ラストナイト・イン・ソーホーのレビュー・感想・評価
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2022年 73本目
人によって賛否が別れる作品。
サスペンスではあるがハラハラドキドキはない。
中盤までは都会に憧れる少女の話で少し退屈だった。ベイビードライバーは傑作で劇中に流れる音楽もストーリーも素晴らしく今作に対する期待が上がってしまいました。
主役お二方最高です!
二重人格の話かなと最初思いましたが、そのあと自分を投影してるのかなとか…
アニャさんとトーマシンさんの演技が完璧で演出も凄かったな~
2人とも可愛いし、トーマシンさんは今後の出演映画チェックですね(^.^)
ラスト、実在(生きている)しているとは思わなかったのでしてやられましたけど。
60年代って凄くオシャレなんですね
また流行るかも(  ̄▽ ̄)
それで元警官は亡くなったのかな(..)
ホラーだと知らず。
観てしまったぁ。。。ホラーだった。
でも観れるホラーだった。ホラーってただ驚かすだけの物が多いから基本スルーしがちなんだけど。
内容は薄いし、なんだか話にいるんだかいらないんだかわからないルームメイトとかもあって、疑問点は多いし、無茶な展開なものの、構成がいいのか、割と楽しめました。
あんな騒ぎアーリア人以外が起こしたら、監視対象か、強制送還されると思うけどね。なんで捕まらない?と、気になりつつ観てしまった。
観たことない映像、展開、スタッフ&キャストの結束!
去年最後も最後の大晦日レイトショー鑑賞の本作がまさかの個人的2021年No.1作品だった!
これ程先の読めない展開は初めて位の体験で、じっくり練られた緻密な脚本、様々な映画ジャンルをいくつも彷彿させるエンタメチックな展開、予想不可能な演出、そして結末…
素晴らしい役者たちに脱帽!
去年の最初で最後の満点に相応しく、日本上映権のあるうちに再度映画館で観たい作品だ!
※年末の忙しさと、混乱する位の素晴らしい出来にレビュー下書きのまま放置してました…😅
映画って「総合芸術」だと改めて認識させられた
映画を構成する要素は一杯ある。
ストーリー、演技あたりが目立つところだが、他にも、
撮影、カメラワーク、照明、
セットデザイン、
音楽、選曲、音響効果、
衣装、メイク、
特殊効果…
無数の要素、というかその部門のアーティストが集まって、それを監督がまとめて、1本の映画になる。
本作はそれを改めて思いださせた。
上記の1つが欠けてもダメだし、
それぞれは良くとも、まとめる「監督の手腕」がなければダメになる。
そういう意味で、これらを高次元でまとめた監督の手腕というかバランス感覚は素晴らしいと思う。
2021年に見た映画では一番好き
ロンドンを舞台にしたおしゃれなホラー。
テーマがヘビーで人によってはきつく感じる可能性があるが、音楽と映像のマッチが最高なのでおすすめできる映画だと思う。ベイビー・ドライバーも好きだがこっちの方がより好み。
世界観が強く引き込まれたため展開をよむ暇を感じず、ラストも楽しめた。
残るか残らないかというと残らない
最初は、
「ホォ~、なかなか面白い発想だなぁ…」
「どうなっていくんだ?!」
とワクワクドキドキしていたのだけど、
途中から、
「早く伏線回収して進んでちょうだいっな」
て思うようになって、ちょっと飽きちゃった。
さらに、いい人があの仕打ちなのは、ちょっと突然過ぎだし、
「なんで!ちょっと無理やり感ない???」って思っちゃった。
さらに、集中力なくなってきて、
「ゾンビもどきや、グロいの好きよねぇ…この監督」
なんて別のこと考えちゃったし、
そういうの入れたいなら、コメディに寄った作風の方が得意な気がした。
だから、観る直前に同じ監督だったんだと、
作品検索してて知ったのだけども、
『ホット・ファズ』と『スコット・ピルグリム』が、めっちゃ好きだったのですが、
この監督、笑いの要素多めの方が断然に上手くて面白い気がしました。
また、まったく別物なのだけど、
女性が虐げられる部分で、
『ヤング・プロミス・ウーマン』を思い出しちゃって…。
で、あちらが女性監督で、こちらが男性監督っていうのが解る気がする。
こちら、なんとなくモヤ~っと違和感が残ったんだよ…。
音楽、ファッションなど、アート的なセンスはカッコいいから、
