ゴジラ-1.0/Cのレビュー・感想・評価
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やっぱりKOされました🫡
アリゾナ州のAMC映画館でカラー版を観て以来、数日前からアマプラで毎日30分ずつに分けて視聴し、今夜(2024/05/08)観終わりました。
元々、モノクロ映画に対して否定的でしたが、ゴジラの出現から徐々にモノクロの味わい深さに気づき、なんだかんだエンドロールまで、テレビに齧りつかんばかりに堪能させて頂きました(笑)
命を大切に考える登場人物たちや、弱さを隠さない主人公の姿に、今回もまた涙腺が緩みかけました🥹
ゴジラの放射熱線、いつ観ても鳥肌総立ちです。
音楽のタイミングの良さも神がかっています。
臭い演技は間々ありますが、そんなのご愛嬌です。
価値ある名作です。まだ観ていない方は是非ご覧下さい!!!!
カラー版と比べて
戦後の街の様子が記録映画の様。
初代ゴジラと違い画質自体は綺麗なので、ゴジラの怖さは余計に引き立つ。
爆発シーンや、波動砲の様な熱線はどうなるかなぁと・・・・流石にこれは白黒故に迫力は落ちてしまうのは否めない。
別にゴジラが主役でなくてもよかった作品‼️
ここ最近の日本の怪獣映画としては、やはり「シン・ゴジラ」と並ぶ双壁ですね‼️何もかもヒジョーに良く出来てると思います‼️特にこのモノクロ版はカラー版よりも品格が上がってる気がする‼️ただそれだけにゴジラがアメリカの水爆実験の産物だという事を明確に打ち出して欲しかった‼️オリジナルの「ゴジラ」であれだけ志村喬さんが声を上げて訴えていたのに‼️今作では思わせぶりな海中での核爆発の映像がチラッと映るだけ‼️その後どうやってゴジラが誕生したのかという具体的なやりとりはありません‼️確かにこの「ゴジラー1.0 」は怪獣映画としては良く出来てますが、"核の申し子" というゴジラ本来のメッセージを打ち出さないのであれば、別にゴジラが主役でなくても良かったと思います‼️「ラドンー1.0」でも「モスラー1.0」、「ガメラー1.0」でも良かった‼️オリジナルの「ゴジラ」は露骨にゴジラ誕生はアメリカのせいだと訴えていたため、そのやりとりは全てカットされ、レイモンド・バーというヒッチコックの「裏窓」の犯人役の俳優さんが、記者役でゴジラによる惨状をリポートするシーンが大量に追加された「怪獣王ゴジラ」というタイトルでアメリカで公開されました‼️オリジナルがアメリカで公開されたのは初公開から50年後の2004年だったのです‼️そういう経緯を踏まえると、今回の「ゴジラー1.0」は私的にアメリカに媚びているように映る‼️例えば今回の「ゴジラー1.0」でもアメリカの水爆実験によりゴジラが誕生したと声高に訴えていたら、果たしてアメリカで公開されたでしょうか⁉️果たしてアカデミー視覚効果賞を受賞できたのでしょうか⁉️多分無理だったような気がします‼️そんな今作のスタッフたちが「オッペンハイマー」のアンサー映画を作れるのか⁉️多分無理だと思います‼️
モノクロ版製作は 初代「ゴジラ」への挑戦
人間ドラマが9割
本作はモノクロ版というだけで中身は同じ、確かにモノクロだと時代の雰囲気がでてますね。初代ゴジラに寄せたオマージュでしょう。
2時間余りの長尺だが人間ドラマが9割、これも「ALWAYS 三丁目の夕日」や「永遠の0」などヒューマンドラマが得意な山崎貴監督らしさ全開、さしずめゴジラは厄介な悪役といった冷めた脇どころ、昔、鶴田浩二さんも揶揄されていましたが特攻の生き残りの同僚への罪の意識とかは「永遠の0」の流れでしょうかね。
戦後の貧しい恋人たちということであれば、先ずは黒澤監督の初期作品「素晴らしき日曜日」の人間賛歌が頭に浮かびます、それに比べれば山崎監督は戦争体験が無い分リアリティが欠けるのは致し方ないでしょうね。
本作の特徴は軍ではなく民間対処というところでしょう。戦争の生き残りの元兵士が結束、最後は元特攻の敷島の自己犠牲で完結かと思いました。
初代ゴジラの芹沢博士のように最後はゴジラと心中でも成り立ちますが、暗い時代背景だからこそ山崎監督はどうしてもハッピーエンドにしたかったのでしょう、当時の戦闘機には緊急脱出装置はありませんでした、装置は大戦末期にドイツの「サラマンダー」機で初めて実用化、なんと映画の震電の座席にはドイツ語で「Druckluft-Schleudersitz」(圧縮空気式射出座席)と書かれたプレートが付いていました、敷島を助けるためにわざわざドイツ製の座席を付けることを結びつけた博識ぶりには脱帽です。
