エイリアン コヴェナントのレビュー・感想・評価
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リドリー・スコット翁のやりたい放題!
『エイリアン』一作目の監督は確かにリドリー・スコットだが、最初にアイデアを考えて脚本化したのはダン・オバノンだし、強烈なクリーチャーデザインはギーガーがもともと描いていたものだし、ギーガーとスコットと引き合わせたのはオバノンだし。ほかにもウォルター・ヒルら大勢の人材が関わっていて、スコットが「シリーズの生みの親」かどうかには議論の余地がある。
しかしスコットは敢えて『プロメテウス』『コヴェナント』と続けて「エイリアン」伝説のはじまりを描こうとしている。ぶっちゃけ後付けの前日談は蛇足になりがちだが、スコット翁の「オレにとって「エイリアン」はこうなんだよ!」と宣言するかのごときやりたい放題はある意味で痛快。神話をモチーフにしまくっているせいで「エイリアン」の神秘性が逆に薄れた感はあるが、『プロメテウス』よりもアクション/スリラー感が増して娯楽に寄っている分、今回の方が単純に楽しめた。
「スター・ウォーズ」連作のように、第1作に円環する
SF映画の巨匠として、リドリー・スコットがルーカスに張り合ったのかどうかは不明だが、「スター・ウォーズ」シリーズのように、「エイリアン」シリーズの前日譚として「プロメテウス」と本作を作り、第1作の冒頭につながるストーリーを作った。もっとも、最初から全体の構想があったSWに比べると、こちらの前日譚は後付け感が少々。うまいことつじつま合わせたな、と感心はするけれど。「プロメテウス」を未見なら、事前の観賞が必須。でないとファスベンダーの二役とか意味が分からないと思う。
コヴェナントは、作中では宇宙船の名前だが、「契約、誓約」といった意味がある。辞書には神とイスラエル人との契約の例が出ている。本作では創造主と新たな種の契約を示唆しているのだろうか。明示的ではないが、観る人によっていろいろ解釈できると思う。
気持ち悪くて凶暴なエイリアンの復活と、知的でしっかりとしたヒロイン像には拍手
リドリー・スコット 監督による2017年製作(122分)のアメリカ映画
原題:Alien: Covenant、配給:20世紀フォックス映画、劇場公開日:2017年9月15日
「プロメテウス」を未見で本作を見てしまったので、人間を創ったという異星人エンジニアの描写等、良く分からなかった部分も少なからずあった。ただ、アンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)が、創造主になりたくて意図的にエイリアンを誕生させたという主題は理解できた。
最後の展開には意表を突かれた。てっきりハッピーエンドと思ったその時からの一気の暗転。後味は最悪だが、なかなかの脚本とも思った。また、AI知能が実用化されてきている現状もあり、人間への叛逆のリアルな恐怖の様なものは感じた。
一方、未知の惑星に到着し、空気の組成が地球と同じということで、未知の有害微生物の存在が予想される中、全く無防備で呼吸をし、エイリアンに体内に寄生されてしまうという物語設定は、遠い未来でもあり、いくら何でもあり得ないだろうとは思ってしまった。
リドリー・スコット監督作だけに、エイリアンはシンプルに気持ち悪くて凶暴で、第1作のエイリアン像に戻った感じであった。そして、男たちと異なりしっかりとしたヒロイン役キャサリン・ウォーターストンはタフな感じは無いもののとても知的で魅力的で、好演と感じた。
監督リドリー・スコット、製作リドリー・スコット 、マーク・ハッファム 、マイケル・シェイファー 、デビッド・ガイラー 、ウォルター・ヒル、キャラクター創造ダン・オバノン ロナルド・シャセット、原案ジャック・パグレン 、マイケル・グリーン、脚本ジョン・ローガン 、ダンテ・ハーパー、撮影ダリウス・ウォルスキー、美術クリス・シーガーズ、衣装ジャンティ・イェーツ、編集ピエトロ・スカリア、音楽ジェド・カーゼル、特殊効果監修ニール・コーボールド、視覚効果監修チャーリー・ヘンリー。
