ARGYLLE アーガイルのレビュー・感想・評価
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理解が追いつかなかった
凄腕エージェント・アーガイルの作者で、猫好きのエリーが、愛猫のアルフィーを連れて列車に乗っていた時、謎の男たちに襲われ命を狙われたが、エイダンと名乗るスパイに助けられた。やがて、エリーの小説のストーリーと現実のスパイ組織の行動が同じだとわかり、エリーの空想のはずだった世界と、命を狙われる現実との境界線が曖昧になってきた。敵の行動の先を行こうとするエリーは・・・てな話。
誰が敵で誰が味方か、何が空想で何が現実か、なんか最後までよくわからなかった。で、アーガイルは誰?
エリー役のブライス・ダラス・ハワードは化粧後の金髪ドレス姿はかっこ良かったが、ちょっと太り過ぎでは?
最初の金髪ドレス美女役のデュア・リパの方がバイクライディング姿もカッコ良かったし、スタイルも良くて魅力的だったのに、すぐ死んでしまい残念だった。
怒涛の驚き展開と戦闘シーンのスタイリッシュさ
とにかく明るい…サスペンス?
ジャンルでくくると表現が難しい映画ですね。単なるスパイ映画でもなく、アクションだけの映画でもなく、とにかく明るいサスペンスといった趣きの、おもちゃ箱みたいな映画です。
ストーリーは十重二十重に展開し、何が真実かよくわからなくなってくる。そうして観客の頭の中を混乱させつつ、画面の中でも大混乱。勧善懲悪っぽいけど、敵も明確に悪いことしてなさそうだしな。「サーカス観ながら、謎解きしようぜ」と、マシュー・ボーン監督に言われてる感覚だった。
好みの材料も詰め込まれていて、映画として良い出来だと思うのだけど、鑑賞後の後味がいまいちなのはなんだろう。アクションシーンは派手で、迫力というよりリズムや軽快さで見せる。VFXはいまいち粗さがあるが、スケール感は出てるかな。音楽もノリは良いけど、画面に連動というよりBGMとしてマッチしている。それぞれが、ほんのひとかけらづつ足りない感じがした。「キングスマン」も好きだし、面白い映画ではあるのだけど、少し自分の波長とは合わないところがあったかな。
まあ、小難しく考えずに、ポップコーンつまみながら、目の前の画面を楽しむのが正解なんでしょうけど。
残念ながら期待外れ
いいね!遊び心もあり攻めた内容だが幅広い人が観れる1本
久しくなかったような気もするバランスの良い楽しい映画でした。
映画をたくさん見る人から、女性、小学生まで、多くの層が楽しめる素晴らしい仕上がり。
内容は全然違うけどアニメの「スパイファミリー」や「ルパン三世」を観てる感じ。
ガンガン銃を撃ちまくり、格闘もありながらも残虐性を感じないし、必要以上のお色気シーンもない。ミッションインポッシブルや007のような壮絶なカーチェイスや、最新秘密兵器も何もない。
ゆえにR指定もPG指定も受けていないのだが、映画として刺激的で面白く仕上がっている。意図したことかは分からないが、これって素晴らしいと思う。この映画製作チームに拍手を贈りたい。
最近の映画はリアリティ感や過激さが必要なのか、残虐な悪役や、血しぶき、セクシーが満載である。それは、それで、私も嫌いでは無く良いのだけど(ファイトクラブも、パルプフィクションも大好物)・・・でもね、と思うところがある。
本作監督の過去作品で評価の高いキングスマンであってもキックアスでも同様である。
さて、話しを本作に戻して少しネタバレもあります。
オープニングから直ぐのバイクで逃げるシーンのVFXを観たときに「あぁ、しまった失敗作選んでしまった」と思ったのですが・・・。あれは意識的にマンガ的というかアニメ風にして現実ではない感を作り出しているのでよすね。やられたなぁ。
色々ありえない過剰な演出もあるのだけれど、最初に書いたようにアニメ的世界観があり全然気にならない。アニメのスパイファミリーを観て、ヨルさんのありえない活躍にケチをつける人なんていないかと。でも、本作は決してアニメではなく実写である。
内容は2転3転どころか、私の想像を超えて何回転もする。
それでいて観客を置いてきぼりにすることもない。なんだ、そんなオチかとガッカリすることもない。実に映画として巧妙に展開させていく。この先の見えそうで見えない感覚はパルプフィクション依頼かなと思う。個々のシーンには斬新さはないが、とにかく素晴らしいまとまりである。見事である。
ちょっと褒め過ぎかな。
この作品は、何年も先も語られ、忘れられないような凄さはないのかもしれない。
私も夏までにはうろ覚えになるのかもしれない。でも素晴らしい。
映像 ★★★★ (良いが、圧倒的ではない)
音 ★★★★ (記憶に残るテーマソングがない)
物語 ★★★ (物語としてはありがち)
役者 ★★★ (不満はない、3点満点中の3点なのかな)
編集 ★★★★★ (適当なようで緻密で巧妙)
粗さ ★★★ (これを気にさせないのが良い)
総合 ★★★★+0.5 (個別評価の足し算なら★3.5ぐらいだけど、そうではない)
スタイリッシュ・ゴキゲン・スパイ映画! このテイストがたまらない!
スパイ小説が現実になり、作家がスパイ戦に巻き込まれる。
冒頭からの小説世界の映像がイイ。
カッコイイ男女が可憐に踊り、格闘し、激しく撃ち合い、スーパー・カー・アクション!
ノリノリのアクションシーンが素晴らしい。
最近あまり見られない、スタイリッシュ・ゴキゲン・スパイ映画のこのテイスト!!
