デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のレビュー・感想・評価
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驚いた、面白い!
久々に感想投稿。
ネタバレはしませんが、前情報無しがお勧めなので観に行くか悩んでるならここで閉じてとにかく観ちゃいましょう。
原作未読、前後編なことも知らずに観た感想です。
が、鑑賞後は面白さが言葉にしづらいのに不思議に気持ち良い感覚でした。
なぜだろうかと考えると…
あ、僕が崇拝する藤子・F・不二雄先生のSF短編集的な長編物語なんだとわかり腑に落ちました。
それだけでなく、多分今までの代表的な物語結末を予想させておいて、それをズラした結末を見せてやろう、という気概を感じる作品です。
キャラはあまりに個性的、癖がありすぎて、共感しづらいキャラオンパレードなのですが、中心キャラたちに嫌味はなく、飽きないための良きスパイスになっています。
かつ、日本的な美しい可愛いキャラ推し映画になっておらず、本質のストーリーに対し集中できます。
ある意味、映画を俯瞰的に観れる感覚になるところも計算しているんじゃないかと思わせます。
(ちなみにキャラ推しの物語も好きですよ)
最終的な評価は後編に委ねることになりますが、後編で藤子・F・不二雄的な展開に従事するのか?思い切り裏切るのか?
僕は後者を期待していますし、たぶんあっと驚ける展開を考えついているのだと期待しています。
もし後編が期待外れだとしても、今回の前編、僕は良作だと思います。
美形ばかりのアニメキャラに対する挑戦状のようにも見える。
どう見ても作者の好み以上に、わざと不細工なキャラを描いていると思う。
確かに今どきのアニメキャラは主要キャラはキラキラしたイケメンや美女、モブでもさっぱりした美形、おっさんや怖い人は決まって悪役であるというテンプレに少し辟易していた。
ストーリーはかなり複雑で、様々なテーマが詰まってて、しかしいい感じに融合していると思う。
上空に宇宙船が止まっていて、目の前に脅威があるにも関わらず、何も起きないうちは平然と日常を過ごせてしまう。なんとなく現代の日本が置かれている状況に似ていませんか。
劇中の女子高生達の平然とした逞しさに感心すると同時に、一般人には逃げるか、やり過ごすかしか選択肢がないという事実にも気付かされました。
いそべやんというドラえもんのパロディみたいなキャラが伏線になっていて、テーマの一つに頭のいいのび太と注意しないドラえもんがいたらどうなるか?みたいなのがありましたね。
それを止めるには凰蘭ちゃんというドラえもんにはいなかった親友キャラがいて、その子は無理矢理こじつけるなら、出来杉くんの頭の良さと静ちゃんの優しさを兼ね備えてるようなキャラでした。
小学生時にすごく成績良かったのに、現代では変な性格の人物になっているのは、門出ちゃんが目立たないように周りの目を引くためなのかなと個人的に思います。
前章ではかなりの伏線が散りばめられたので、後編でどうなるか本当に楽しみです。
ドラえもんみたいな宇宙人は実は笑うセールスマンだったみたいなオチがあるのだろうか・・
すごくいい作品ですが、ぶっちゃけた会話に少し引っかかりがあって星4。
最後まで観た後なら気にならないが、序盤でポケーっとした表情の女子高生が「セックスしたのか?」とか先生が「セフレならいいぞ!」って、世界観についていけなかった。
ギャグアニメに見えて、SFっぽいし、哲学的なことを言うし、作風を理解するのに時間がかかった気がする。
後編次第では圧倒的に星5かもしれません。
世界の終わりをどう過ごす・・
映画コムのレビューの点数が高かったので見てきました。確かに面白かったですね。絵や動きなど、技術的にも高いレベルだと感じました。ただ前後編の前編だけですと評価不能なので、点数は現時点の平均点としておきます。
原作は未見ですが、小学校編の性格や記憶の違い、シフターという言葉などのヒントから何となく仕掛けは分かった気がします。後編の答え合わせが楽しみです。
頭上の大きな円盤は、我々が直面する問題のメタファーでしょうか。温暖化、自然破壊、核兵器、世界の破滅は目の前にあるのに人は皆それを見ようとしないと、そういう意味に捉えました。
主人公たちはそのような異常な環境であっても、平凡な日常を謳歌・・・いや、むしろ失われつつある日常を必死に守ろうとしています。うちの子たち(JK,JC)を見て可哀そうだな、と思うのは、この世代は、段々と出来ることが減っていくんですよね。旅行も、学校も、友達も、かつて一瞬にして奪われた経験は大きいと思います。この幸せな日常を奪わないで欲しい、という事かなと思いました。
主人公2人を務めた、幾多りらさんとあのちゃんは上手かったですね。映画を見ている間は、存在が全く気にならない、邪魔していない、という点が上手いと感じました。その気はないでしょうけど、声優さんでもずっとやっていけそうですね。あのちゃんは最近亡くなられたTARAKOさんのように、唯一無二の個性的な役をできると思います。(いそべやんを演じたTARAKOさんのご冥福をお祈りします。)
評価は後編次第...
