Underground アンダーグラウンド

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劇場公開日:

Underground アンダーグラウンド

解説・あらすじ

「鉱 ARAGANE」「セノーテ」など異形の地下世界を題材に映画制作を続けてきた小田香監督が、日本の地下世界にカメラを向けた作品。

地下の暗闇から現れた「シャドウ(影)」はある女の姿を借り、時代も場所も超えた旅に出る。シャドウは地下鉄が走る音を聞き、戦争で多くの人々が命を落としたほら穴の中で死者の声に耳を澄ませる。山奥の寺では、洞窟へと続く壁面に彫られた仏のために読経する僧侶のかたわらに身を寄せる。かつてそこで起きたことをトレースするようになったシャドウは、ふと訪れた映画館で目にした映像に導かれ、湖の底に沈んだ街へと向かう。

小田監督が3年かけて日本各地で取材を行い、その土地に宿る歴史と記憶、土地の人々の声を反映させて描きだす。米津玄師「Lemon」MVでのダンスや映画「Shari」の監督として知られる映画作家・ダンサーの吉開菜央が、女の姿を借りたシャドウを演じた。

2024年製作/83分/G/日本
配給:ユーロスペース、スリーピン
劇場公開日:2025年3月1日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
筒井龍平
杉原永純
テクニカルディレクション
長崎隼人
撮影
高野貴子
照明
平谷里紗
白鳥友輔
録音
長崎隼人
整音
山﨑巌
グレーディング
長崎隼人
サウンドデザイン
山﨑巌
監督補佐・撮影補佐
鳥井雄人
撮影補佐
三浦博之
投影装置制作
岩田拓朗
平戸理子
山田大揮
スチル
権藤義人
プロダクションコーディネート
小山冴子
小田絵理子
音楽
細井美裕
タイトルデザイン
畑ユリエ
グラフィックデザイン
畑ユリエ
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(C)2024 trixta

映画レビュー

4.0地下の闇と映画館の闇がつながる

2025年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

小田香監督の撮るショットは凄みがある。作品を発表するごとに抽象表現に向かっているなと感じているのだけど、本作はそれをさらに推し進めている感じだ。今回はダンサーと組んでドキュメンタリーのようなインスタレーションの実験映像のような、とても不可思議な映像空間を作り上げている。
シャドウという存在が出てくるんだけど、それが何の化身かはよくわからない。しかし、彼女の目を通してみた世界の「驚き」みたいなものはスクリーンを通して如実に感じられる。世界の体験の仕方を変えてくれるような、そういう気分になる鑑賞体験だ。
映画館の暗闇と地下世界の暗闇が地続きになることで、フレームの喪失を感じてしまうような、非常に強い没入感を生み出すすごい映画だと思う。小田監督のショットはそうやって見る人を非常に深い深部にまで連れて行ってしまう凄みがある。よくわからないけど、もう一回見たくなる、というかもう一回体験したくなる。

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杉本穂高

2.01番いいトコはポスター

2025年4月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ポスターのイメージから、ホラーやスリラーに通じるような不可思議な話を期待して観たんだけど、

まあ、不可思議だったり幻想的だったりするけど、ほとんどセリフがなく、淡々と風景を観せられ続け、

セリフがあると思ったら「戦時中、あーだった、こーだった」と説明するオジさん(その土地のガイドさん?)の話を聞かされ、何を観せられてるんだろう…と。

実験的な映画です。

数シーン、ハッとするような心つかまれるような画があります。

そんなシーンが良いのと、1番いいトコはポスター(笑)

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RAIN DOG

2.0観てるうちに飽きてきた

2025年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ので後半は退屈したし、音が雑音にしか聞こえなくなった。

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Mr. Planty

0.5辛酸を舐めたことの無い者は沈黙せよ

2025年3月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

風物の画像・音声とあの女性の日常描写だけで充分伝わるのになんでああするかなぁ…
残念。

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ひろちゃんのカレシ

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