チャーリーとチョコレート工場のレビュー・感想・評価
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癖が強い
いかにも大人の考えそうな昔風の寓話、倹しく家族思いの優しい子に対して食い意地の張った子、我がまま放題の子、理屈っぽくて他人を見下す子、競争心の異常に強い子などを並べ、お仕置きめいた虐待を平然と繰り返すジョニーディップも大人になりきれない怪人。子供は親の鏡ですよね、彼の冷淡な性格も厳格すぎる父親の圧しつけ教育に反発したためだとわかるから子供に言っているようで親たちにも向けたメッセージでしょう。
出版当初、いかにも対等の契約のように言っているがウンパ・ルンパはピグミー族を連想させ、体のいい奴隷に見えるとの批判があったようだ。原作者のロアルド・ダールは外見を含めて人の好き嫌いがはっきりしていて人種についても偏見があると叩かれていた作家、本作でもその傾向は多少伺える。
マーズ・アタックなどコミカルなSF好きのティム・バートン監督だから茶目っ気たっぷり、工場の奇妙なツワーもまるでディズニーランド風、超ハイテクかと思えばリスのクルミ割りのアナログ感とサービス満点。原作では偽のゴールドカードが出たのは日本だったが親日家の監督がロシアに変えたのでしょう。
癖の強い原作を癖の強い監督、俳優が演じているからミントチョコレートを初めて食べた時のような微妙な感じでした・・。
シュールなおとぎ話
よくもまあーこの世界感を映画にしよーと思ったなーと感心する。
ジョニデの不気味でシュールなキャラも良い。
シュールな絵本的な作品。
ちょいちょい有名映画へのオマージュもありクスッときた。
あと耳に残るウンパルンパの歌も秀逸っす!!
映像は、ディズニーランドのアトラクションに乗ってる気分
ティム・バートンらしい、ちょっと毒の効いた、大人向けファンタジー。
大きな子供と、小さな大人の物語。
(一人で父親に会いに行けないウィリーにチャーリーが付き添うのがツボ)
あのエレベーター欲しいなぁ。
夢の中では、縦横に動くエレベーター乗ったことあるけど、あれは飛ぶし。
透明だし。
最高。
何度見ても、夢と希望にあふれた映画です!
ウィリー・ウォンカの工場の中は、
チョコレートの川など、
夢のような世界が広がっている!
一方で、ウンパ・ルンパの歌と踊りは、
楽しいメロディーとは裏腹に、
意外にシュール。
純粋な心を忘れた子どもたちを風刺している。
また、家族の大切さを謳っていたり、
メッセージ性の多いムービーとなっている。
風変わりなウィリー・ウォンカは、
ジョニー・デップ以外に
誰が演じることができようか!
そして、チャーリー役のフレディ・ハイモアの
演技力に脱帽!
Golden Ticketが当選した子どもを新聞で見て、
口惜しそうにする表情は、素晴らしい!
ブラックユーモア多め
久々にテレビで鑑賞。この映画にはブラックユーモアが多い。始めて観たときは驚いた。おとなになって観てみると作品のよさがわかる。風刺もあり、子供を持つ親も子も観た方がいいと思う。ヘレナの優しいお母さん訳が最近の役柄ではなかったので印象的だった。どんな役もこなせるすごい女優だと思う。
【天才ショコラティエ”ウィリー・ウォンカ”のマジカルショコラワールドを堪能する。】
- 原作者:短編の名手ロアルド・ダール(本好きであれば、彼の”あなたに似た人”は一度は目を通したことがあるだろう。)
今作は、彼が結婚後、児童小説も書き始めた作品の一つ、且つ児童文学の傑作を映画化した作品である。
・かの魅力溢れるマジカルショコラワールドを”ティム・バートン&ジョニー・デップコンビ”で映画化した作品。
・”ウォンカ製の板チョコに入っている”金のチケット”を引き当てた5人の子どもに、工場の見学を特別に許可する”
誰もみたことがない、天才ショコラティエ”ウィリー・ウォンカ”のチョコレート工場への僅かな扉が開いた瞬間。(ちなみに、ウィリー・ウォンカの父親は且つて、街で一番の歯医者として鳴らしたドクター・ウォンカで当然の如く、息子とは絶縁状態:演じるのは、何とクリストファー・リーである。ナイスキャスティングである。)
・お金持ちの子どもは大量の板チョコを買い占めるが、主人公のチャーリー・バケット少年の家の貧しさたるや・・。(チャーリー少年の母は、矢張りこの人:ヘレナ・ボナム=カーター)
・チャーリーのチョコレート工場の極彩色のチョコレートの川や、ねじれたキャンディーの樹、ミント・シュガーの草花のインパクトたるや強烈で、
・更に、そこで働く、ウンパ・ルンパ(ディープ・ロイ)たちの不可思議な姿と彼らの歌と踊り・・。(魅惑のウンパ・ルンパソング)
・チャーリー・バケット少年含めたお金持ちの子ども達が、工場内で逢う運命とは・・。
<当時一人で鑑賞し、その後DVDにて幼き子供達と鑑賞したが、大人が観ても充分面白かった作品>
<2005年9月17日 鑑賞>
<その後、子供達とDVDにて鑑賞>
チョコレート工場じゃなくてウィリーウォンカの話
ウィリーウォンカについての話になっていた。
チョコレート工場は、非現実的なところがティムバートンらしくて良いと思いました。チョコレート工場への招待客の子供たちは、なんか自分勝手な子ばかりでやめてーと思いながら見ていましたか、唯一チャーリーだけがきちんとしていて、チャーリーの将来を見てみたいです。
チョコレート工場は、初めに人形が燃え始めたところから、ヤバイところだなと感じてはいましたが、不気味な感じ、さらに最先端なところが見ていて興味深く感じました。
見る前は、チョコレート工場の秘密に迫る話かなと予想していましたが、ウィリーウォンカの過去の話だったので、正直驚きはありましたが、ジョニーデップの表情とか演技が面白かったので満足です。
金曜ロードショー版では、ウィリーウォンカの吹き替えが宮野真守さんで、めっちゃハマり役だと思います。宮野真守さんが吹き替えをされている映画が好きでよく見ていましたが、この役が一番だと思います。
最後、ウィリーウォンカが歯科医へ行ってお父さんにこんなきれいな歯は見たことがないみたいなことを言われていたシーンは、感動しました。
いきなりジョニー・デップの右手がハサミになってる・・・初っ端から『シザーハンズ』のセルフオマージュで攻めてきた!
