ブリックレイヤー

劇場公開日:

ブリックレイヤー

解説・あらすじ

元FBIという経歴を持つ小説家ポール・リンゼイがノア・ボイド名義で発表した小説を、「ダークナイト」「エンド・オブ・ホワイトハウス」のアーロン・エッカート主演で映画化したサスペンスアクション。

ヨーロッパでアメリカの諜報活動への抗議デモが広がる中、ギリシャのテッサロニキで米政府に批判的な女性記者の遺体が発見された。その背景には、反米を訴えるジャーナリストの殺害をCIAの仕業に見せかけることで、アメリカに対する世の反感をより高めようとする意図が存在した。やがて事件の容疑者として、1年半前に死亡したはずのCIA諜報員ヴィクター・ラデックの存在が浮上。捜査が手詰まりとなる中、米政府はかつてラデックの同僚だった元CIAエージェントのスティーヴ・ヴェイルに協力を要請する。レンガ職人として静かに暮らしていたヴェイルはかつての友との因縁に決着をつけるため、捜査に協力することにするが……。

監督は「クリフハンガー」「ダイ・ハード2」などのアクション映画で知られるレニー・ハーリン。

2023年製作/110分/PG12/アメリカ・ブルガリア・ギリシャ合作
原題または英題:The Bricklayer
配給:クロックワークス
劇場公開日:2024年3月22日

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映画レビュー

3.0突っ込みどころは多いけれど

2024年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

31歳の若さで『ダイ・ハード2』を手掛けたレニー・ハーリンも今や65歳。最近はハリウッド大作を手がけることもなくなった。だが、彼ならではの、一か所にとどまらない生き方は映画作りに一つの特色をもたらしている。というのも本作の大部分はギリシアが舞台で、その映像にも典型的なハリウッド映画とは異なる情緒が感じられるから。調べてみるといまハーリン監督はブルガリアにお住まいだとか。ギリシアとの近さを考えるとこれもまた低予算で最大効果を上げるための有効な選択肢なのだと納得させられる。では肝心の内容はどうかというと、元CIAのレンガ職人という設定に興味惹かれる(もっと活かせたとは思うけれど)。謎の人物を追う展開には取り立てて驚きのない型通りの筆運びを感じるが、いざアクション場面になると途端に生き生き。格闘や銃撃やカーアクション、群衆の用い方など「型通り」を飛び越えた思い切りの良さと、見せ方の面白さが光る。

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牛津厚信

2.0ラスボスへの同情展開は無理

2025年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

CIAを裏切った男を追う主人公。元CIA職員同士の激闘を描く物語。

アーロン・エッカート主演のスパイアクション。
CGが悪目立ちしていない、最近では珍しい正統派アクションですね。

アクションはしっかり。
ただ、アクションを魅せるためだけの物語になっているのが残念なところ。
テンコ盛りのアクションも、同じようなシーンが多く必然性も感じないため、クライマックスに行くまでに食傷気味になってしまいます。
凄腕のベテランが、若い女性職員を小ばかにするような設定も、古めかしく感じてしまいます。

また、幾らCIAに恨みがある・・・と言っても、罪のないジャーナリストを殺すラスボスに同情の余地はないのに、、同情を引くような話の進め方には不愉快さすら感じました。

私的評価は厳しめです。

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よし

3.0どこかで見たような…

2025年2月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

2023(日本公開2024)年、アメリカ・ギリシャ・ブルガリア映画。

【監督】:レニー・ハーリン
【脚本】:ハンナ・ウェグ、マット・ジョンソン
【原作】:ノア・ボイド『脅迫』
※ノア・ボイドの本名は、ポール・リンゼイ(元海兵隊、除隊後FBI)

主な配役
【スティーヴ・ヴェイル 】:アーロン・エッカート
【ケイト】:ニーナ・ドブレフ
【オマリー】:ティム・ブレイク・ネルソン
【タイ】:イルフェネシュ・ハデラ
【ヴィクター・ラデック】:クリフトン・コリンズ・Jr

1.正統派アクション

安定の品質、アメリカ産スパイアクション。
どこかで見たような気がするが、おそらく気のせいだ。

◆元親友、いまは敵
◆ギクシャクした関係で始まるバディ
◆協力者の顔をした裏切り者

これらの要素を織り込んで映画を作れば、
そりゃあ、似てきますよね。

2.傷だらけのアーロン・エッカート

悪役もこなせるアーロン・エッカート。
実年齢は56歳だが、身のこなしは素晴らしい。
レンガ職人、というのも面白い。

ところで、映画に出てくるCIA要員は、
ほぼ全員が武術万能だが、リアルにそうなのかな?
そんなわけないよね。

3.まとめ

どこかで、いつか見たような、まさにデジャヴ映画だ。
スーパーエージェントが大立ち回りを演じる。
情報を敵側に漏洩していたのは、、、
やはり、あの方でした。
意外性はなく。
☆3.0

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Haihai

3.5主演も監督も何か久しぶりです

2025年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アーロン・エッカート主演のCIAサスペンスアクションもの。
何か久しぶりですねアーロン・エッカート。
監督はレニー・ハーリンときた。
この監督も久しぶりですね。
ギリシャを舞台にスパイものというのは新鮮で
ストーリーもアクションもなかなかいい感じで
結構楽しめました。
裏切者は誰かという展開もあり
最後の最後まで見逃せないのも良かった。
ブリックレイヤー(レンガ職人)である意味は分からんけど・・・

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tom