赤羽骨子のボディガード

劇場公開日:

解説

講談社「週刊少年マガジン」連載の丹月正光による同名コミックを、アイドルグループ「Snow Man」のラウール主演で実写映画化した学園アクション。

高校生の赤羽骨子は、ある事情から100億円の懸賞金をかけられ、殺し屋から狙われる身となってしまう。幼なじみの不良・威吹荒邦は骨子のボディガードを引き受けるが、彼に与えられたミッションは骨子本人にバレることなく彼女を守り抜くことで、なんとクラスメイト全員が同じく彼女のボディガードだった。クラスには司令塔の染島澄彦や空手家の棘家寧をはじめ、罠師、スナイパー、ハッカー、詐欺師など一癖も二癖もあるメンバーが集結。さらに骨子の父で国家安全保障庁長官の尽宮正人や、骨子を憎む姉・尽宮正親も加わって大騒動が勃発する。

威吹荒邦をラウール、赤羽骨子を出口夏希が演じ、染島澄彦役で奥平大兼、棘家寧役で髙橋ひかる、尽宮正親役で土屋太鳳が共演。「変な家」の石川淳一が監督を務め、テレビドラマ「半沢直樹」の八津弘幸が脚本を手がけた。

2024年製作/117分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2024年8月2日

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(C)2024「赤羽骨子のボディガード」製作委員会

映画レビュー

4.0才能ある若手俳優の宝庫ではないか

2024年8月28日
PCから投稿

原作マンガは未読。なんとなく予告編を目にしたことがある程度の知識で観に行ったのはSNS上で『ベイビーわるきゅーれ』の阪元裕吾監督が絶賛していたからなのだが、なるほど、絶対にありえない大ウソが、ちゃんと実体のある俳優たちによって成立していることに驚いた。マンガの実写化は、コスプレ学芸会になるか大胆にアレンジして実写のリアルに落とし込むかの二択になりがちだと思うのだが、ほぼほぼコスプレ祭りで現実味もないはずなのに、それぞれのキャラクターが粒立っていて、この世界観も受け入れる気になる。似た感覚があったのが『帝一の國』だったことも思い出した。

正直若い俳優さんに明るくなくて、自分が認識できたのは木村昴、戸塚純貴、坂口涼太郎、あのと3時のヒロインのかなでくらいだが、クラスメート役の面々がそれぞれの役割をきっちり果たしていることも良い。例えば骨子役の出口夏希は堂々たるヒロインっぷりだし、主人公を演じたラウールは演技自体は上手ではないかも知れないが、ちゃんとまっすぐさが伝わって好感を勝ち取るキャラになっていた。つくづく映画はカメラに愛されることが重要だと思う。

おそらくほかのクラスメート役のひとたちも、今後どんどん活躍の場を広げていくのだろうし、ひとつの映画には多すぎるメインキャラをなるべく端折らず全員の決めカットを入れ込んでいくスタイルは、きっと作り手にも若い才能を応援する意図があったんじゃないだろうか。数年後に「赤羽骨子って若手の登竜門だったね」みたいに語られることになっていても全然不思議じゃない。

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村山章

3.53年4組は最後まであきらめない

2025年1月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「敵を欺くには味方から」っていう所かな。
3年4組はこれからも骨子を守る為、最後までボディガードとしてあきらめない。

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上みちる

3.02024 129本目

2025年1月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

つまらなくはないし、出口さんはかわいいんだけどファン向けの映画かな?
設定だから仕方ないけど、あまりにも骨子ちゃん鈍感すぎるでしょ笑笑

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しゅん13

3.5友情・スポ根(ダンス)・家族愛・団結と盛り沢山‼️

2024年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

学園コメディー映画の変わり種。
漫画が原作なので、メイクや衣装がぶっ飛んでて楽しい。
派手なアクションシーン。
若手の俳優たちのフレッシュな躍動感に、
オジサン俳優(遠藤憲一、津田健次郎、皆川猿時、安井順平などの、)
若手vsオジサンのミックス感が、最高に生きてました。
赤羽骨子を演じる出口夏希は清楚で愛らしい、しっかり者。
ボディガード1号のラウールは、馬鹿っぽさと馬力と高身長で敵役。
遠藤憲一のコスチュームと顔を斜めに横切る刀傷のインパクトが大‼️
エンケンはやや凄みに欠けて、心情的にはウエット。
ウエットと言えば、
土屋太鳳の役も、僻み嫉みが恨みに変わってて、結構ネクラキャラだね。
土屋太鳳は、はじめ殆ど見分けつかず、
真面目な土屋太鳳のイメージを覆すキャラ変。
メイクで最初は男の名前で、かなりの変化球の役で、言葉遣い、
“オイ““コラ““テメェ“的言葉をあやつり、
本人も面白かったんじゃないの?
このキャラ変の役作りは、若手もオジサンもメチャメチャ
楽しんでたと思う。
3年4組の22人が《赤羽骨子》のボディガード。
骨子は凄い愛されてるし、クラスのチームワークも、
ダンスコンクールで団結する女子もみんな羨ましいよ!!
《100億の懸賞金を掛けられた赤羽骨子を護るミッション!!》
(刺客がバラエティ豊富で面白い。)

中身は爽やか系の青春・学園ドラマでした。
意外と、好感度高かったです。

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琥珀糖