劇場公開日:2004年6月5日
解説
長編デビュー作「アモーレス・ペロス」で世界的注目を集めたメキシコのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロという豪華キャストの共演で撮りあげた人間ドラマ。他人どうしだった3人の男女の人生がひとつの心臓をめぐって交錯していく様子を、時間軸を交差させた複雑な構成で描き出す。医師から余命1カ月と宣告され、心臓移植の提供者を待つ大学教授ポール。神への信仰に目覚めた前科者ジャックは、真面目に働いて妻子を養っている。クリスティーナは優しい夫や2人の幼い娘に囲まれ、幸せな毎日を過ごしていた。出会うはずのなかった3人の人生が、ある交通事故をきっかけに絡み合っていく。2003年・第60回ベネチア国際映画祭でショーン・ペンが最優秀男優賞を受賞。
2003年製作/124分/アメリカ
原題または英題:21 Grams
配給:ギャガ・ヒューマックス
劇場公開日:2004年6月5日
スタッフ・キャスト
- 監督
- アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 製作
- アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- ロバート・サレルノ
- 製作総指揮
- テッド・ホープ
- 脚本
- ギジェルモ・アリアガ
- 撮影
- ロドリゴ・プリエト
- フォルトゥナート・プロコッピオ
- 美術
- ブリジット・ブロシュ
- 編集
- スティーブン・ミリオン
- 音楽
- グスターボ・サンタオラヤ
受賞歴
第76回 アカデミー賞(2004年)
ノミネート
主演女優賞 | ナオミ・ワッツ |
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助演男優賞 | ベニチオ・デル・トロ |
第60回 ベネチア国際映画祭(2003年)
受賞
ボルピ杯(最優秀男優賞) | ショーン・ペン |
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