陰陽師0のレビュー・感想・評価
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SFラブコメ呪術平安絵巻。
世界観はしっかり作り込まれていて壮大で美しい。VFXもさすが日本のトップランカーで見応えあり。エンタメとしては充分楽しめる。ただ突如開催されたアクションシーンは正直いろんな作品の二番煎じ感が強くて私はここはいらなかった。そして肝心のストーリーはめちゃめちゃ色々詰め込まれていて、呪い退治はほぼ早送り、過去の因縁は口頭説明、ラブコメ要素は女性監督ならではなのか長くて途中からダレてしまった。
俳優陣は山﨑賢人は相変わらず美麗で声がいい。まぁ良くも悪くも皆さんイメージ通りの役で意外性がなかったのは残念。特に村上虹郎いい役者さんなのに最近あんな感じのキャラが多くて見ていて辛いから次はとびきりかわいい役でもやってほしい。
そして主題歌!私は18年間ライブに足繁く通うbumpリスナーということもあって、この邂逅が作品をより美しく締めくくったのは間違いないと思っている。深い解釈で世界観にしっかり寄り添っていて、叶わぬ恋をしていた人物からのアンサーソングのような歌詞はあえてその心情を描くなんてさすがとしか言いようがなくて、まるでここでまたひとつ物語が綴られたような、そんなエンディングだった。
キレイな映像を楽しめる、陰陽師をもう少し神格化してくれたら良かったかな
CG使い過ぎとも思うが映像はキレイで惹き込まれる。山崎賢人はカムイやキングの方が魅力的だったが、特に後半は光ってたのでさすが。ただラストで権力闘争メインみたいなストーリーに感じられやや俗っぽく、魔術師の暗躍みたいになった点は少し残念、もう少し選ばれし別世界感が欲しかった。ただ絶妙なアホ加減の染谷は◎、小林薫もさすがの貫禄、ラストでインディード國村おじさんの帝への奏上など随所で脇が光ったので満足。
和風ファンタジー
原作も読んでなくて、予備知識なしで観ました。呪術ということで、陰湿なイメージを期待していたのですが、華やかな和風ファンタジーという印象でした。
安倍晴明と源博雄は同じ身分でしたか。
VFX使いすぎかなと思ったんですが、内なる意識の世界と現実とが調和していて、なかなか新鮮な世界でした。
人は見たいものだけ見る
2024は3ヶ月にいっぺんのペースで山﨑賢人主演作がお目にかかれる夢のような年。今や実写映画化の帝王と呼ばれる(呼ばれてないけど呼びたい)ほど、絶対的な地位と信頼を手に入れた彼の作品なら、もうどう転んでも存分に楽しめる自信がある。今回だって、それはそれは最高にワクワクしちゃった😆
山﨑賢人、染谷将太を初めとした若手の主要キャストに脇を固める國村隼、北村一輝などの日本映画界の重鎮、そして何より山崎貴監督の妻・佐藤嗣麻子による多彩な表現力と白組が送る圧倒的なVFXにひたすら見惚れてしまう。眩しいほど気品があり上質な味わいであるため、とっても有意義で贅沢な2時間を過ごせたと、そんな気分になれる映画でした。
火と水、そして呪の演出が言葉にできないほど綺麗🥰 全く見た事もない世界観に、目がとろけるようにうっとりしちゃう。時代劇は人並み以上には好きなんだけど、平安の世だけは馴染みがないからかこれまでどの作品でも好きになれなかったんだけど、本作はそんな平安の世を史上最も美しく、時に残酷に描いた、かつてない傑作だと思う。
でも、まだこんなもんじゃないはず。きっと、佐藤監督なら、この制作陣とキャストなら、もっともっと歴史に名を刻むような陰陽師が作れるはず、いや違いない。それほどのポテンシャルのあるシリーズだとこの映画を見て確信した。今後の展開、更なる脚本の磨きに期待が高まるばかり。序章のためストーリーに物足りなさはあったけど、圧巻の映像美が体感でき、「ゴジラ-1.0」の佐藤直紀による華やかな音楽で余韻に浸りながら、最後は期待に胸を大きくふくらませてくれる、大満足の作品でした!絶対続編作ってよな!
陰陽物映画とはタッチが違うのが面白い
今までは陰陽道は超能力、魔術的な書かれ方でしたが、
陰陽師0は陰陽道の解釈自体が違い、
現代的な考え方を元に陰陽道を考えているのが、
今までに無いタッチで面白いですね。
そして現代解釈の陰陽道を元に話わ進められつつ、
ファンタジーの演出が施されてはいるので、
今までの陰陽ファンタジーが好きな方にも面白くも有り現代的解釈のアレンジが新鮮に見えると思います。
現代的解釈と書いてきましたが、
それだけでは終わらない最後の最後の........
