マイティ・ソー バトルロイヤル

劇場公開日:

マイティ・ソー バトルロイヤル

解説

マーベルコミックのヒーローが集う「アベンジャーズ」シリーズにも参戦している、クリス・ヘムズワース扮する雷神ソーの活躍を描いた「マイティ・ソー」シリーズ第3作。人工知能ウルトロンとアベンジャーズとの戦いから2年、アスガルドを追放された父オーディンを捜しにニューヨークへやってきたソーだったが、突如として現れた強大な敵ヘラによって宇宙の果ての惑星に飛ばされてしまう。その星で行われていた格闘大会に出場させられたソーは、対戦相手として盟友ハルクと再会。危機を乗り切った2人はヘラを倒すためアスガルドへ向かい、わけありの女戦士ヴァルキリー、そして宿敵であるロキも仲間に加え、チームを組んでヘラに挑むが……。ソー役のヘムズワースのほか、義弟ロキ役のトム・ヒドルストン、父オーディン役のアンソニー・ホプキンスらが続投し、「ドクター・ストレンジ」のベネディクト・カンバーバッチも出演。ヘラ役は、オスカー女優のケイト・ブランシェットが演じている。ニュージーランド出身でコメディアン、俳優、映画監督と幅広く活躍し、「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」で注目されたタイカ・ワイティティがメガホンをとった。

2017年製作/131分/G/アメリカ
原題:Thor: Ragnarok
配給:ディズニー
劇場公開日:2017年11月3日

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(C)Marvel Studios 2017 All rights reserved.

映画レビュー

4.0関係性がコロコロ変わるのにブレないロキのキャラ

2017年11月30日
PCから投稿

笑える

楽しい

興奮

どんなムチャなコメディになっているのかと少々期待し過ぎたせいか、思っていたよりオーソドックスなストーリーで意外性に満ちていたわけではない。ケイト・ブランシェットのカッコいいヘラ様も、もっともっと活かせたんじゃないかと思ってしまったり。

しかしなんといってもロキである。「マイティ・ソー」一作目ではまだ邪悪な悪役という印象が強かったが、もうシリーズ全体のトリックスターとして面白すぎる。ひねくれた陰謀キャラというベースを崩すことなく愛嬌を出しまくるトム・ヒドルストンの名人芸が冴えわたり、ロキが可愛くてしょうがない。

しかもロキ自身が自分のこじらせを持て余している部分があり、仲間になったり裏切ったり、瞬間瞬間の状況でどっちに転ぶかわからない。先読みをさせないという意味で、これほどありがたいキャラもいない。ロキ様ありがとう。ロキ様を讃えるあのお芝居が、ソフトに完全版で収録されますように。

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村山章

4.0スペースオペラ+ブロマンス風味の娯楽作

2017年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

太陽系外惑星なのか天上界なのか微妙なアスガルドと、地球との往復で間が持たなくなったのか、「マイティ・ソー」シリーズ第3作にあたる本作では、多様なエイリアンが集う新たな惑星の闘技場シーンなど、スペースオペラ的要素を加味してきた。「スター・ウォーズep2 クローンの攻撃」を想起させもするし、ガーディアンズの面々と合流する「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」への布石とも取れる。

今作の妙味は、ソーとブルース/ハルクのブロマンス的な関係。闘技場でガチンコ勝負をしたかと思えば、ハルクの湯上がりシーンで笑いを取る。しかしその反動か、全2作のロマンスの相手だったジェーン(ナタリー・ポートマン)が不在となり、たった2行の説明台詞で処理されるのが不憫。新しいキャラが続々登場するので、面子の新陳代謝も仕方ないか。その意味で、浅野忠信も早々に人員整理されてしまい、日本人観客としては大変残念だ。

