FEMME フェム

劇場公開日:2025年3月28日

FEMME フェム

解説・あらすじ

ヘイトクライムの標的にされたドラァグクイーンが、自分を襲撃した男を相手に危うい駆け引きにのみ込まれていく姿を描いたイギリス製ラブサスペンス。2021年に英国アカデミー賞にノミネートされたサム・H・フリーマン&ン・チュンピン監督による同名短編を、同監督のメガホンで長編映画化した。

ナイトクラブのステージで観客を魅了するドラァグクイーンのジュールズは、タトゥーだらけの男プレストンと出会う。しかしその出会いは突如として憎悪に満ちた暴力へと変わり、ジュールズは心身に深い傷を負う。数カ月後、ジュールズはゲイサウナで偶然にもプレストンと再会。自身の性的指向を隠して暮らすプレストンに復讐するチャンスを得たジュールズは巧みに彼に接近するが、密会を重ねるうちにプレストンの暴力的な仮面の奥に潜む脆さと葛藤が浮かびあがり、ジュールズの心にも説明のつかない感情が芽生えはじめる。

「キャンディマン」のネイサン・スチュアート=ジャレットがジュールズ、「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マッケイがプレストンを演じた。

2023年製作/98分/R18+/イギリス
原題または英題:Femme
配給:クロックワークス
劇場公開日:2025年3月28日

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(C)British Broadcasting Corporation and Agile Femme Limited 2022

映画レビュー

3.0いまいち

2025年8月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

よくわからなかった

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むーらん

4.0お互い相手の事をどう思っているのか?察する作品。

2025年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ドキドキ

男性同士の性行為があるのでR18+ですが、いやらしさは感じなかった。それより、お互い相手の事をどう思っているのか?の方が気になって。
憎しみなのか?愛なのか?わからないまま話は続き、ラストの答えに胸が打たれる。

「愛してる」など、はっきりとした台詞がなく、観客の想像に任せる作品は苦手なのですが、これはアリ。見て感じられる、曖昧な感情が伝わってくるから。
続編を作って欲しい作品。

ドラァグクイーン役は、アカデミー賞男優賞をとってもいい位、女の姿と男の姿の使い分けが素晴らしく、相手役もワルの顔から少しずつ隠している顔が見えてくるのも良かった。

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まありん

5.0スパイスの効いた作品

2025年4月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

驚く

斬新

普段見ないジャンルなのでスルーしていましたが、評価が高いので気になった作品。今週終映とのことで滑り込んできました。
結果、大正解でした。とても見応えがありました。

まさか、見終わった瞬間の感情が「切ない」とは予想もしてませんでした。主人公の複雑な感情がとてもよく伝わってきました。葛藤の末のステージ上の発言は、許してあげたい。でも、元はと言えば主人公も結構悪い。

途中のゲームきっかけの人間関係の転調も絶妙だし、結末も完璧でした。

ただ、かなり性的絡みも多いし特殊な世界のお話なので、知人におすすめはしづらい…からここでおすすめしときます。

帰宅後ネットで主人公達のインタビュー動画を見ました。まるで別人に見えます。演技力に脱帽。

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SING SING

5.0多彩な表情と感情の変化に釘付け

2025年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

緊張感のあるストーリー展開や会話は勿論のこと、
ジュールズとプレストンの、内面に感情の裏表を抱えている状態における、
誘惑、困惑、逡巡、葛藤、恐怖、支配、隷属、安堵、茫然など、
多彩な感情や多層的な表情の変化の表現が素晴らしく、魅力的で釘付けになる。

ほとんどが夜の時間帯の出来事で、
赤、青の人工的な照明光の多い、暗い闇を背景にしているシーンが多いので、
彼らの表情が一層強調され、キャラクターにグッと集中、引き込まれる。

同性であるが故の困難さや複雑な事情、状況はあるが、
それを差し引いてもラブストーリーとして切なく、胸に迫るものがある。

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HK

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