原作は全く知らずです。
ファンというわけではないですが、あのちゃんと幾田りらが主演ということで見てみました。
その前提で見てなかったら若干引いてしまったくらいにはキャラが濃い。ただ、わかってさえすれば、あのちゃんだしこんなもんかな、というかあのちゃんがやるならこれくらい尖ってるのを期待されてるんだろうな、って感じ。
前編は若干気になる伏線のようなものもありつつ、あまり大きくは話は動かず。終幕直前にいよいよ何か始まったか?って感じだったので、全体を通しての評価は後編次第と思いました。
後編が楽しみですね
世界観とストーリーが
とても面白く
前編といってるだけあって
なんにもわからず終わりましたが
主人公や周りのキャラクター設定が
しっかり伝わったので
後編も必ず観ます。
あとは
極端に異なる人々の顔が
特徴的で
それだけでも面白いです。
後編は
しっかり完結してくれることを
願います。
美輪明宏さんは
着ている服や顔や姿形で人を見ることが
ある時からなくなった。と言ってた映像を見たことがある
その感覚が最近良く分かるようになってきた。
ちなみに美輪さんは魂の輝き。と言ってたが、
僕は火の玉みたいな炎の姿で見えるようになった。
と言え僕はこの状況に不満を感じることがあり、
いまだに旧態依然とした発想に辟易するのだが
浅野いにお氏の作品は
旧態依然とした発想にアンチテーゼを投げかけながらも
旧態依然とした思考に安穏と身を委ねるスタンスが
どこか心地よさや小気味良さすら感じる始末◎
ここ最近の浅野いにお氏体験からすると十分な
視聴体験が得られるものだった。
最後に、映画感想から離れて僕の近況より。
僕が自身のツインレイ?だと思いゾッコンになった彼女は
僕にワールドイズマインと言う漫画とヒロアカ。と言う
アニメを教えてくれた。
そこからハンターハンター、ジョジョ以降のアップデートがなかった僕に浅野いにおに至らしめる
起爆を与えてくれた
今日そのことも同時感謝したい。
今この感想をタイプしている移動中の列車内
同じ進行方向、進行空自を共有している他生も
皆それぞれの宇宙を拡張させている。
そんな中で、同じ時間同じ空気を吸う現場になくても
出会えて宇宙を交差させ出会わすことのできる機会が
得られた幸運を喜ばずにはいられようか!
とオンタン風に喝破しておこうと思う🎵
後章も見よう
原作未読で観たが、なんといってもまだ前章なので総評はまだ出来んけど、面白かった。
浅野いにお先生の漫画はソラニンとかおやすみプンプンとか読んでて、爽やかで青春ででも妙にリアルで黒くて落ちる感じ。今回の映画も途中からそんな雰囲気が出てきて、ストーリー的には後章からどうなるのか楽しみ。
映像がとても漫画通りの感じがして良かった。
おんたんの知ってるよってシーンはもう少し間合いが欲しかったと思った。音楽もわかりやすくドーンと入ってきたから少し涙が引っ込んじゃった。
あのちゃんの声がとてもおんたんという感じでとっても良かった。おんたんの消極的な時の声の出し方とハイな時のおんたんの声に違いがあって、いい演技だなと思った。幾多さんもあのちゃんも途中から本人のことを忘れて、物語に入り込めたので上手だなと思った。
ぞくぞくするくらい好き
原作読んでおらず予備知識無し、で、めちゃめちゃ面白い!
