英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2023/24 ロイヤル・オペラ「蝶々夫人」
劇場公開日:2024年6月7日
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解説
世界最高峰の歌劇場である英国ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたオペラとバレエの舞台を映像収録し、特別映像も交えて映画館のスクリーンで上映する「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2023/24」の1作。ジャコモ・プッチーニの代表作のひとつで、明治時代の長崎を舞台に描いた悲劇の名作オペラ「蝶々夫人」を収録した(2024年3月26日上演作品を収録)。
20世紀初頭の日本。アメリカ人の海軍士官ピンカートンは滞在先の長崎で、武家の出身だが父親を亡くして芸者として生きていた蝶々さんと結婚する。ピンカートンにとっては一時滞在先の現地妻にすぎなかったが、それを真の結婚と信じた蝶々さんはキリスト教に改宗し、そのことで親戚からも縁を切られてしまう。やがてピンカートンは長崎を去り、蝶々さんには息子が生まれる。蝶々さんはピンカートンを信じて待ち続けるが、3年経って再び長崎の地を踏んだ彼は、アメリカ人の妻ケートを伴っていた。
2003年に初演され、今回で9度目の再演となる、モッシュ・ライザー&パトリス・コーリエによる演出の舞台で、オペラ界の新たなスター歌手として飛ぶ鳥を落とす勢いのアスミク・グリゴリアンが蝶々夫人を演じている。
2024年製作/198分/G/イギリス
原題または英題:Royal Opera House Live Cinema Season 2023/24: Madama Butterfly
配給:東宝東和
劇場公開日:2024年6月7日
スタッフ・キャスト
- 音楽
- ジャコモ・プッチーニ
- 台本
- ジュゼッペ・ジャコーザ
- ルイージ・イッリカ
- 原作
- ジョン・ルーサー・ロング
- デビッド・ベラスコ
- 指揮
- ケビン・ジョン・エドゥセイ
- 演出
- モッシュ・ライザー
- パトリス・コーリエ
- 再演演出
- デイジー・エバンス
- 美術
- クリスティアン・フェヌイヤ
- 衣装
- アゴスティーノ・カバルカ
- 照明
- クリストフ・フォレ
- 合唱指揮
- ウィリアム・スポールディング
- 首席客演コンサートマスター
- バスコ・バッシレフ