ベイビー・ドライバーより前の作品よりは、広い層にウケるんだろうね。
達人の平均値
じゅうぶんに楽しませる映画でしたが、エドガーライトならもっといけた気がします。というか、私見にすぎませんが、エドガーライトとしては凡作だとおもいます。ところがトーマシンマッケンジーとアニャテイラージョイ。ふたりが映画の水準を青天井に上げている──という印象をうけました。どっちかひとりでも贅沢な、いまもっとも旬な、とうだいきっての、ふたりだと思います。
映画はファンタジーに落としたいのか、サスペンスに落としたいのか、曖昧でした。テレンススタンプが演じた老翁やいじめっ子たちの存在も、不統一な感じがしました。
エリーが夢・幻影を見ている大部分はファンタジーが支配しています。華やかで謎めいていて、ぜんぜん別のところへ落ちるような気がしていました。
とりわけ序盤の楽しさ・なにがおこるのかわくわく感はすごいものでした。それが、わりとふつうなサイコサスペンスへ落ちてしまいます。
夜ごとcafe de parisに行ってサンディの分身となる夢・幻影がキラキラ描かれているので、てっきり、ミュージカルになるような気さえしていました。
とはいえ、いい映画でした。
トーマシンマッケンジーがみりょくを発揮していました。まっしろな肌、大きな目、小さな顔にバランスのいいパーツ、丸顔で童顔、ハスキーな声、痩身だけどグラマー。ジョジョのときも思いましたが学園もの等でふつうの人を演じているところが見たいです。
この映画は(かんたんに言うなら)田舎の夢見がちな女の子が、はじめての都会生活に疲弊し、その弱った心に、下宿にいた霊たちが取り憑いた──という話、だと思います。おそらくホラーにジャンルされると思いますが、まるでそんな気配がないのは、さすがエドガーライトでした。
『本作は、ニコラス・ローグ監督の『赤い影』やロマン・ポランスキー監督の『反撥』など、他のイギリスのホラー映画からインスピレーションを受けていると言われており、ライトは本作がタイムトラベルを使用していることにも言及している。』
(ウィキペディア:ラストナイト・イン・ソーホーより)
こじんてきな印象では紅い影とも反撥ともちがいましたが、それらがインスピレーションとなったというこの解説にはおおいに納得しました。
また、テレンススタンプやダイアナリグ、Rita Tushingham、Margaret Nolanら、往年の老俳優が、わりとはっきりした役どころで出ていますが、過ぎ去った60年代を描くためであり、演者たちの老若は過去と現在を対比していました。エドガーライトが言うタイムトラベルとはその(過去と現在を行き来する)ことだと思います。
オシャレなホラー映画 映画館で3回観て…
まだ上映してたので、2回目3回目と観てきました。
1回目は渋谷ホワイトシネクイント 2021年12月
2回目3回目は新宿シネマカリテ 2022年2月
全部ミニシアターですが、ミニシアターが似合う作品だと思います。
公開当初、ホワイトシネクイントでは、劇中のドレスが、レプリカだけど展示されてました。
とにかく!!オシャレな映画です!!
ただのオシャレ映画じゃなく、ただのホラー映画じゃなく、オシャレなホラー映画?
ないですよね、オシャレなホラー映画って、あんま、ほとんど…
独自で、新しくて、いいと思います。
音楽もホント素晴らしくて、
サンディ・ショウ、キンクス、サーチャーズ、フー、スージー&バンシーズ、などなど…
名曲ばかりです。
特に、スージー&バンシーズがかかるのはシビレました。
監督が、夢の中で他人になる夢を見るらしく、その夢からインスピレーションを受けたらしいです。
人物が、時代が、場面が、よく変わるので、少し分かりずらい箇所があると思います。
1回観て分かった気でいたけど、分かった気でいただけで、
3回観てみて、やっと理解できた。
1回観た方も、また観ると、新たな気付きがあると思います。
僕は、3回観たけど、まだ観たい(笑)
ネオンが妖しく光輝く悲しき美しい世界、素晴らしい名曲に彩られた世界、60年代のソーホー、に入り浸りたい。
キラキラからホラーへ
オープニングは懐かしいピーター&ゴードンの「愛なき世界」。ビートルズやローリングストーンズやキンクスが活躍していた60年代?のロンドンかな。いや、現代なの?
