劇場公開日 2016年4月15日

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スポットライト 世紀のスクープのレビュー・感想・評価

全287件中、281~287件目を表示

4.5マイケル・キートン完全復活

2016年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ドラマとは思えないほどの展開の速さと内容の濃さに、アカデミー作品賞は流石と思わされる。教会という聖域のスキャンダルを暴くノンフィクションは世界中を揺るがした9.11というテロ事件でさえ霞んでしまうほどの大スクープだった。2年連続で作品賞に主演したM・キートンの完全復活がスゴイ

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nkboy

4.0やりきれない思い

2016年4月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

やりきれない思いが残る。
作品じたいがスポットライト(新聞)ようになっている。
まるで共に事件を探り同じような思いで胸くそ悪さを感じ、いたたまれなさ、やりきれない感情に涙が出てくる。

ラファロが吠えるシーンには胸が熱くなります!

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豆

5.0真の正義とは何か?

2016年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

米国ボストンの新聞"The Boston Globe"の新聞記者たちが
カトリック教会のスキャンダルを暴いた実話 が映画化され、
(神父による児童への性的虐待と、
カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダル)
第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した実録ドラマです。

大統領の汚職をテーマにした「大統領の陰謀:ウォーターゲート事件」を
思い出します。

『真の正義とは何か?』そして『真の勇気とは何か?』
を当該作品は、問いかけます。

なぜ、1000人以上の児童が性的虐待を受けたのか?
なぜ、児童に性的虐待した神父が、300人も存在したのか?
なぜ、悪事が、長年にわたって、黙殺されてきたのか?

第一に、『権力者のおごり』でしょう。
一般的には、「権力に長く居ると腐敗する」と言われています。

第二は、『保身からの隠蔽体質』
一般社会でも、上司に逆らえず、指示が間違っていると思っても従ってしまう。
先輩に連れられたバトミントン選手もいました。
自分や家族が信じている宗教だと難しい事も解りますが、
この隠蔽体質は、今回は、教会にも信者にも言える事です。

最後に、「排他主義」を指摘したいと思います。
私は、無宗教なので、理解できない点が多々あります。
私は、4人兄弟・姉妹の末っ子ですが、長女は、「エホバの証人」です。
「目の前で、自分の子供が交通事故で出血多量で死にそうでも、
母親である自分の血を輸血しない」宗教です。
両親が他界した時も、宗教を理由に、葬儀に出席しませんでした。
無宗教な私がとやかく言うべきではありませんが、
宗教・民族・人種などでの、『排他主義』 が、
国際テロリスト集団であるISを存在させ、
信者が過度に宗教を過信する原因だと思います。
そして、排他主義が一種独特の閉鎖された世界を創ってしまうのです。

少しずれてしまいましたが、お薦めの作品です!

Michi
[PS]
アカデミー賞最優秀作品なのに、
なぜ、MOVIX川口で上映しないのか?!

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Michi

4.5派手にドラマチックに仕上げていないところがGood

2016年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

見終えたときは、やっぱり「The Big Short」と比較しまって。
やや地味だなーなんて思いましたが、考えてみればスクープをこっそり追うのだから当たり前。だからこそリアルでした。

カメラワークも最高、キャスティングもばっちり。 Rachel McAdams以外、若手がいないのも良かった(笑)。皆、さすがの演技です。
Billy Crudupが出ていたのが個人的に嬉しかったな~。

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洋画fan

3.0よくわからん。

2016年4月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

日本人なので教会が社会的にも強い力を持っているとかよく理解出来なかった。
でも日本のジャーナリズムみたいに不倫ばかり追っているより社会を良い方に変えるジャーナリズムは絶対必要だと思った。

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西国くん

5.0妥当のオスカー受賞作

2016年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

2002年にボストングローブという新聞社のスクープ部隊、「スポットライト」が、当時カトリック教会の神父が信者の子供に性的暴行を行っており、それは一部の地域ではなく、全国的に広がっており、これらの悪は裁かれず、水面下で眠っているぞ。というのを暴いた実話に基づく映画です。

マネーショートと比較されるんですよ。どちらも実際にあった社会問題を元に書いているので。比べ物になりません。圧倒的にスポットライトの方が良いです。

まず一つ。とにかくリアル。

こういう仕事人系の話を映画にすると脚色されてしまうんですよ。いや実際ホテルマンってそんな生き生き仕事してねぇよとか、現場の人がみると一気に冷めてしまうやつです。ただ今回の場合特に、実話に基づいているので、このリアリティ、というよりアクチュアリティみたいなのがすごく重要なのですが、周りの新聞記者関係者全員が文句無しでした。ドキュメンタリーに近いですね感覚的に。

でも見てて飽きない、人間ドラマ。
ドキュメンタリーってちょっと単調で眠くなっちゃう人多いと思うんですが、これはちゃんと人間の感情がスクリーンで生きてます。マークラファロが編集長に噛み付くシーンがあるんですけども、震えます。自分一人がいくら頑張っても社会の大きな壁を前には「ゼロ」である不甲斐なさが名演です。すごいです。

ラスト一点。
この、社会問題、日本ではあまり話題になってなかったかもですが、アメリカの人からするとかなり記憶に新しく、感覚でいうと、日本のサリン事件を映画化するようなものです。なので映画としての問題は、あまり語り過ぎない。なぜなら知っているから。でも知らない部分をしっかり語るというバランスが、こういった社会派映画、もっとも重要なのですが、このバランスが素晴らしい。最後のシーンがとにかくすごい。金融破綻のシーンを金融会社のオフィス移して、会社から人が流れ出て行くシーンを写すマネーショートとは大違いです。語らずに語る最後のシーン。

泣くか憤るか、無力さを感じるか。お任せします。

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のむ

5.0ボストンを震撼させたカトリック神父らによる性的虐待スキャンダルをス...

2016年1月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ボストンを震撼させたカトリック神父らによる性的虐待スキャンダルをスクープしたボストン・グローブ誌の"スポットライト"チームの取材活動を描いた実話ドラマ。恐ろしく地味な話なのでガラガラだろうと大間違いで見事に満席。この素材をカソリック国で観ることには本当に価値があって次々と明らかにされる事実に観客が息を飲む様は圧巻でした。地味にも程がある作品ですがサントラのピアノの音が非常に繊細で美しい点も印象的です。

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よね