ソ連との開戦を避けるべく助けてくれない米国というのはどうなんでしょう、アメリカ映画なら3発目のオッペンハイマーの原子爆弾で撃退という描き方だったかもしれませんね。
最後は民間の漁船迄総動員というのはチャーチルのダンケルク撤退作戦をモジった海外受け狙いかも、今までより動物臭いゴジラの造形、足の爪の迫力、海中シーンなどアカデミー賞は納得ですが視覚効果賞にとどまったのはアメリカの出番が無かったからかも知れませんね。こんなに早くに家で観られるなんて思っていませんでしたからアマゾンに感謝です。
海上の攻防シーンで「鉄」の質感を強烈に感じた
ゴジラがより怖い
懐かしいゴジラの恐怖
懐かしいですね
アカデミー賞を取ったというので、見に行きました。海水シ-ンは迫力満点で良かったけど、列車を襲うシ-ンで玩具だとわかってしまう。主人公がヒ-ロ-では無くて、臆病で弱虫なダメ男であるのも、現実的で良い。最期に特攻で死に行くのでは無く、脱出したのも悲惨な戦後から未来の希望に向かって行く姿が描かれていて良かったです。
2度目は橘さんに泣かされました
祝!日本特撮悲願の米アカデミー賞 視覚効果賞を受賞の快挙
ついに日本特撮悲願の米アカデミー賞 視覚効果賞を受賞を果たす事を成し遂げた、歴史的な快挙に感無量です。
何よりも、この作品が世代や国家、性別を超え、敗戦国日本の戦争末期から終戦後の時期の日本人のメンタリティ、特に「特攻」や「カミカゼ」と言った言葉だけが知られ、その本当の姿、実像は理解されずに長きにわたり誤解されたままになっていた事が、「エンターティメント」の形を通して世界中の方々への理解の一助となってくれたであろうことを、何よりも嬉しく思い、感謝の気持ちで一杯でいます。
自身としてはカラー上映版のレビューにも述べさせていただいたように、この作品が、映画史に残した功績はまさに計り知れない物だと考えています。
また現時点での盛り上がりとは別に、今後、後々、歴史の中で更に、その正当な評価(功績)は確定されていくものであろうとの予見する次第です。
プラマイゼロで評価変わらず。 されど伊福部の偉大さは至高。
見逃すところでしたが、何とか鑑賞。
やはり山崎貴監督とは、相性が悪い。
以下、この映画が好きな方にはごめんなさい。
モノクロ化(マイナスカラーって)する時に、同一画面内の階調を部分的に弄り、室内が暗くすることによってディテールを潰して終戦直後のバラックの質感は上がった様に思う。
同様に、バラック群の風景もカラー版よりは、戦後の風景ぽくなっている。
ただ、撮影時のライトの当て方が現代劇の為、モノクロ化しても根本は変わらない。
吊るされた裸電球の室内は、あの様に見えないと思う。
モノクロ化する事でシーンの繋ぎ目のフェードアウトは、カラー版より良く感じました。
問題は人間ドラマ部分で、神木君や浜辺さんがモノクロに合ってないと言うか、台詞自体の軽さが、逆に際立ってしまった様に思う。
役者さんの技量や見た目云々より、やはり山崎貴監督の脚本と演出のせいだと思いました。
カラー版レビューで割愛してましたが、銀座の大惨事の被害者が多数担ぎ込まれたであろう病院で、まるで結核患者の様に、個室療養してる浜辺美波の首に痣があろうと、心は騒つきません。
只々泣かそうとしてるとしか思えない。
ゴジラのデザインも同様で、モノクロ化する事で、皮膚や胸のディテールの違和感、少なくとも私の好みでは無い物が強調されました。
背びれのギミックも、同様に稚拙さが強調されたと思います。
個人的偏見かもしれませんが、あのゴジラの顔は人類の味方のゴジラの顔にしか見えない。
得体の知れない黒いケロイドの塊、巨大な恐怖を纏ったゴジラを私は観たいです。
粗探しをしているわけではなく、観ている瞬間にノイズの様に湧いてくる疑問は、やはり監督との相性なのでしょう。
でも、何度観ても伊福部氏の旋律には、心躍らせられます。
その偉大さをまた感じました。
色を奪われた世界で感じる事
はじめてモノクロで映画を鑑賞。
合わせて4DXで見たためにリアリティがすごかった。映画の時代に一気にのめり込めた。
ゴジラの1歩1歩で揺れる座席。4DXで見てよかった作品でした。
爆風で死んだと思ってた人が実は生きてました。とか、ゴジラの再生能力の早さなどツッコミどころはありにしても作品としての完成度は高いのではないかと感じました。
モノクロ上映してみるなどのアイデアが素晴らしかった。
良かったです。
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