Welcome Back

劇場公開日:

Welcome Back

解説・あらすじ

粗暴だがヒールとして人気のボクサーと、彼の強さを誰よりも信じる純粋無垢な青年の強い絆と変わりゆく関係性を、圧巻のボクシングシーンを交えて描いたロードムービー。

新人王最有力候補のボクサー・冴木輝彦(テル)と、生まれつき記憶力に長けているがコミュニケーションが苦手な友原勉(ベン)は、同じ団地で兄弟のように育った。ベンにとってテルは憧れで絶対的な存在だったが、テルは新人王決定戦で対戦相手の北澤に敗れてしまう。敗北後も何事もなかったかのように振るまい、ベンにも優しく接するテルだったが、その生活は少しずつ荒んでいく。ボクシングなど初めから興味がなかったかのように遊び呆けるテルの様子に耐えられなくなったベンは、テルのグローブを持ち出して北澤への復讐を誓う。

「ミッドナイトスワン」の吉村界人がテル、「Cloud クラウド」の三河悠冴がベンを演じ、遠藤雄弥、宮田佳典、優希美青、松浦慎一郎、テイ龍進、菅田俊が共演。「高崎グラフィティ。」の川島直人が監督を務めた。

2024年製作/119分/G/日本
配給:パルコ
劇場公開日:2025年1月10日

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映画レビュー

3.0キッズリターン

2025年2月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

良い意味でも悪い意味でもキッズリターン。1つの映画としては楽しめるがこのパターンのボクシング映画はキッズリターンを追いかけるような印象を受けてしまう。ボクシングシーンなども良く描けてると思うだけにもう1つ突き抜けるモノがあると良いかなと感じてしまう。

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トモ

3.0テルがひとり立ちしていく物語

2025年2月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

兄弟のように育ったテル(吉村界人)とベン(三河悠冴)。
テルはずっとベンの憧れであり、ボクシングで絶対負けない絶対的な存在だったのだが、
北澤(宮田佳典)に負けてからは、ベンの復讐(というのもおかしな話だが)のために
東京から北澤のいる大阪までのロードムービーなっていく。
※前情報がなければロードムービーになること自体意外である

この二人を心配する青山(遠藤雄弥)の存在が超大事だ。
青山はかつてテルに負けたボクサーだが、どうにもこの二人の行く末が気になるらしい。
大阪までの旅路をサポートする何ともいいやつだし、彼もまたテルからの敗戦をひきずっているに違いない。

途中で気づいたが、これはテル視点の話であり、ベンが中心人物ではない。
実は青山がナビゲーターとなり、話を展開させている。
そして強力な絶対的な敵、北澤の存在がベンをひとり立ちさせていくし、
ベンがひとり立ちしたことで、テルもようやく前を向き始める、、、という、なんとも清々しい作品。

やっぱりこういう佳作に出会えるのが単館系の映画作品。
今週観たシネコン系のメジャー邦画はもちろん素晴らしいのだけれど、
邦画には単感でも滋味溢れる作品がたくさんある。

これが映画鑑賞の醍醐味だとあらためて思った。

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ひでちゃぴん

3.5チンピラ兄さん

2025年2月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

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まこやん

4.5ボクシング映画ではないです。

2025年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ボクシングの描写が素晴らしいので
それがメインディッシュ?って思いがちですが
そうではないのです。
ただ、その説得力が力強いが故に
成り立つブラザーフッド・ロードムービーです。

ボクシングを扱う作品は大変好きなんです。
いくつかの作品の中でもボクシングの
痛みと怖さが伝わってくる作品でした。
だからでしょうかね?
同じく全キャラの心情もそんな描写も含め
描き切れていると思うのです。

もちろん演者さんたちの力量あってのもの
だと思います。いやはやすごいなぁ・・・
の一言でした。

展開に関しては少々無理あるかなぁ~とか
個人的にはラストはちょっと蛇足感あるなぁ
観客のイメージを膨らませる終わり方が良かったかなぁ
とは思うものの、久々に熱い友情&成長物語を
みたなぁって・・・思いました。

説得力ある作品は大好きです。

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バリカタ