香取慎吾、バラエティ乗りの「凪待ち」初日に苦笑も万感「本当に幸せ者」

2019年6月28日 22:27


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[映画.com ニュース] 俳優の香取慎吾の主演映画「凪待ち」が6月28日、全国85スクリーンで封切られた。香取と白石和彌監督は、ロケ地の宮城・石巻で吉澤健リリー・フランキーと合流し、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの初日舞台挨拶に臨んだ。

撮影は昨年6月で、香取は「完成品を見た10月から、ずっと1人でも多くの人に見てほしいと思ってきた。たくさんの方に来てもらって、本当に幸せ者です」と感慨深げ。そして、「僕が演じた郁男は、苦悩の中で逃げてばかりで先が見えない男だけれど、そんな人間でも周りの人の優しさやきずなで少しずつ希望が見えてくる作品です。心に残ったものを、周りの人に話してほしい」と自信ありげにアピールした。

しかし、出演者が出題するクイズになると、一気にバラエティ色に。西田尚美がいきなり、「私が殺されるシーンで、出番がないのにわざわざ見学に来た人は?」とネタバレに近い内容を暴露し、リリーに「お客さん、まだ見ていないんですよ。なんちゅうクイズを出しているんですか」と諭された。

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恒松祐里にいたっては、「西田さんとカフェに行った時に忘れたものは?」と出題したが、ヒントを求められ「財布の中に入っているもの。あっ、違う。カバンの中に入っているものです」と答えを言ってしまう始末。香取があっさり「財布」と正解を当て、リリーも「出題者がグダグダだな」とあきれ顔だ。

そのリリーは「撮影中に一番飲みに行った人は?」、音尾琢真も「撮影中に釣りに行った場所は?」と、空き時間の使い道に関するクイズが続いたが、香取は「僕はそんな時間もなくて、部屋で独り毎日、牛タン弁当だった」としょんぼり。「公開に向けて、いろいろな所でキャンペーンをやってきて、ずっと『凪待ち』のテイストできたけれど、クイズによってそっち(バラエティ)のスイッチが入ってしまった」と嘆いていた。

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