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エジャトンが走る！ベイトマンが追い込む！！『ダイ・ハード2』のようにクリスマスの空港を舞台に、『ダイ・ハード3』のように犯人の指示に従い、そして何より『ダイ・ハード』のように大傑作だ！！！今世紀最高のクリスマス・アクションスリラー映画かも

「気になるかも」新作がある度についつい観たくなる信頼に足るジャウム・コレット＝セラ監督作品にハズレほぼなし充実のフィルモグラフィーなタロン・エジャトン主演、そして大好きなジェイソン・ベイトマンな犯人役という天才的なキャスティングでの意表を突く当たり役な名演。面白すぎてニヤニヤと鳥肌が同時に起こってビビった。ガッツポーズ級のまさしく"ドリームワークス"！夢中になった、興奮冷めやらないこの面白さは確かに機内に持ち込みたい？
「夢には"有効期限"がある」…人生を楽しむことを恐れ、延々同じところを走るのが得意な負け犬。世の中には指示する人間と指示を聞く人間がいる。お前は聞く側の人間だ。それであなたは幸せ？失敗を恐れずに挑戦しろ、情熱を取り戻せ！ある意味でまさしく【ダイ・ハード】＝ "死ぬ気になればやってやれないことはない"というお決まりの自己実現に関するテーマを、この上なく効果的かつ見入るほど面白く描き出していて、とにかく最高だった。最高すぎた。夢があるのに怖かったり面倒だったり、「どうせ…」と逃げて何もしない（一方で真っ直ぐ生きたい）自分には否応なしにブッ刺さる。主人公イーサン・コーペックとは、まさしく僕ら観客自身。
「トレーに入れよう！」彼も仕事なんだ。この八方塞がりな絶望的な状況で、ある事情から警官の夢破れたスマートキッドな主人公は一体全体どうするのか？エジャトンの苦悶の演技がよかったし、コレット=セラ監督も自身の得意なジャンルで生き生きとその手腕は輝き、例えば刑事の車中アクションも魅せられた。観客の興味を引き続ける巧みな仕掛け満載で、最近はめっきり製作されなくなったタイプ（80〜90年代がピーク？）の罪深い喜び。犯人の目的や手段もアップデートされていて現代らしい。単純な私利私欲のためでなく、テロを口実とした"民主主義"の名の下に排他・排斥的な動きが目立ったり（世界的な保守・右翼化の傾向）、それによって銃社会や軍事企業が儲ける図式。犯罪を見過ごした経験があるか？

「やる気が出た」

勝手に関連作品『ダイ・ハード1〜3』『フライト・ゲーム』『トレイン・ミッション』『フォーン・ブース』『ニック・オブ・タイム』『ギルティ』『イーグル・アイ』

P.S. 一件落着直後のカットも、完璧にダイ・ハード

クリスマスになんの思い入れもないけど、とりあえずクリスマスムービーを観てクリスマスソングを聴くという12月。
タロン・エガートン主演のクリスマスムービーという事で期待して観ましたが、期待を上回るクリスマスムービーでした。
クリスマスホリデーにロサンゼルスで孤立無援でテロと戦う｢とってもついてない男｣の主人公。
私の大好きなヒーローを想像させます。
その彼と同じように何回もやってくる絶体絶命の危機を脱していくストーリー、テンポよく進むので全く飽きる事なくとっても楽しめました。
なかなかの敵だったのも良かったです。
あのやっつけ方もスッキリ。
☆5にしたいところだけど、悪い事してない人はみんなハッピーになってほしかったので4.5。
これまた大好きなクリスマスムービーの仲間入りです。

採点3.7
テロリストと空港保安局員との、空港というワンシュチェエーションのサスペンス。
途中ワムをバックにしたカーアクションがすごく良い。
クリスマス、航空機とどうしてもダイハードと比べちゃうんですが、これはこれで良かったですよ。
特に終盤の迫るような展開は中々。とても楽しめました。

伏線だらけ
どんなふうに回収されるのか予想したりして楽しめる
最後の回収は途中で何となく分かったけど
でもいかにもアメリカ映画でちょっと調子よすぎなところが少し残念