基本SFだがいろいろ詰め込まれてぞくぞくするくらい好きだと思いました。
巨大円盤が上空に居座る異様な状況でも、人々の日常はあり、折り合いをつけて生活するようになる。紛争地帯や戦時下ではそういうものでしょう、影響のない部分を楽しみ、笑うことだってあるだろう。すぐ先に戦争のような巨大な災いが待ち受けていても、庶民は直前までそうやって日常を送る。
ギャグ感漂い、人々がとぼけた感じでゆるいのが、今そこにある危機とのコントラストを際立たせる
門出とおんたんと、そのグループの少女たちは、今の幸せの儚さがわかっている
社会の荒波に直面しないでいられる「こども」時代の最後のひととき、飾らない自分でいられて心通う友だちがいる、いつまでも続けば良いのにと思うけど、それは不可能。待ち受ける現実から目をそらしながら、いっときの夢のような「今」を生きている。
仲間の一人の事故死は、目を逸らせない夢を破る現実として迫ってくる
元・女子高生の自分、この気分が胸に蘇ってきてしんしんしました。
彼女らは、家庭的にそれなりに重いものは背負っているのがさらりと描かれて、それも含めての日常、奥深いものを感じました。
そして、会話が絶妙。言い回しが秀逸です!
幾多りらとあのちゃん、役柄にとてもあっていて良かったです。
ふたりとも本職の声優さんみたいに上手かったと思う
相変わらず米軍は日本でやりたい放題
すでに宇宙人が街に紛れ込んでいる等の事実をひた隠す政府はやっぱりな、という感じ
某国民的アニメをあからさまにディスっているのに笑いました
仰げば尊しの流れる中、現実が粛々と動き出すところ、不気味さが際立つ
人類滅亡まで半年とか!
宇宙人イソベやんがおんたんに見せたストーリーは封印された過去か現実なのかマルチバースかただの妄想か
おんたんの兄、中川ひろしはなんかやってくれるのか
新たにどんなことが起きるのか
後半がものすごく楽しみです
風景は緻密でとても綺麗だが、キャラは犬とかまで個性的すぎ。
人により好き嫌いがあると思う。
(個人的に、門出の顔が職場のオモテウラある陰湿な同僚にそっくりで、つい他念が入ってしまいます。。)
迷っているけど 失われるではない!
あのちゃんのファンだから オウランがすごく可愛いと思って グッズを買ったんだ。
物語も面白いと思う。今の日本と似ている感じ 青少年が将来がどうなっているか迷っている。未来の未知数を心配しているとか 環境が変えないから 自分で落ちていく現象もあり 例えば 中川ひろしは元々いい大学に入ったのに 何もしないまま昔の自分と全く違う人になった。小山たちも実に将来を迷っているそうだ。社会学専門の方なら それらの現象がもっと詳しく共感できると思う。
唯 後半の部分はちょっと違和感がありそうな感じ 凰蘭の世界観が変わった時から 二人の性格などが交換したみたいな違和感があった。それは個人的にそう思うかどうかわからないけど 前の部分と比べておかしい感じがある。でも それは小山が救われない可能性だから 無駄な部分ではないと思う。その他の内容はとても面白いと思う。
そして 飛行機で誠さんと女の子の二人はこれからどうなるかも期待している。
後編も映画館に行くつもり!!!