出演
マイケル・ファスベンダーデヴィッド/ウォルター、キャサリン・ウォーターストンダニエルズ、ビリー・クラダップオラム、ダニー・マクブライドテネシー、デミアン・ビチルロープ、カルメン・イジョゴカリン、ジャシー・スモレットリックス、キャリー・ヘルナンデスアップワース、エイミー・サイメッツファリス、ナサニエル・ディーンハレット、アレクサンダー・イングランドアンカー、ベンジャミン・リグビーレドワード、ウリ・ラトゥケフコール、テス・ハウブリックローゼンタール、ジェームズ・フランコブランソン、ガイ・ピアースピーター・ウェイランド、ノオミ・ラパスエリザベス・ショウ。
プロメテウスの
続編で、エイリアンに続くストーリー。
ブロメテウスよりは格段に楽しめたが、いい加減ハッピーエンドにしてくれ…
シリーズ全体に言えるが、ラストに必ずエイリアンが残る。
今回なら宇宙船=マザーが発見出来ると思うのだが…
この物語は本当に必要なのか?
単体の作品としてのクオリティは、前作『プロメテウス』同様によく出来ていると言ってよい。しかし、これはプリクエル(しかもオリジンと言える一作目の監督の手による)なので、これ単体では成立しようがなく、これ単体として自立できるだけの価値は薄い。実際、単体の作品としてはとても面白く観ることができるが、それでは不十分。あくまで、プリクエルとして有意義であるのか?というところが評価の決定的なポイントになる。『プロメテウス』のレビューにも書いたように、プリクエルの存在意義は、それがあると元の作品の味わいが深くなることが決定的に大切なところなので、今作がきちんとその役割を果たしているのかを問わなければならない。『エイリアン』という作品は、その生き物としてのエイリアンの得体の知れなさにこそ脅威を感じ、恐れを感じるからこそ成立する作品だ。だとしたら、これの成り立ちを解説してしまうことで、間違いなく「得体の知れなさ」は削がれてしまうことになり、生き物としてのエイリアンの印象を矮小化してしまうことになる。端的に言えばかえってつまらないものにしてしまっていないか?と。「こんな背景がありました」という説明があったからといって、『エイリアン』がより面白くなるとは私には到底思えなかった…というのが、私の正直な感想である。
リドリー・スコットは自らの作品を起点にして作られる続編やスピンオフに大いに不満だったのかも知れず(実際、スピンオフには酷いものがある)、こんな形で自分が作った作品世界を取り戻そうとしたのかも知れないが…だとしてもこれは残念ながら実に壮大で大金のかかった蛇足だと私は思う。
リドリー・スコットはもしかすると
身内の誰かをアンドロイドに殺されたのか?と思わず考えてしまうほどに悪役に持っていく。しかも一作目から全くぶれない。
ゆえに、オチが最初から分かってしまうという問題が付きまとう。
新たな星への入植者を乗せた宇宙船。アンドロイドのウォルターが航行を管理し、残りの乗組員と入植者は冷凍睡眠中。ところが突然の事故で故障し、冷凍睡眠中の乗組員が急遽起こされることとなる。
その事故によって船長が冷凍睡眠の装置の故障で死亡し、オラムが代わりに船長となる。
宇宙船はなんとか修理でき、そのまま航行を始めると入植予定の星の遥か手前に人間が住むことができそうな星を発見。行き先を変えてこちらの星を探査し、問題なければこちらに入植する、とオラムは方針を固めるが、元船長の妻にして副船長のダニエルズはその方針に反対する。その反対を押し切って星の調査に向かった乗組員クルーが降り立った星は、かつてエンジニアと呼ばれる宇宙生命体の住んでいた星だった。
