イコライザー THE FINALのレビュー・感想・評価
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痛快すぎて天晴れ!!
イタリアの田舎町・アマルフィ海岸で繰り広げられる、痛快なイタリアンギャング掃討作戦を、たった一人の元米海兵隊員が実行するという天晴れな戦いに酔いしれました。主役のデンゼル・ワシントンはなんと68歳ですが、そのキビキビとした完璧なアクションは、青年と変わらないものがありました。設定はアマルフィ海岸を一大観光地にしようと企むギャングが、街の人々を追い出そうとして残虐非道なことをします。その輩に怒りの鉄拳を加えるというお話しです。ある意味かつての名作「シェーン」のようなイメージが湧き起こってきて、シンプルに心が躍りました。ただし、彼の戦いはかなり惨たらしいので、15歳未満はお断りの映画に指定されたのには納得。あと、この主人公がなぜイタリアに赴いたのかという理由ですが、知人の年金をネット上で搾取した悪党から取り返すために動いたというのが発端です。この設定にしても、彼がいかに正義感の強いお人好しであるかがよくわかりますので、彼の残虐な殺しのスタイルは帳消しになっているような気がしました。彼の周辺には2人の女性が出演しますが、特にCIAエージェントである女性の透明な美しさは、なかなかの見応えがありました。それにしても、人間というのは不思議です。ものすごい悪党がいると、その悪党を倒すことに関しては全く憐憫を持たないものです。これが多分正義感のなせる技なのでしょう。人間の持つ性(さが)について考えさせられました。それでも、ギャングから解放されたアマルフィ海岸の庶民たちの平和な姿を見ていると、とてつもない幸福感に満たされました。
不思議とバランスがとれたアクション映画
イコライザーシリーズはどれも面白いが、あの圧倒的な強さに、カッコ良さを感じつつも、強すぎてバランスにかけるのではないか?という感を誰もが抱くところ。
でも、なぜか繰り返し強さを見せつけられてお腹いっぱいになるところまではいかない。同時期公開のジョン・ウィックに比べれば。
それでも強すぎなので、ヒヤヒヤのアクション映画に妙な安心感、ダレを生んでしまいそうで、大丈夫かなあ?と思ってしまう。なんとも、そこがスリリングさになってるといえる。
それは、杞憂に終わった。やはり安心してみられる冷静なアクション映画としてキマッていた。
本作はまさかの巨大犯罪組織、ナポリを拠点にするカモッラ。圧倒的な組織に一人で?このバランスがとれて無い感じ、イコライズされていないところが脚本としてすばらしいのだ。
まさか一人で挑むなんて、それをうまく収めるところが本当にバランスがとれたストーリー展開だだと関心。一人だったら、こうすればすべてうまくいくよね的な、群衆の盾、広場という場を使った騒ぎ、麻薬の使い方、CIAの利用など、すべて計算づくのようにみえるのがさすが。まさに巨悪を収束、イコライズするにふさわしいロバート・マッコールさんでした。
ロバート・マッコール対ジョン・ウィックやったらどっちが強いんだろ?
こういうのを観たかったんだ!
公開時期も近く、同じ「舐めてた相手が殺人マシーンでした映画」としてセットで語られていた「ジョン・ウィック」は、2作目以降誰もジョンを舐めなくなり、ストイックなアクションを極めていきましたが、こちらはあくまでコンセプトを維持。
あっちはあっちでいいんだけど、やっぱり「自分は恐怖を与える側だ」と心底信じ込んでいる悪党が「逆に骨の髄まで恐怖を叩き込まれる」痛快な様を観たいんですよ。
今回は私の観たい死の天使がタップリ堪能できました!
タフガイ気取りの連中を、冗談みたいな強さで枯木のように薙ぎ倒していく!
自分の麻薬を食わされて、震えてゲ○吐きながら路地裏で惨めに死ぬ!それを淡々と眺める!
悪党の最後はこうでなくちゃ!
2作目は同じイコライザーが敵という事でアクションも無敵感が無く、道を外した若者を導くみたいな雑味のせいでイマイチだったなという方も、今作はまさにこのジャンルの理想形なので心配御無用。
事前に、素敵な街で気の良い人々に囲まれた穏やかな生活をしっかり描くからこそ、悪党どもに対する怒りが程よく熟成される。漫才で言うところの「フリ」をしっかりやってるのが偉い。フリが効いてるほどオチが活きてくるので。
ところで本当にファイナル?原題3だしパンフのインタビューでも誰も最後なんて言ってないけど、配給会社どういうつもりなんですかね。
できればこの調子で寅さんみたいに年1ペースで手を変え品を変えやって欲しいんですけどね。
最後に泣ける。イコライザーいいですね。
シチリア
絶妙な静と動 見事な最終章にあっぱれ!
デンゼルワシントン主演の唯一のシリーズモノ、今作が最後なんて言わないでほしい…
出だしのマッコールが出てきた時、敵うわけが無いと思わせる絶望感。静かな怖さとその後のアクションのスピード感に惹きつけられる。
前作もだったけど、アクション映画だけどアクションシーンは少ない…ジョンウィックがアクション過多で感覚がマヒってる笑。だけどそれがいい緩急になって興奮できるから他の作品も見習ってほしい!