こういうのがイイんです。
「オペレーション・フォーチュン」はちょっと違うんですよね。
さらに、伏線や、サプライズまでちゃんと考えられているストーリーも面白い。
小説の世界の中の登場人物たちと、現実世界のクライマックスがシンクロする!
小説世界のスーパースパイ・アーガイルを演じるヘンリー・カヴィルは、スーパーマンを演じているだけあってスマートなナイスガイぶりがぴったり。
筋肉ハッカーの相棒ジョン・シナもはまってる。
そして女スパイ、デュア・リバも美しい。
仲間のキーラも効いてます。
ついでに、監督の飼い猫演じるアルフィーも大活躍。
主演のキャサリン・オハラの普段着の(誤解を恐れずに言いますが)「おばさんぶり」もいいんですが、ドレスもお似合い。
この両面を演じているのが一興です。
とにかく最初から最後まで、楽しませてくれました!
マジで続編や、劇中劇の映画化希望!
締まらない凡作
どんでん返し過ぎて冷めていく
斜め上のコメディスパイ映画
コメディスパイ映画だと思います。太った中年女性作家が銃撃戦に巻き込まれるのも面白いし、彼女が創り出した「アーガイル」というキャラクターがヘンリー・カヴィルで超イケメンで、バトル中にウインク飛ばしたりキメ顔してくるのでいちいち笑ってました。女性主人公ならではの面白さがあったと思います。
後半のクライマックスのバトルもいちいち「そうはならんやろw」というメチャクチャ強引な展開がもう現実など忘れて笑えます。
特に前半は、アクションシーンでいちいち安っぽい音楽が流れるのも含めてハイテンションで強引なギャグにずっと振り回されて笑ってました。
かと思うとストーリーも、小説が現実になるのか?と思いきや、実は!とあらゆる伏線を回収していくので満足感がありました。ありがちな話かもしれませんが、主人公がぽっちゃりなだけでもかなり笑えてしまいました。ネコちゃんの使い方も上手だし、あのバックパックのアーガイル模様のデザインも可愛い。エージェントたちの角刈りやベルベットのような素材の制服も綺麗です。
とても元気の出る映画なので、また折に触れて観たい映画です。
現実は小説より奇なり
「キングスマン」シリーズの鬼才・マシュー・ボーン監督最新作は、またもや奇想天外なスパイアクション!今日という日まで無事生きてこれたのは、この映画があったからと言っても過言ではありません。期待し過ぎて、外れた時泣き崩れそう。そんなレベルだったんだけど、見事に自分の癖にブチ刺さりました😁あぁ、良かった〜...。ツッコミどころ満載とか、やたら滅多らとか、キングスマンの二番煎じとか、そんなの知らねぇ!目まぐるしく変わる展開と、カラフルでスタイリッシュで美しい音楽が奏でられるアクションに身体中が痺れているんだ。それが、この映画は最高だっていう証拠だッ!
確かに、キングスマンと比べるとラストにもう1つ何か欲しかったように思えるし、ぶち壊し感が足りないようにも感じた。でも、どのシーンも観客の期待を大きく上回る、予想のつかないものに仕上がっているし、IMAX効果もあってかとんでもアクションには胸が踊り、騒ぎ、高鳴る。ラストの3アクションなんて、マジでヤバイでしょ!?誰が想像できたよ、こんなキテレツな動き。求めているもの以上を出してくれるから、やめられない。そして、超絶リアルで見応えあるスパイ要素も健在。武器やら道具やらセリフやら、作り込みが常人じゃない。もしや、マシュー・ボーンってスパイなのか?
クソかっこいい角刈りヘンリー・カビルとクソダサい髭モンジャラサム・ロックウェル。どうしてそう見えるの??笑 でも、2人とも今後本作が代表作になりそうなほど、魅力が溢れ出まくっていた。演じた俳優は無論、キャスティング力もハンパないよな。ジョン・シナの爪痕残し率は異様に高い。そこまでシーンは多くないのに、この映画でいちばん好きなキャラは彼だもんね笑 ブライス・ダラス・ハワードのぽっちゃりはちょっと見てられなかったけど、キングスマンのスマートさと対をなす、コメディ色の強い作品としてはありなのかなーとも思ったり。でも個人的には、エリザベス・オルセンがこのキャラを演じて欲しかったかな。
でもとにかく、またこんなエンタメ全振り映画が見れて、ワタクシ至極幸せでございます。キングスマンの続編も執筆中らしいですし、まだまだ色んなマシュー・ボーン節が見れそう。いやぁ、楽しみだなぁ😁 一生ついてきます🥰
クールでファンキーでちょっとコメディチックなスパイエンタメ映画
松坂慶子化。
マシュー・ボーン監督ここにあり!
エンタメ作品に徹したスパイラブコメディ
IMAXで良かった❣️
現実か幻覚か分からないシーンの連続。
主人公のエリーは、人気の小説家。エージェント・アーガイル主役のスパイ小説が大人気だった。ある日飼い猫のアルフィーを連れて電車に乗ってると、突然男達に襲われる。そこでスパイのエイダンに救われる。てか、電車の中でこんな事してたら現行犯で捕まっちゃわね?
何でって思ってたら、エリーの小説がリアルすぎて、スパイ組織に命を狙われる事になっていた。ん?だって小説なんだからそれを元に捕まるなんてないんじゃない?聞かれたら知らねって答えるだけではダメ?あっ、証拠のデータが存在してるってか。
それにしてもチョコチョコ出てくるアーガイル、幻覚なのに会話してる。何だそれ。
とにかく謎だらけの意外な展開で、まさかまさかのビックリの連続でした。エリーの過去があんなだったとはね。ちょっと惜しかったのは猫のアルフィー、もう少し可愛くて表情が強ければ良かったのにな。あんまり好きじゃない殺し合いが多いんだけど、アクションコメディみたいで楽しかったです。
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