スタントマン 武替道

劇場公開日:2025年7月25日

解説・あらすじ

香港アクション映画界の現場に欠くことのできないスタントマンたちに焦点を当て、仕事と夢に情熱を注ぐスタントマンたちの姿を描いたドラマ。日本でも人気を集めた「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」のテレンス・ラウとフィリップ・ンが出演。

1980年代、売れっ子アクション監督として活躍していたサムは、撮影中に危険なアクションシーンを強行したことでスタントマンを半身不随にしてしまい、映画業界を引退する。時は流れ、整骨院を営み静かに暮らしていたサムのもとに、かつての仲間から「もう一度アクション映画の監督をやってほしい」という依頼が舞い込み、数十年ぶりに映画制作に参加する。しかし、アクション映画の現場は、かつてとは異なりコンプライアンスも厳しく、リアリティを追求するサムのやり方に俳優のワイや製作陣が反発し、現場はぎくしゃくする。若手スタントマンのロンは、サムを献身的にフォローし何とか撮影を進めようとするが……。

サム役を、「ツイン・ドラゴン」など数々の作品でアクション指導を務め、「燃えよドラゴン」などに出演もした香港アクション映画界のレジェンド、トン・ワイが演じた。若手スタントマンのロン役をテレンス・ラウ、人気アクション俳優のワイ役をフィリップ・ンがそれぞれ担当。監督は双子のアクション俳優として活躍し、本作が初監督となるアルバート・レオンとハーバート・レオン。タイトルの「武替道(ぶたいどう)」は中国語で「スタントの道」の意味。

2024年製作/114分/G/香港
原題または英題:武替道 Stuntman
配給:ツイン
劇場公開日:2025年7月25日

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映画レビュー

3.5 あの名作アクションのクライマックスが想起される心憎いオープニング

2025年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

興奮

冒頭のアクションシーンは、刑事と悪人によるデパート内での追跡劇から始まり、乱闘による階段落ちならぬエスカレーター落ち、ガラスのショーケースの破壊、吹き抜けの2階からの落下といったシーンが続き、香港映画ファンであれば、ジャッキー・チェン監督・主演の傑作「ポリス・ストーリー 香港国際警察」(1985)のクライマックスシーンがすぐに想起されることでしょう。

「スタントマン 武替道」は、香港のアクション映画の現場に欠かせないスタントマンたちがワンシーンに全てを懸ける姿を描いた胸アツのアクションドラマです。スタントという仕事に誇りを持ち、映画という夢に情熱を注ぐ命がけの生き様が観る者の心を打ちます。彼らのアクションが映画原始の興奮を呼び覚ましてくれます。

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和田隆

2.0 惜しすぎる

2025年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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Katkat

4.0 観れて良かったー テレンスラウ。

2025年9月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

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みったん

3.0 胸熱!香港魂

2025年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

見事なまでの起承転結、すごくわかりやすい作品。

香港映画の栄光を取り戻すべく奔走するサムだが、
どうにも旧態依然とした映画制作アプローチなのは否めないが、
若者たちとともに制作にあたりながら、双方の理解を深めていき、
コミュニケーションに変化が訪れる様は、なんとも胸熱である。

加えて、アクション助監督に抜擢された若手スタントマンのロンの
セリフがいちいち熱い!ぶっ刺さる!

アクションシーンもそこそこあるのだが、
映画撮影におけるアクションの位置づけなので、私の期待とは違っていた。
もっともっとアクションが見たかった。

しかしながら、スタントマンのスポットがあたるのはうれしい。
スタントマンの俳優ももっと生まれてほしいと思う。

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ひでちゃぴん