リアリティある
姪っ子ちゃんに激推しされて観てきた。奇しくも吉祥寺とか西永福とか私の青春時代を過ごした町が舞台で、作り話なのに妙にリアリティがある非常時の中の日常。後編がめっちゃ気になる終わり方。5月が楽しみ。
何がなんだか分からないけど面白いのは分かる
いろんなものを詰め込んでいるのはよく分かる。
複雑過ぎて良くわからないところもあるけど、丁寧に描かれてて、気持ちの動きがよく分かる。
2時間はあっという間だった。
全く予備知識無くて見始めてぐっと引き込まれた。
戦争起きても日常は続くのはウクライナロシア戦争見ててもよく分かるのでこの話で展開される日常はリアルな感じがする。
コロナ禍もこんな感じでしたよね。
後半待ち遠しい。
面白い。非リアルな世界に浮かび上がるリアル。
面白かった。面白くて可愛くて切なくて、そしてめちゃくちゃ恐ろしかった…
巨大円盤を空に置くだけで、ありふれた日常がリアルに、そして特別なものとして浮き上がってくるのがすごい。原作未読だから展開読めなくてびっくりの連続。
ただ、あの教師は気持ち悪すぎたな。気持ち悪い最低教師として描かれてないのも気持ち悪かったな。そこだけかな。
まあ、そういう醜悪な気持ち悪さや少女の無防備な危うさすらリアルな社会には内包されてるでしょ?という発信ならわかる気もするが…
謎の円盤は震災やコロナ禍の暗喩でもあり、ネットや政治、群衆心理とかがほんとリアル社会と重なっているという恐ろしさ。ありえないことが起きているんだけども、そこに描かれる社会や少女たちの日常、青春や友情、家庭の問題…それらはとてもリアルに感じられぴりぴりと来る。
「大いなる力」を手にした少年は当初独善的に「正義」を行い失敗もする…スパイダーマンとも重なって見えたり。
とにかく後章たのしみ!
後半に期待
東京上空に未確認巨大飛行艇がある日常のお話。
久しぶりにセカイ系みたいなジャンルでした。
めちゃくちゃ面白かったです。
僕原作未読ですが、後編まで読むのは我慢しようと思います。
異星人?と戦う自衛隊などの大人たちの非現実と女子高生たちの日常。このバランスが良い。この日常の違和感を提示したところで本作は終了するがどうこのお話が収束するのか楽しみである。
アンチドラえもん感も面白い見方かなと思います。
点数は期待を込めて。
並行世界か?!
星の数を減らす理由が見つからない。
強いて言えば半分しか観ていないという事ぐらいの抗い。
原作は1巻のみ読了。
続巻を読んでからにするか悩みつつも先にスクリーンへ。
原作はかなり長編なのでもっとずっと端折った構成なのかと思いきや多分そんな事なさそう。いや勿論端折ってはいますけどね。
脚本家の腕って事になるのか。
凄いわ。
SF的世界観も女子高校生のわちゃ感友情も大人の身勝手さもぎゅもっと詰め込んではみ出した伏線や散りばめられた小型爆弾が多分後章で誘引爆発して行くのかも〜かも〜かも〜!と、期待しか無い!
若いってさぁ、なんでこうも剥き出しでヒリヒリするんだろうね。
せめて全てパロディだったならと思ってしまう。
そして原作を読んでしまおうか5月の後章まで我慢をするか悩んでおります。
幾田りらちゃんとあのちゃん筆頭に声優陣がすごく凄くイイ!特にこの声じゃないと主役のふたりは生きなかったかもしれない。
エンディング曲も興奮する程だった。
あのちゃんのデスボイスは最高だな。
やはりアニメが最強
すでに連載を終え完結している浅野いにおの人気漫画が原作で前後編あるので少しためらったがめちゃ面白くて「地球滅亡まであと半年」という後章を早く観たくてしょうがなくまんまとしてやられた。宇宙からの侵略者の母艦が渋谷区上空に浮かぶのが3年たって日常になってしまいその直下で高校青春ライフを送る仲良し女子高生物語りというのは予告編でイメージした通りでかなりいいセンスなのだが話はそんな単純なことではなくそこから先の闇に踏み込む。事故った当時は「原発なんてもうやめだ」と誰もが思ったはずなのに10年過ぎて忘却し再稼働をすんなり受け入れている国民、お話が始まってすぐ勝手に母艦を戦略核で攻撃する米など日米地位協定の不公平感も含めてこの東京上空を覆う母艦が象徴しておりその根底にはマイノリティーをいじめる社会構造を批判するゆるぎない視点がある。当初は4.19となっていた公開が5.24に延期されたのはTARAKOの急死が影響しているのだろうか?デベ子のあの声がもう聴かれないとしたら悲しい。せっかくのドラえもんの道具をのび太はうまく使いこなせなくて見ている子どもはやきもきするのだが、使い方を間違って人を死なせてしまったら?というありそうであるはなしなのである。
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