あとは見て楽しんでいただきたいです。
1点いうなら、小道具的な部分で時代性を持たせた方が、今回のアレンジがもっと際立って面白かったと思ういますが、
些細なところなので減点無しにしてます。
平安王朝がますます気になる大痛快傑作!
確かにNHKの大河ドラマの紫式部を観ている人にとっては、わかりやすい展開で、どんどんハマっていくと思います。NHKの作品は権力闘争と紫式部の生き様が中心ですが、この山崎賢人の陰陽師は、その権力争いをコントロールしていた組織という意味で、平安時代ではある意味最強だったのかもしれません。平安時代の日本の人口は600万人。その頂点に立つ貴族中の貴族は僅か数百人というわけですから、彼らの栄華はVIP中のVIPだったのでしょう。当時の社会の中で、色々な災いが起きてくれば、神仏や占いに頼るのも理解できますが、陰陽師の権力は絶大だったようです。特に驚いたのは、明治政府によって廃止されるまで、陰陽師を育成するための陰陽寮という教育機関があったらしいということです。今回その陰陽寮を舞台に華麗なアクションが繰り広げられるわけですが、こんな世界があったことにまさに仰天です(安倍晴明はこの寮の中で最終的にトップになります)。とはいえ、日本は神社、仏閣も林立していくわけですから、当たり前といえば当たり前かもしれません。山崎がこの作品の中で「事実と真実」について語っていますが、事実は一つであり、真実は人の数の分だけあるというセリフがスッと腑に落ちました。まさに真実とは、一人小宇宙のことなのでしょう。あと、結局ラスボスは陰陽師のトップだったということについては予感できていたので、やっぱりと叫んでしまいました笑。追記 この女性監督の感性には感服します。映像美のこだわりが、めちゃくちゃイケてました。
野村萬斎の陰陽師が好きだったのであんまり期待してなかったけど
山崎賢人の陰陽師、若い安倍晴明って感じでめっちゃ良かったです。
キングダム、ゴールデンカムイといい見事に演じ分けていた。
野村萬斎の陰陽師に比べると話のスケールは大きくはないが一作目としては、「これくらいにしといたろか、」やな
博雅との出会いからのエピソードもグッと来る。
奈緒も可愛かった。
アクションも尺短めで良かった。
動ける晴明。
最後二人で酒を酌み交わすシーン
あれは奈良公園の浮見堂ではないのか?
私の大好きな場所。
ただ、衣装ヘアメイクはどうなんだろ。
着物の下にドレス?着物縫い合わせてないよ。ガウンみたい。お花をつけてる割に後ろ姿の髪型は伸ばしっぱなし。
平安絵巻を再現してほしかったなぁ
他が良かっただけに気になる。
追記
ナレーションの津田健次郎もめっちゃ良かった。物語に合ってる
CLAMPの
イラストカードが貰えました〜。
『何故にCLAMP!?』と思いましたが、監督さん?と繋がりがあるとか何とか…
今年、京都の晴明神社に行ったので、これも何かの縁かなと思い鑑賞しました。
ストーリーも分かりやすくて、安倍晴明の力?能力?もちゃんと解説してくれるので良かったです。
お花がたくさん出てきたり、そこそこ迫力のあるシーンがあって映画館で見れて良かったです。
『呪』について。やっぱ人は自分の見たいものを見てるし、真実は一つじゃないんだな、と思いました。何か自分の人生を問われてるような気持ちになりました。
山崎賢人版の陰陽師としては正解だが
楽しみにしていた陰陽師だが。
冒頭、夢判断の解説?から始まり不穏な気配が😓
観客に分かりやすいように、平安時代や陰陽師を現代化して演出。
世の陰陽師代表である晴明自身が、呪(シュ)は暗示だと言い切り、捜査官よろしく殺人の捜査を行う。
足跡や毒のにおいから解析、深層心理とか言っちゃうので、
(これは晴明ジャナイ‼️)感すごい😂
呪は暗示だ!催眠だと!
