ゴーストバスターズ フローズン・サマーのレビュー・感想・評価
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ゴーストに負っけんな
ジェイソン・ライトマンが監督した2年前の前作アフターライフは80年代の父ライトマン版の正統続編という触れ込みもあり、懐古と継承というテーマで個人的にはかなり楽しめた。今続編も期待していたわけだが、家族愛、友情、古代の謎、ノスタルジー、最新メカなど、ありがちな要素が半端に盛り込まれているだけの話で、ひどくがっかり…。
中盤までネタふりだけで話の方向が見えず(見えてんだけど)とにかくダルい。氷vs.炎というイメージしやすい対立構図だけあって、超人同士のぶん殴りあいと同じく緻密な攻防がほぼないし、女幽霊もなんでこっちに残ってんのか、最強ゴーストが何を狙ってるのかよくわからない。ぼんやり観てても、ま、そーゆーことだろね、と理解できるわかりやすさしかなく。また、前作から出演している美少女ギフテッド、マッケンナ・グレイスの成長ぶりに注目していたのに、そのよさが活かされてなくてツラい…。
ぶっちゃけ一番よかったのはエンドロールのレイ・パーカーJr.のテーマソング(爆)なのだが、日本語吹替版では新しい学校の生徒会長たちがアレンジ版を歌ってるとのことで、それはそれでまた残念…。
前回の感動を返してくれ
思い出補正で目からスライム
子供の頃、家族で見に行った旧2作。
その後、VHSでなくβ(ベータ)で録画したテレビ版を、テープが擦り切れる程見たんだ。
そんな私も、いつしか当時の両親の年齢を越えた。隅々まで覚えてた旧作の記憶も断片的になっていた。
だがそれが良かったのかも。旧作オマージュのシーンの度に、思い出す悦びでいちいちハッとなり、脳内はビショビショ、勿論あのテーマが流れれば、イントロの時点で眼はウルウル。思い出補正なる物を存分に堪能した次第。
その辺りを抜きにして、客観的に評価するなら、前フリがやたら長くて、クライマックスは短い上にやや上すべりだし、キャラの魅力に頼り過ぎなきらいもある。
でも待てよ、振り返れば旧作もその辺りは同じだったじゃないか。笑
贅沢を言えば、魅力的なキャラ達をもっと個別に光らせて欲しかった気もするけど、あの人数にしては頑張った方かもね。
何より、あれから40年経った今、違和感のない続編をスクリーンで観れる幸せに感謝です。
いつかまたこの宇宙のどこかで
ヒロインのマッケンナ・グレイスの将来が楽しみ!
40年の歴史を刻むゴーストバスターズ。いよいよ新人たちが飛躍する時を迎えたような気がします。この作品でも、過去に活躍したゴーストバスターズのメンバーが、助っ人として賑やかに登場しますが、そろそろ新しい時代のゴーストバスターズの魅力だけで十分にひっぱれるような気がしてなりません。今回のラズ・ボスは、ニューヨークを氷の世界にしてしまう今までにないほど強い敵でした。これに立ち向かって、メインとなって倒したのはマッケンナ・グレイス(15歳の少女の設定)でした。ですので彼女を中心に、若い世代が大活躍するゴーストバスターズのシリーズ新作を、大いに期待したくなりました。この作品では、ヒロインと家族の問題が縦糸とすれば、横糸は市長がゴーストバスターを解散させたいという流れです。それらが微妙に絡まっていて、モヤモヤ感の中で、ゴーストのラス・ボスが迫ってくるというものですが、ゴーストバスターズが総力を上げて戦って相手を倒した時、全ての問題が解決して溜飲が下がるシーンは、お決まりのラストなのですが、十分に満悦至極でした。あと、作品の中で「量子力学」の話が時々出てきます。現時点では魂や幽霊について「量子力学」で解明されては居ませんが、いずれ人類は魂や幽霊の存在を科学的に認めざるを得なくなると思われます。そんなことも考えさせてくれる楽しい作品なので、ぜひ皆様映画館で観ることをお勧めします。
もうあまりレア感はないな〜💧
女性版のリメイク程の感動はないし、前作も少しあったけど今回はまったくだね、まぁ正当な続編で実質4と考えればありかな。
年代的にテレビやビデオで鑑賞してた1・2でリメイクの時にはオリジナルキャストや歌に感動をすごくしてサントラまで買って(笑)それぐらい良くて、前作もオリキャス出るしまたやるならと鑑賞(DVDで💧)した時でも感動は少なくなってたから、仕方ないか〜😅。
ストーリー的には面白かったと思いますが中盤はダレてきます💧後半で少し持ち直すから逆に尺長いのかも❓。
主役の女の子もいい感じに可愛かったし😊お父さん(❓)の人はアントマンなんだね(笑)。
オリキャスは前回と同じ布陣に市長さんもなのかなまた見返してみよう🤔、もう引退してるから難しいかもだけどニック・モラニスさん(だったかな❓)出たらまた違った感動かも🥹。
ゴーストバスターズの歌も良👍
ユーモアと迫力。昔ながらのハリウッド映画
レビューを確認してから観てみましたが、つまんなかったという意見が多くて、あまり期待せずに観に行きました。それがよかったのか、意外と面白かったです!
