブルース・バーマン 、グレアム・バーク 、フェリシティ・ダール パトリック・マコーミック、原作ロアルド・ダール、脚本ジョン・オーガスト、撮影フィリップ・ルースロ、美術アレックス・マクダウェル、編集クリス・レベンゾン、音楽ダニー・エルフマン。
出演
ウィリー・ウォンカジョニー・デップ、チャーリー・バケットフレディ・ハイモア、ジョーじいちゃんデビッド・ケリー、バケット夫人ヘレナ・ボナム・カーター、バケット氏ノア・テイラー、ドクター・ウォンカクリストファー・リー、バイオレット・ボーレガード。
ウォンカ!最高
気になっていた映画
意匠を凝らした夢の世界に、わざと醜悪なものを混ぜ込む監督の世界観が合うのなら。
甘くて、毒々しくて、ファンタジーのようで、SF要素も入る。
ああ、グリム童話も、イソップ童話も、容赦ない結末が待っていたなと思う。
でも、〇〇だけはハッピーエンド。
チャーリーの物語から、急にハッピーエンドに舵を切る。
ああ、そうか、毒親と、その影響を受けた子どもの話。教訓話?
罵詈雑言を聞かせないように、チャーリーの耳をふさぐ父を始めとして、互いに思いやる家族の元で育ったチャーリー。そのチャーリーの選択。それが…。
己の欲にのみ忠実なモンスターチャイルドと、それを助長する親への結末は、申し訳ないけれど、快く。映画だし。
そして、ウォンカの世界を、ただただ尊敬と愛着の念をもって驚いて喜んでいるチャーリー。1番を奪う気すらなく。そんなチャーリーを演じたハイモア君の笑顔がまぶしすぎて…。
と、子どもたちと役者を見ている分には面白いのだが。
原作未読。旧作未鑑賞。なので、比較はできず。
どこからどこまでが原作に忠実なのだろう。
チャーリーの家の造形、庭園・研究室・ナッツ選別室・テレビ室、エレベーターの意匠は見事。
なのに、歓迎の式典。人形を燃やす必要ある?
単なる観光ではないんだよと、君たちを待ち受けている物はこんなものなんだよと先制攻撃?気分が下がる。
そんな感じで、目の前に広がっている世界観に酔いしれていると、ふっと醜悪さが差し込まれる。
きれいな色に差し色をして、より美しさが際立つようにしているのではない。
場合によっては、自分で自分の作品を踏みにじるような感じ。
これが、監督の持ち味なのだろうか?
役者は手堅い。
子役もその特徴を際立たせる演技。
オーガスタスはどこまでも考えなしに意地汚く。
バイオレットとベルーカ、マイクは憎々しく。
ウィリーの子ども時代は、その、シザーハンズ並みの装着物と相まって、哀れを誘う。
彼らと際立たせるかのように、チャーリーの笑顔がまぶしい。
ノア・テイラー氏と、ヘレナ・ボナム・カーターさんが出てきて、一波乱あるのかと思ったら、とても素敵な両親だった。正直、拍子抜け。でも、鑑賞し終わって、デップ氏相手に包み込むような愛を示せる人を演じられるのは、このお二人しかいないと思うほど、ラストがしっくりくる。
ディップ氏は、相変わらず繊細な演技が素晴らしい。それでいてのコメディセンス。
そして、改めて、こんなにきれいな方だっけと見惚れてしまう。
他にも名優たちが出演されているのだが、割愛。
ただ、ウンバ・ルンバだけは特筆しなければ。それだけが残ってしまうほど。
とても、作りこんだ映画なのだが、ファンタジーに酔うと汚され、ブラックユーモアかと思うと教訓が鼻に着く。教訓話かと思うと、主人公は、実は、ささやかなる盗みをしていたりする。
総てにおいて、中途半端で浸りきれない。それが監督の意図・持ち味と言われればそれまでなのだが。計算しつくして、陰と陽、表と裏を見せているようにも見えず。ただ、美しいものができかけてくると衝動的に汚しているように見え…。
もどかしさが後に引く。
ウォンカのチョコレートが食べたい‼️
多分ティム・バートン監督の頭の中をパカッと開くと、今作のチョコレート工場のような世界が広がっているんでしょう‼️ウォンカ氏が経営する巨大なチョコレート工場に、5人の子供たちが招待され、奇想天外な体験をする・・・‼️ホントにシュールでブラックな妄想世界ですよね‼️まったく同じ顔で工場でせっせと働くウンパルンパたちが一糸乱れずに歌い踊るミュージカル・シーンが最大の見せ場‼️そんな彼らのダンスが展開される度に、子供たちが一人ずつ姿を消していく運命、そんな子供たちの強烈で歪んだ性格、おかっぱ頭のジョニデの演技も不思議なインパクト‼️まるでエド・ウッドみたい‼️ウンパルンパをはじめ、クルミを割るリスたちなど、CGやアニマトリクスを駆使した工場内の映像はホントにマジカルでバートン監督のイマジネーション全開ですね‼️そしてラストでは人間嫌いだったウォンカがその原因となったクリストファー・リーの父親と和解するとい微笑ましいエピソードが展開‼️マジカルでブラック風味なコーティングと、ハートウォーミングな人間ドラ魔が見事なハーモニーを奏でる「チャーリーとチョコレート工場」‼️そんなティム・バートン・ワールドに病みつきになる名作ですね‼️
甘くはない
主演のジョニーデップ以外に褒める所がない
たまに見たくなる作品。
また見たい。チョコの滝や川はチョコ好きにはたまりません。アーモンド(?)仕分けてるリスかわゆす。一人ずつどこかにいなくなる子供たちが怖かったなあ。みんなどこに行くんだろうって思ってた。最後エレベーターが家まで飛んでいって少年が家族を選ぶシーン好きや。ティムバートンの世界好きだわあ。13.9.7
物語を語るようなナレーションいいよね。
勧善懲悪というか、こらしめすぎというか。
チョコレートの川や草花、ワクワク感があるよね。
25.2.22 ネトフリ
色々濃いな〜
終盤の父子の物語も良
フレディ•ハイモアくん
チャーリーの家は貧しい。
屋根のところどころ穴が空いていて、雨が降ったらどうするんだろう?