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高森 郁哉

4.5われら "リベンジャーズ "‼️

2024年3月9日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

幸せ

「マイティ・ソー バトルロイヤル」‼️なんでこんなタイトルになったんだろう⁉️生命は死に絶え、神々は戦いの末に倒され、最後に炎のデーモンが9つの世界を焼き尽くし、宇宙が終わる最終戦争という意味合いの「マイティ・ソー ラグナロク」が絶対良かったと思うけど‼️そんな恐ろしい原題とは裏腹に、今作はZEPPの「移民の歌」の、有名な「アアア〜」という雄叫びでポップに幕を開けます‼️旅から帰ったソーはドクターストレンジの助けを借りて、ロキとともに父オーディンを探し出す。ストーリーは「移民の歌」のごとくスピーディーに展開‼️そこから死の女神ヘラが登場して、すべてを破壊し制圧するまではホントにアッという間‼️我らが浅野忠信さんも瞬殺されちゃう‼️アスガルドの栄光も無残に覆され、無敵のハンマーも砕かれ、ソーは鼻クソのように宇宙の彼方の惑星サカールに弾き飛ばされてしまう‼️しかも自慢の長髪も短髪にカットされる始末‼️このときのソーの泣きベソ顔‼️あまりにも絶望的な状況が逆に笑える‼️全編がそんな悪夢のようなノリとギャグに満ちた作品です‼️そして惑星サカールでグラディエーターにされたソーは、何故か同じく飛ばされていたハルク、客人扱いのロキ、伝説の女戦士ヴァルキリーと手を組み、持ち前の超体力とガッツだけでヘラに挑んでいく‼️バイキングが新天地を目指す内容の「移民の歌」とドンピシャにハマッてる‼️ナイス選曲‼️独眼竜もキマッてて、結局ソーは、この「バトルロイヤル」と「インフィニティ・ウォー」の時が一番カッコいい‼️そしてエンドクレジット‼️新天地へ向けて宇宙船で旅するソー一行の前に立ち塞がる超巨大なサノスの宇宙船‼️「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」へ続く‼️

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活動写真愛好家

4.0バカバカしくって好き

2024年2月29日
iPhoneアプリから投稿

笑える

楽しい

単純

やっぱりアクション映画はこーでなくては。

アスガルド星から宇宙を股にかけて行われる壮大な兄弟喧嘩。いつものようにロキとだけでなく、封印されていた姉のヘラが父オーディンの死と共に復活、ソーとロキの前に現れる。

圧倒的な力を持つヘラの前には2人もまったく歯が立たず、惑星外に吹き飛ばされてしまう。
辺境の惑星サガールまで飛ばされたソーは、そこで女性の賞金稼ぎに捕まり、自由と引き換えにバトルロイヤルへの参加を促される。

バトルロイヤルで相対したのは、いつも怒ってる緑色のでかいヤツだった!

もう頭空っぽにして花火のように打ち上がるバトルまたバトルに酔いしれるための作品。なのでストーリーやらテーマは色々あるものの、それはさておき絵面が派手派手。惑星サガールなんかももう猥雑さというか、雑多な感じがいい味を出している。出たなゴールドブラム!相変わらずのクセ強な役でした。

賞金稼ぎとソーと緑のデカいのがワチャワチャやってるところはほぼコメディのような軽妙さ、だけどソーはもともとこんな感じやから問題なし。クリス・ヘムズワースはこういう軽さが好き。

今回の相手役、賞金稼ぎのテッサ・トンプソンも今回初だったんだけど、ミシェル・ロドリゲスの鉄火な姐御キャラを継承できそうなタイプ。こう言うタイプの女優さん出てくると俄然面白くなる。古くはエイリアン2のバスケスとかね。僕は好きなんですよ。

忘れていけないのが、ヘラ役のケイト・ブランシェットの怪演にして快演。この手の話は敵役が圧倒的じゃないと盛り上がらないし、憎々しさだけじゃない部分もしっかり演じられていて、さすがベテラン。

クライマックスの盛り上がりももう、ここまでもりあげて、さらに特盛、その上倍盛と観客を飽きさせない展開がサービス精神旺盛。あ、アイツも寝返ってコイツも覚醒するのね、みたいな胸熱展開も素晴らしい。

さっきも言った通りストーリーなんてハチャメチャでとても褒められたモノではないけど、確実に観た後にあー面白かった!と思えるエンタメ映画。スッキリ感もいい。

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ハルクマール
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