まず脚本がしっかりしてました。
主役の女の子と家族との微妙な関係が軸にあります。そして、ゴーストの背景が意外と複雑でしたし、ストーリー展開もハラハラさせられました。
演出面ではゴースト退治のアクションは迫力がありました。ただ、これはこの映画に限りませんが「ドン!」という音には年々弱くなってきてるなと実感。。いつか心臓麻痺を起こしそうです。
初代ゴーストバスターズが助太刀に来てくれたのもよかったですね。
あと、やはり主題歌!古くてもなんでもあれでなくっちゃ。あの曲で最後盛り上がります。
うまく前作の要素を取り入れつつ今風になっていると感じました。
ユーモアも迫力もある昔ながらのハリウッド映画。軽くなにも考えず観たい人にいいと思います。
ベタである
新しいバスター・リーダーズ
ミニマシュマロマンは可愛いのだが、
フィービーの成長物語で…。
NYでゴーストバスターズをやっているスペングラー一家の15歳のフィービーがトラブルからNYの市長に低年齢で就労はいかんと言われ、家族がメンバーから外すけど、心を病んで公園でゴーストとチェスをやる。という話に古代に封印された悪霊が封印されたボールから抜け出す為にフィービーを利用するという話が絡み合って、そこに骨董屋の跡継ぎが悪霊の氷魔力の天敵の火魔力のファイアーマスターの後継者としての覚醒者がもう一掴みしてのハッピーエンドで…。
エンターテイメントとしてのゴーストバスターズは安心して楽しめる作品ですけど、昔を知ってる人はそんなでもないかな?
旧作品全部観ていないで初見の私はそこそこ良かったです。フィービーの成長が良かった。しかも天才なのでゴーストバスターズの未来は安心ってハッピーエンドは楽しかった。
後半盛り上がればそれでよしと言える
前作「アフターライフ」の続編。ちゃんとニューヨークでゴーストバスターズやってる姿に感慨深い気持ちになる。相変わらず出てくるゴーストはしょーもない感じだし、ゴーストの造形も昔っぽいまま。昔のメンバーも登場するし、あー、ゴーストバスターズだなと安心する。
でも中盤までは展開が遅くて少し退屈してしまった。つまらないとまでは言わないけど。少女のゴーストとのくだりが個人的にあまり響かなかったということかもしれない。というか、ニューヨークを凍らせるあのゴーストが本格的に出てくるのが遅すぎる。
ただ、ニューヨークが凍らされてからは俄然面白くなってくる。炎使いとの絡みも最高だった。やっぱりテンポって大事。結果それなりに楽しめた。大物ゴーストをみんなで協力して倒せばゴーストバスターズになるんだな。これはこれで満足。
前作「アフターライフ」の自分のレビューを読み直してみたのだが、後半になってから盛り上がって、結果そこそこ面白かったという感想が書いてあって驚いた。本作と同じような感想じゃないか。そしてフィービー役のマッケンナ・グレイスが「ギフテッド」の子役だったってことも思い出した。前作以降もっと活躍すると思ったのに。でもこれからに期待だ!
劣化の一途をだどっている
新旧ゴーストバスターズ集結!