デザイナーを目指して、片田舎からロンドンにやって来た可愛い女の子が主人公。映像もこの娘もキラキラしていて、見ているだけでおじさんは楽しい。
途中から、ショービジネスの世界に憧れる、サンディが出てくる。この娘はちょっと色っぽくて可愛い。清純なエロイーズの化身?それとも亡き母の亡霊…
60年代のロンドンを、おそらく席巻しただろう楽しくて懐かしい、ポップミュージックの数々。「恋のダウンタウン」と「ダンス天国」はよく知ってます。後は聞いたことはあるなという感じ。それがなんとも懐かしくていい。
そしてナイフと真っ赤な血。
ホラー映画なんだけど、ファッションとショービジネス、映像と音楽と二人の女の子がキラキラしていてとても楽しかった。
絶叫系アトラクションの面白さ
鑑賞中、音と画に導かれ堪能しました。でもストーリーはエンディングを含め物足りないです。搾取される人は無意識にそれを選んでいるのかもしれない。多様な価値観を示す事が映画のあり方なら、観客の想像力を信じる余白が足りないなぁ。
音と映像のマリアージュを楽しむ映画
この映像の作り方のおかげで余計に「ん?エロイーズはサンディなの?違うの?」みたいな疑問が出てきてしまうけど、結局そんなことはドーデモイーと思えるほど美しい。
なんか美しいものとか古き良きものとか大好きなものとかが綺麗に詰め込まれた作品。ハリーポッターに出てくるヴォルデモート卿のようなオヂサンたちでさえ最後には愛しさを感じてしまう。
個性が大切なはずの服飾科のクラスメイトの女子たちはなぜにあんなに同調圧力が強いのか……
次回作かなあ
音と映像、60年代のロンドン?最高傑作が観れると期待値マックスで観たら、アレ?イヤイヤ、こんなもんじゃないでしょ?観たことあるシーンの連続でラストシーンもなぁ😃女優選びは最高、常に最高点が求められるEライト監督、次は頼みますよ!
60年代のロンドンにタイムスリップし殺人事件をデジャヴする少女
60年代のロンドンにタイムスリップし殺人事件をデジャヴする少女😱
「I've Got My Mind Set on You」「Always Something There to Remind Me」etc…オールディーズ満載の猟奇ホラー映画☠️💀
あ〜、めっちゃ怖面白かった〜🧱🗡️
ドキドキ
「ベイビー・ドライバー」大好き❤
なので、今作も見ない訳には行かない。
冒頭からとにかく、
BGMが頭から離れなくなる。
「ベイビー」でもそうだったが、この監督は音楽への重点がかなり大きい。愛すら感じる。それは、演出の物音、足音やネオンの音までリズムにしていき、観客を取り込んでいく。観客は自然と身体が揺れてしまう。それだけで楽しい👍
でまた、「ベイビー」のデボラもそうだったが、
女の子がかわいい❤️
エロイーズ最高💕
プロットも、これがオリジナルとは恐れ入ります、てなくらいの上質なストーリー。ちょっとあの亡霊シーンはしつこいなーと思ってしまったけど、ラストまでハラハラさせてくれる展開は素晴らしい‼️
エドガーライト監督、次回作も期待せざるを得ない‼️
テーマは重いが、演技、美術の素晴らしさで爽やかな印象すら残す一作。
本作鑑賞以降、作中のエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)と同じく、二人の姿と『Downtown』のメロディーが頭に住み着いちゃった感じです。
エドガー・ライト監督の『ベイビー・ドライバー』(2017)は音楽と演技、そしてカーアクションを信じられないレベルで一致させた作品ですが、本作の冒頭で見せるトーマシン・マッケンジーの動きはそれを彷彿とさせ、序盤のダンスシーンと併せて、「ああ、ライト監督の映画をスクリーンで観てるんだな」と実感させられます。
ライト監督の初めてのホラー映画という触れ込みですが、悪夢のような襲撃場面を除いてそれほどきつい描写ではなく、『返校』(2019)が大丈夫だったという人ならまず問題にならないでしょう。むしろバリバリのホラー映画を期待すると肩すかしになるかも。
テーマとしては、『プロミスド・ヤング・ウーマン』(2021)と重なるところもあり、作中の抑圧的かつ加害的な男性像に居心地が悪く感じる男性観客も多いはず。『プロミスド・ヤング・ウーマン』が実際に被害に遭った女性の「当事者視点」という面で少し弱かったことと比較して、本作は(物語上の仕掛けという側面は多分にあったとしても)きちんと当事者の心情を具体的に描こうとしたため、結末も収まりが良くなっています。
エロイーズと同様、両親の影響で1960年代のロンドン文化漬けだったというライト監督の「好き」が全部込められたような美術、衣裳がとにかく素晴らしく、監督としては不本意かも知れないけど、ともすればテーマの重さを凌駕するほどに印象的です。
エロイーズとサンディ(アニヤ・テイラー=ジョイ)がついに接触する場面、ゲーム『Detroit: Become Human』を思い出して少し泣いてしまった…。
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