甘いチョコレート。肥満、高血圧、糖尿病、鼻血・・・かつては様々な病気の原因になるようなイメージしかなかったのだが、カカオがポリフェノールを大量に含み、ココアと同様にチョコレートが動脈硬化予防になる等々。お昼の番組でみのもんたが宣伝してたような・・・と思い出したら、さぁ大変。ウンパ・ルンパ(ディープ・ロイ)がみのもんたに見えてくるのである。何人ものみのもんたが歌い踊り、画面いっぱいに登場するのです。今宵見る悪夢はこれで決まりです!
予告編を1度でも見ていると、主人公のチャーリーがゴールド・チケットが当たることは明白なのに中々当たらない。「これはもしや、予告編に騙されるという新しい手法の映画か?!」と思いましたが、大丈夫です。そこまで詐欺師のような映画ではありません。しかし、会場ではどよめきが起きました。しかも、拾ったお金で当ててしまったのです・・・この辺りは賛否両論になるかもしれません。
日本でも高齢者社会となり、介護問題が世間を騒がせていますが、このチャーリーの家では4人の老人が体を寄せ合って生活しています。しかも年齢の合計が381歳です!これは大変なことです。普通の三世代同居は年齢の構成からいうとピラミッド型になると思うのですが、これは完璧な逆ピラミッドです。まるで将来の少子高齢化の図式を大胆に描いたものとしか思えません。そして父親の失業。どん底のような貧困家庭においても明るく健気に育つチャーリー少年。一方で、強引にゴールド・チケットを当てた4人の悪ガキたち。このキャラクターのコントラストとファンタジックな工場内の映像で満足いたしました。
途中、『2001年宇宙の旅』のオマージュがあり、板チョコがモノリスになっているというサービス精神旺盛なティム・バートン監督。ウンパ・ルンパも『マジカル・ミステリーツアー』のビートルズになっていたり、楽しませてくれます。人間を転移させるという機械は『ザ・フライ』のオマージュだと思ったのですが、これはいかがでしょう?2回観ると、もっと発見があるかもしれません。
悪役ではないクリストファー・リーも良かったし、ジョニー・デップも良かったのですが、一番のお気に入りは母親役のヘレナ・ボナム=カーターです。先祖は英国首相、叔父が映画監督、両親も上流階級と、恵まれた環境に育ちながら、庶民の役が似合う女優さんです。最も好きな彼女の出演作は『ヴァージン・フライト』。他の出演作も観てみたいなぁ。
〈公開時:映画館にて〉
シュールなチョコレート工場
ストーリーは児童文学が原作ということもあり、やや子供向け?「人のことを思い遣り、家族を大切にして、いい子でいると最後には幸せになれるよ。」みたいな。
しかし、映像や演出は大人も楽しめるシュールな作りになっていると思います。
こんな役にもハマってしまうジョニー・デップってスゴすぎです!
DVD200円ゲットシリーズ。先日、研修で世界的ロングセラーの原作...
DVD200円ゲットシリーズ。先日、研修で世界的ロングセラーの原作本が話題になったのを機に。
世界で5枚のゴールデンチケット。当たるのはわかりきってるのだが、その過程がとっても楽しい。ええんか!その当たり方(笑)
5人のうち1人に特別賞。誰になるかはわかりきってるのだが、その過程もまずまず面白い。あのリス、CGじゃないのか、スゴイ。
最後はそうきたか、で世界的ロングセラーに納得。
J・デップ演じるウォンカが西川貴教、ウンパ・ルンパがせんだみつおに見えて仕方がなかった(笑)
幅広い層が楽しめる映画。
私は女性が大好きだが、それと同じくらい好きな物がある。
そう、チョコレートだ。
私は甘いものに目がない。
この作品を見た後はガトーショコラを一袋食った程だ。
作品自体は面白さと家族の温かさを感じたが、
なによりもチョコが食いたくなった。
ストーリーはジョニーデップ演じるウィリーウォンカが経営するチョコレート工場に招待された5人の子供による、ファンタジー作品。
ジョニーデップが主演の作品なのだが、私のジョニデの印象はパイカリ(パイレーツオブカリビアン)のカッコ良いワイルドな印象だったので、本当に同一人物か!?と目を疑うほどだ。
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