第1作が1984年、
映画と主題歌が流行ったなぁ、と思い出される。
その後の2作目、前作と観ていないので、とても久しぶり。
ほとんど忘れちゃっているけどね。
舞台は、真夏のニューヨーク。
海水浴でにぎわうビーチに、突如氷柱。
そして真夏から一転、街中氷の世界に。
その元凶がゴーストとわかり、退治へ。
車やレーザは昔のまま、
でもドローンのトラップが登場した時は、いまどき!と感動
現在のゴーストバスターズに加え、第1作メンバーのほとんどが再登場、
まさに新旧ゴーストバスターズが集結、といったところ。
ただ、ラスボス、もっと手ごわいかと思ったのに、意外と・・・
可もなく不可もなく、そこそこ楽しめました笑
【変温映画】
真夏のビーチが凍りつく不思議な映像美。数々のセルフオマージュや、往年のテーマソングも健在でシリーズファンには涙モノ。描かれる家族愛には逆に心がほっこり温まる。
◆概要
シリーズの第3作「ゴーストバスターズ アフターライフ」('21)の続編。
【原作】
ダン・エイクロイド&ハロルド・レイミス『ゴーストバスターズ』
【脚本】
ギル・キーナン、ジェイソン・ライトマン(前作の監督であり、第一作の監督を務めたアイヴァン・ライトマンの息子)
【監督】
「ポルターガイスト」ギル・キーナン
【出演】
「アントマン」シリーズ ポール・ラッド
「gifted/ギフテッド」マッケンナ・グレイス
「IT/イット」シリーズ フィン・ウルフハード
「ゴーン・ガール」キャリー・クーン
「エターナルズ」クメイル・ナンジアニ
「ゴーストバスターズ」ビル・マーレイ
「ゴーストバスターズ」ダン・エイクロイド
「ゴーストバスターズ」アーニー・ハドソン
「ゴーストバスターズ」アニー・ポッツ
「ゴーストバスターズ」ウィリアム・アザートン
〈吹替版キャスト〉
上白石萌歌、梶裕貴、高山みなみ、日笠陽子、朴璐美、木内秀信、玄田哲章、安原義人、菅原正志、安達忍、日笠陽子、森田順平、山口りゅう、西村太佑、長田庄平(チョコレートプラネット)、松尾駿(チョコレートプラネット)、本田真凜
〈日本語吹替版はみ出しカバーソング〉
新しい学校のリーダーズ
【公開】2024年3月29日
【上映時間】115分
◆ストーリー
真夏のニューヨーク。日差しが降り注ぐビーチで大勢の人々が海水浴を満喫するなか、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量に現れ、街は一瞬にして氷に覆われてしまう。ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストたちから守ってきたスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる「デス・チル」のパワーを持つ史上最強のゴーストであることを突き止め、事態を解決するべく立ち上がる。
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◆以下ネタバレ
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◆フローズン・サマー
“世界は氷で終わるという人もいる”というロバート・フロストの詩から始まる冒頭。ここに本作がその名の通り氷をテーマに描かれる事が記される。(思っていたよりだいぶ後半だったが)ビーチが凍りつき、氷柱が車を浮かせ突き刺さり、プロトンパックから打ち出すビームが凍らされ粉々に、氷の映像がまさに見もの。そんなエンターテイメントもしっかり見せつつ、本作のひとつの軸は、シリーズで本作が初となるゴーストとのふれあい。フィービーがチェスを通してメロディと心を通わせ、裏切りにあうも、“宇宙のどこかで”と別れた最期には思わず涙がにじむ。本作では特に旧バスターズと新バスターズがチームとなって活躍する姿が印象的で集大成感もある。これが、シリーズ1、2に比べればインパクトが薄いと捉えるか、このサイズ感が心地よいと捉えるか。自分は後者だった。
◆世代交代
第1作に見た、紙が次々に吹き飛ぶ映像や、図書館で静寂を促してくるゴースト。第2作で登場した自由の女神に触れるテレビのシーンもあれば、ゲイリーが往年のテーマソングを口にし、キャリーと掛け合う場面も。今作では市長も登場。そんな過去作へのセルフオマージュが至る所にありつつ、ウィンストンがレイモンドに壮年である事を諭すシーンも(それでも鼻息の荒いレイモンドも微笑ましかったが笑)。前作も本作も、主役は当然ながらフィービーとスペングラー一家。こと本作ではフィービーが新ガジェットを発明してしまう旧バスターズ越えの活躍。その“世代交代”感は、特に旧バスターズと同じ世代、つまり第1作をリアタイで見ていた世代には深く共感できるものだったのでは。
◆家族
思えば冒頭から家族4人で新バスターズをしっかり形成していたスペングラー一家。18歳になり、もう大人だと言い張るトレヴァーは、1人でスライマーにも立ち向かう。フィービーを叱ることに挑み、反発されるも、家族を守る事を何度も丁寧に説いたゲイリー。フィービーが最後に放った新ガジェットビームを家族で支えた姿に見る、家族の絆があたたかい。フィービーはフィービーで裏切りに傷つきながらも、その事で成長し、ゲイリーを呼び間違えたようにパパと呼んであげる可愛らしさ。そして爆裂喜ぶゲイリーの微笑ましさ笑。運転を任されるまでになったトレヴァーが転がす車を背に、NYの俯瞰に載せる“for IVAN”。1、2作の監督を務めた、つまりシリーズにとって父のような亡きアイヴァンに対する製作陣の思いがにじむようで、“家族”とその成長が描かれた本作としてこれ以上ないラストだった。ミッドロールのトラック強奪はポゼッサーの仕業か。ポッドキャストが“増殖する”と話していたように、次作があるとすれば、第1作と同級生の『グレムリン』的にミニマシュマロマン達の大増殖が見られるのか…?
◆関連作品
○「ゴーストバスターズ アフターライフ」('21)
前作でシリーズ第3作。亡くなったハロルド・ライミスがCGで登場。Netflix配信中。
○「ゴーストバスターズ」('84)
シリーズ第1作。ロゴやマシュマロマン、主題歌もいまだ鮮明に記憶に残る名作。Netflix配信中。
◆評価(2024年3月29日時点)
Filmarks:★×3.7
Yahoo!検索:★×3.6
映画.com:★×3.6
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