チャーリーのパパママのパパママたち、つまり
お祖父ちゃんお祖母ちゃん2組4人が一つのベッに身体を入れている。
だけど、チャーリーからしたらひいおじいちゃんやひいおばあちゃんじゃないかな、という風貌。
しかし、しっかりしてられる。
お金はいくらでも印刷されるが、金のチケットは世界に5枚だけ、と。
そのお祖父ちゃんが付き添ってくれた。
いざ、ウォンカチョコレート工場へ❣️
人形を燃やすのは、良くない。
個性的なウォーリー•ウォンカ、
ジョニー•デップ、きれいな顔。
工場の中はやはり進化していて
オリジナルより洗練されたぽいけど、
なんか暗くて恐ろしそう😱
いや、気味悪い形状になっている。
ウンパランドからウンパルンバを連れて来た。
ウンパルンバの歌とダンス、ちょっと怖い。
5人の子供のうち4人までもが、食い意地張ったり、ガムを噛み過ぎたり、何でも欲しがったり、身勝手なことしたりして自滅して、
残ったのはチャーリーだけ。
ウォンカがやっと見つけた後継者。
工場とウンパルンバを任せられる。
だけど、チャーリーは家族の為に断った。
しばらくして未練たらたらのウォンカが
チャーリーに会いに来て一緒に父の元へ。
やっと父と仲直りできたウォンカなので、
心穏やか太っ腹。
チャーリーの条件をのんで工場を託す。
なんとウォンカ、チャーリーと一緒に、
チャーリーの家に寄って
お祖父ちゃんお祖母ちゃんたちと夕食を囲んで
家族の大切さありがたさを噛み締めるのだ。
オリジナルもだが、本作、チョコレートで
子供を惹きつけておいて、
子供やその親にグサグサッと辛辣に戒めている。
そういう作品なのか⁉️
ちょっと考えたらウォンカ、まだまだ現役でいけると思うんだけど。
3作のうち本作のウンパルンバだけ容姿が全く違うのだけど。
大人数で多種多様に役割や服装が変化している。
フレディ•ハイモアくん、最初に観たのは、
TVドラマ『グッド•ドクター』でした。
本作での演技、やはりずば抜けていい。
可愛い上に表情豊か。
溌剌としたチャーリークンでした。
90点
映画評価:90点
昔、観た事あったのですが、
内容を所々しか覚えておらず。
ウォンカの新作を観る為にも、
復習の意味で視聴したのですが…
めちゃくちゃ面白いですね!
結構、完璧ってくらい面白いです。
序盤から当たり付きのチョコレートの販売でワクワク、年寄りだと思っていた爺ちゃんは小躍り
その時点で楽しい。
中盤はどんどん脱落していくサバイバル形式。
その一つ一つが気味の悪いミュージカルで、当時の想像できる限りのクソガキやその甘やかした親達に説教している様なスカっとするストーリー
終盤はこの作品が伝えたかった家族愛をメインに、
チャーリーと出会ったウォンカの変化が嬉しくなる
この作品の中には、
嬉しいやら、楽しいやら、ワクワクやら、
これでもかってくらい
ダークで不気味な喜怒哀楽が詰まっています。
全年齢が楽しめる最高の作品でした。
【2024.7.1観賞】
文化の違い?
原作が子供向けの教育用の物語なら納得できる。
けど、個人的にはハッピーエンドが好きなので、4人の子供たちが不幸な目にあったことと挽回するチャンスが与えられなかったことが悲しい。
あの年頃の男女の人格は親の教育による部分が大きいだろうに。
また、ウォンカが当時のスパイを見つけるのではなく、傲慢に育った子供たちにその憎しみがぶつかってしまっているのって個人的な倫理観としては「うーん...?」って思ってしまった。
原作がどんなものか気になるところではあるので、読めたら読みたい。
とはいえ、2024年に見てもわくわくするようなきれいな映像なこと、ジョニーデップの変なキャラなのに存在しそうな違和感のなさ、子供も含めて俳優陣の演技がすごかったので、映像を楽しむのにはオススメ。
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