まず人間ドラマが良い!街のとっても良い人達との交流をゆっくりと描いている。そこに平和を脅かすマフィアの非道さとそれを受け入れることしかできない状況にヘイトが溜まっていく。観客の怒りもピークに達した瞬間のマッコールさんのイコりタイム開始の痛快さが最高すぎた!!敵に準備の間も与えない徹底っぷり感心しちゃう笑
俺も良い人か悪い人か聞かれたら分からないと答えよう笑
大塚さんの吹き替えで再度楽しみたい。
9秒でやつけてるのは最初だけ
渋すぎる。
三作目は変化球でした
86点 デンゼル・ワシントンは強すぎる。
68歳と全く見えないデンゼル・ワシントン。まだまだアクション出来ます。年々殺し方が凄くなり、もう無敵なおじさんです。ここまで無敵すぎると面白くない。。。笑
このおじさん死なないんだろうなって目線で見てしまうのである意味安心感がある。
そんな主人公ですが負傷してしまいます。負傷している所をある地元の警察官に助けられます。そこから物語が進んでいきます。(今回の街に行ってみたい)
今までの作品の中で今回が1番たくさんの人と触れ合っている気がする。
主人公は良い人なのか?悪い人なのか?ここが今回の映画のテーマになっていると思います。(私からしたらお節介の悪い人だと思う。笑 あこまで殺さなくても…)
敵キャラもめちゃめちゃ酷い奴らですが、なんかそこら辺のヤンキーみたい。ただの頭が悪い奴らに見える。そいつらをどう懲らしめるのかがポイントです。
所々、ビックリするシーンがあるのでご注意を!
2024/05/10追加レビュー
なんか殺す人数が少ない気がする…
おそらく懺悔しているからかもしれないですね。あくまでも考察ですが。まあここまで沢山殺してきたからかもですが。何にせよ70歳近くても動けるのは凄いなぁと思いました。
まさかの感動
「なめてた奴が最強だった」系映画の傑作の一つ、イコライザー。三作目となる本作では、負傷して流れ着いたシチリアで例の時計を封印し、自分の居場所を見つけたかに見えた主人公が、またしても人助けのために無双する…というテッパンの展開。
アクションはどれも無駄がなく、大袈裟じゃないのに佇まいや所作でとんでもない奴であることが分かるデンゼルワシントンが最高。
そんな彼を受け入れ、心を通わせる良い人ばかりの住民たち、めちゃくちゃ浮いてるマフィア、かなり出番は少なめの美人CIAなど、美しいシチリアを舞台に様々な人々と関わり合っていきます。ひたすら無双アクションを楽しむだけでなく、人の優しさに触れてご近所付き合いっていいな…と思ってしまう感動要素もあって、予想外に涙が…。
ファイナルといわず、四作目もぜひ!
残酷なシーンが目につきますね。
勧善懲悪無双オヤジ
元CIAの工作員ロバート・マッコールが活躍するシリーズ3作目。
南イタリアが舞台。
主人公はシチリア島で目的を遂行した後、思わぬ重傷を負い小さな港町に流れ着く。
そこでは親切に介護してくれた町の住人たちが理不尽に虐待されているのを目の当たりにする。
一方イタリアではテロが勃発し、それにはマフィアも関与しているらしい。
国際テロ組織を追うCIAも乗り込んでくる。
そんな中、主人公は街の住人を助けるべく必殺仕事人イコライザーとして行動を起こす。
今回は悪者が気の毒になるくらいの無双ぶり。
主人公のやりすぎ感ある殺しぶりに少し違和感が出てしまうのは悪者に対してもう少し残虐に成敗されるべき理由付けを描き切れていないのが原因か、、
しかし悪を成敗する勧善懲悪無双オヤジ系作品なのでその活躍ぶりには胸がスカッとするし、安心して鑑賞できます。
原題はイコライザー3でありファイナルとはなっていないが、一応本作をもって主人公は引退しそうだ。デンゼル・ワシントンもまもなく70歳だし、、
上映時間は109分あっという間です。
シシリー島にも千枚田があるのかな。
英雄になりたかったの
シリーズ最高!
いやぁシリーズ中最高に良かった!デンゼル・ワシントン扮する元米国防情報局エージェントのロバート・マッコールが、バッサバッサと必殺仕置人していくシリーズだけど、2ではエンタメ色が強くなっしまいました。この最終章は、人間味の描写に溢れて原点回帰が良き。
そうマッコールさんの描写が濃い。紙ナプキンをひいて、紅茶を召し上がる様がかわいい。人々と交わす屈託のない笑顔と、サイコな制裁のギャップが魅力です。I am Sam アイ・アム・サムの名子役だったダコタファニングも、すっかり大人になりましたね笑
バイオレンス度はかなり高いのだけど、処刑シーンが美しい。糞マフィアのサイテーな悪役たちを相手に、手口が洗練されている。だから痛々しさを感じないんですよ。グレーディングと巧みな照明とカメラワークで、芸術的な見応えがありました。シチリア街並みや生活も美しくて、作品を盛り上げます。
このイコライザーと先日観たジョンウィックは、共に最終章。出来栄えは見事にファンを満足させる仕上がりでしたよ。だから終わっちゃうのは両作とも残念ですね。。
ハリウッドのアクションシリーズは高齢化しすぎたからしょうがない。なんて思ってたら予告編でエクスペンダブルズ第4弾がもうすぐ上映みたいね。こちらも高齢揃いで、スタローンはなんと76歳!まだイケるのか??
名優デンゼルワシントンの、枯れた演技と洗練されたアクションを満喫できる良作でした😊
デンゼル・ワシントン歳とったね。
先週ジョンウィックを観たからかとてもあっさりしてた。(あんま人死なない的な意味で)
イコライザーは1が1番、2はイマイチ、今回も良かったな。
しかしボディーガードのダコタ・ファニング。大人になって共演。感慨深いね。
彼なりの正義のもとに活動してるから、わかりやすいし、島民はみんないい人だし。マフィアは分かりやすくクズだし。
奇跡とは運命であり、運命とは奇跡である。って感じだね。
しかし、どうして元CIAの人はいつまで経っても最強なのかしらね。
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