アイヌプリ

劇場公開日:

アイヌプリ

解説

北海道・白糠町で伝統的な鮭漁をはじめとするアイヌ文化を継承し、日常の中で「アイヌプリ(アイヌ式)」を実践する人々を追ったドキュメンタリー。

白糠町で暮らす天内重樹さん(シゲさん)は、現代人としての日々を過ごしながらもアイヌプリを実践し、先祖から続く鮭漁の技法や文化、信仰などを息子の基樹に伝えている。そんなシゲさんとその家族に密着し、自らのルーツを大事にしながら今を生きる等身大の彼らの日常を、北海道の荘厳な大地と共に生き生きと映しだす。

監督は「アイヌモシリ」で2020年トライベッカ映画祭インターナショナル・ナラティブ・コンペティション部門の審査員特別賞、「山女」で2023年TAMA映画祭の最優秀新進監督賞を受賞し、ドラマ「SHOGUN 将軍」でも1エピソードを担当した福永壮志。アイヌの伝統楽器トンコリ演奏の第一人者であるOKIが音楽を手がけた。

2024年製作/82分/G/日本
配給:ナカチカピクチャーズ
劇場公開日:2024年12月14日

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(C)2024 Takeshi Fukunaga/AINU PURI Production Committee

映画レビュー

5.0言い方が難しいけれども、「アイヌ文化の啓発」映画そのものではないは...

2025年2月2日
iPhoneアプリから投稿

言い方が難しいけれども、「アイヌ文化の啓発」映画そのものではないはずだし、
有名人のドキュメンタリーのような、ある具体的な個人の経歴やプロフィールを掘り下げるという目的のものでもない。
そういった固まった「」付きの名詞に回収されてしまうことなく、アイヌであるという人が普通に暮らしている、ある種の匿名性を保った一般的なひととして、そことでの暮らしや考えをさりげなけ汲み取っていく。どの方向にも振り切れないバランス感覚がすごくよく表れていると思う。

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kp

3.5アイヌ文化

2025年1月23日
Androidアプリから投稿

食材ハンターみたいな狩猟、捌くシーンにはヒエ〜大変そうとなったけど 生命を大事にするからこそ余す事なく頂く、きちんと神様に感謝しながらの姿はお店に行けば物が買える現代人が忘れてしまっている心掛けだなと思いました 北方領土問題といい、元々其処に住んでいる人達の方が苦労を強いられ、昔ながらの“足るを知る“狩猟方法なのに法律が煩くなっているのは変だな 祭祀に参加の人も少なかったし、息子ちゃんも顔付きといい普通のリーマンになりたいみたいでアイヌの血が段々と薄まって、将来的には貴重な文化が失われてしまうのではないかという危機感を感じた 去年は鮭あんまし捕れなかったみたいだけどどうだったんだろう?気になった

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ゆう

4.5アイヌ民族を知る一助に

2025年1月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

アイヌ民族の伝統を受け継ぐ家族と地域の人々を撮ったドキュメンタリー映画。
アイヌの文化や歴史は詳しくないですが、知りたいと思ってアイヌ関係の映画は積極的に鑑賞しています。

子供の受動喫煙と飲酒(舐めるだけだけど)は気になりました。⁡リアルなのかもだけど、そういうシーンは映さなきゃいいのに……⁡

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khs69

5.0生活の中に生きる伝統と文化

2025年1月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

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ジュジュばあ