言い張るのは、後半への布石であり、効果的に使われてはいるが、
この原作改変や世界観自体が私には受け入れ難い。
むしろ陰陽師や歴史の知識がないほうが、すんなり入れるのかもしれない。
蜷川実花を彷彿させる華やかな衣装や背景、呪いの舞台演出などはとても良かった。
あまり好きではない
素人なので好きなこと書かせていただきます
狐の子のゆえんが全くみえず、ただの無礼な幼稚な若者
個人と組織の関係性が全くみえず、過去からのつながりも、言葉で解説してくれているけれど、人物像とは乖離してるように思えて、
主人公の存在感はなく、周囲との関係性も、違和感ばかり
役者さんの心理的描写が好きな自分としては、あまり好きではない映画でした
たまにあります、こういう日本の映画とかドラマ、、、
頭の中のフィルターが働いてしまったために
まったく印象に残らない映画になってしまったのが残念です
ただ、女優さんもきれいだったし、話し方もよかった
表情も、アクションもよかった
ただ、話のつながりがな、、、
すごくいい役者、すごくいい映像だったのに、本当に詰まらなかった
深層心理とかかいって、人探しのさなかに
笛さえ吹いていればどうでもよくなるんだ、、へ~あっそう
って感じだった
一緒に行った友達は途中で寝ていました
これは…。
ざっくり言うとよく分からなかった。
起こることも理解、理屈も理解したのだけれど、内容が薄い?のか、一般的な解釈とかけ離れているのか、うーん、共感できなかったというのが一番適切かもしれない。
印象的に述べれる場所がなく…。
あ、賢人くんの長髪はほんとに美しかった。
そこが一番…。
過去に野村萬斎さんがやっていた方が面白かったと思ってしまった。
美しい映像でした
元々陰陽師には興味があり、久々の映画鑑賞の時に予告編を観て絶対行きたいと思い、始まって直ぐに観に行きました。予想に反してそれ程席が埋まってなく、アニメの方に客が取られたのか?
レビューを読むとCGが多用されているとか書かれているのが多いですが、陰陽師なんだから実写は無理があるし、これで良いと思いました。
兎に角美しい、私的には好みでした。
衣装の関係か、山崎さんが細身に見えました。馬に飛び乗ったシーンは本人?スタントマン?キングダムで乗りなれているから本人かなぁ・・と想像。あれが本人なら凄い!
是非続編もお願いしたい。
自分の求める陰陽師とは違った
映像の美しさと人間ドラマが楽しめる作品だと思う
ただ、陰陽師には世の中の怪異や不思議な存在を認識し、現実との境目に立ち仲介してくれるような存在でいてほしかった。
序盤に世の中の怪異は人の思い込みによるものと主人公みずから探偵のように怪異の種明かしをするが、最後になって実は主人公だけは本当に陰陽師の技が使えました。と言われても納得がいかなかった。どちらかにして欲しかった。
陰陽師の術を否定しながら利用している主人公のスタンスが都合良いなと思う。
がんばって作っています
夢枕漠さんの陰陽師シリーズの安倍晴明と親友である源博雅の出会いの頃を描いた物語です。陰陽寮の得業生の変死事件、晴明の両親が殺された殺人事件、博雅と女王の恋心、女王の失踪などが絡み合って真実・首謀者に迫っていくサスペンス仕立てになっており、そこに特撮が加わって映像を構成。現実とは異なる意識世界の描写など、まずまず頑張った作品だと思います。
しかしながら、全体としては何と言うか、ちょっとあっさりとした薄味な感じを受けました。まあ濃厚すぎるのも安部晴明という素材には合わない感じもしますので、ちょうどいい具合なのかもしれません。
艶やかな映像だった
陰陽師は野村萬斎さんが印象に残っている。
技術的にはこちらの方が優っているとは思うが…
脇役の俳優さん達が贅沢な面々だったので、もっと奥深く描いて欲しかった。
染谷将太が1番印象に残った。
何もかもが中途半端だった感じの作品。 本年度ベスト級。
本作のタイトルに「0」が付いているから次作がメインなの?
何だか登場人物達のキャラがどんなのかを説明しているシーンが多め。
次作のイントロって感じの印象。
陰陽師になる為の学校で学ぶ山﨑賢人さん演じる安倍晴明。
晴明の能力が学生ながら凄い!
呪術では無くマジシャンの様相(笑)
終わってみればラストで晴明が陰陽師となり、やっぱり本作は次作があるイントロと確信(笑)
予告編でアクション映画と期待するもののそれ程でも無く。
美しい星空や花びらの映像が印象に残るけど多用し過ぎた感が残念(笑)
晴明のストーリーと平行して源博雅(染谷将太さん)&徽子女王(奈緒さん)のラブストーリーが良かった。
満足度はそれ程でも無かったけど次作がある事に期待します( ´∀`)
陰陽師ビギンズ
ラスボスを倒したかと思ったら裏ボスがいた。思ってたより面白ろかった。この後20年くらい前の野村萬斎主演の陰陽師2作へ続くのか。ならその続編を期待する。なんなら当時の口調でやるのも面白いかも。
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