この辺りでプロメテウスとの話のリンクが濃くなり、どーやったかなと思い出しつつの鑑賞だったので、プロメテウスを事前にガッツリ見ないとちょっと苦しいところもあった。
そこからは例のエイリアンの形のだいぶ近いヤツが生まれて大暴れ、その成長速度はめちゃんこ早くて一晩でもう成体になってしまう。しかし、黒光りエイリアンに対してコイツらは白いのでキモい。パンズラビリンスに出てくる手が目さんに近い造形。
で、黒い粉を吸引させて寄生し生まれてくる白エイリアンくんを、プロメテウスでも散々やらかしてくれたアンドロイドのデイビッドがあれこれ改良し、はいエイリアンの出来上がり、となって、エイリアンのパートワンに繋がりますという流れ。
あのエイリアンを創り出したのは人間が創り出したアンドロイド、人類は自らの産み出したアンドロイドによって間接的に滅ぼされるというテクノロジーへのアンチテーゼなのかな。ちょっと色々と難しくなり過ぎてしまった割に、胞子で寄生した方がよっぽど効率的に個体を増やせるのになんで卵にこだわったの?とか、何を以て黒エイリアンくん(ゼノモーフという名前があるらしい)を完全な生命体と言っているのか、ウォルターくんが考えていることがイマイチ分からなかった。
まあ生命をいろいろ実験改良することは、生命の尊厳を蹂躙することですよーと言いたいのかも。
まあ、リドリーおじさんのライフワークだと思うので、懲りずにまた色々考えてくるかもしれない。
エイリアンの劣化コピー
プロメテウスは未視聴。何となく雰囲気で汲み取りつつ視聴。2,000人も抱えた移民船のクルーがなんでこんな無計画で警戒心の薄いやつばっかりなんだ...と思い出すとどうにもならない映画。たまたま近くに都合の良い星を見つけて進路変更し、下調べもなく着陸し、ヘルメットもなく探索に出た挙句寄生されて死んでいく...いやいや未知の惑星でしょ?さすがにもうちょっと警戒するだろ...。エイリアンは安定の虐殺ムーブ。最後は案の定アンドロイドの裏切りでバッドエンド...コヴェナントからエイリアンにどうつながるんだ?と思いましたがもう1作構想があるみたい。そりゃつながらんわ。どうにも初代エイリアンの焼き直し感が強く目新しい展開も感じられなかった。
絶望の、産声。
原題
Alien: Covenant
感想
プロメテウスの続編でエイリアン前日譚シリーズ2作目
巨匠リドリー•スコットが解き明かすエイリアン誕生の想像を絶する真実!
プロメテウスよりは面白かったと思います。
エイリアンが残酷に人間を殺す、人間vsエイリアンのハラハラドキドキが自分には合ってるのかなと思います。
作業船やコヴェナント号のアクションなど。
フェイスハガーも見れたのも良かったです。
マイケル•ファスベンダー2人はちょっと笑ってしまいました、デヴィッド髪伸びてるし笑
ウォルターの機能停止も笑いました笑
それにしてもデヴィッドはエグいです。
前作のショウ博士も変わり果てた姿に…
オチは予想できましたが絶望感ヤバいですね…
※そこは人類にとって楽園となるはずだった
「宇宙でジョーズ」というコンセプトそのものをリブートするべきかもしれない。
基本的な構造は前作「プロメテウス」(2012年)と同じ。
・宇宙船がとある星に探査にいく(ミッション)
・エイリアンと遭遇して襲われる(戦い)
・生き残った乗組員がその星を立ち去る(英雄の帰還)
といった、典型的な「行きて帰りし物語」の構造になっている。
ほとんどの物語はこの構造を用いているのだが、「プロメテウス」と本作は探査船の乗組員が未知の星に探査にいってエイリアンに襲われる、というプロットになっているので、「前作と同じだ」という印象が強い。
ある意味いたしかたないのかもしれない。
登場人物のつながりももちろんあるのだが、むしろ創造主は誰か、というテーマがつながっている。「プロメテウス」では、人間を作ったのは誰か、という話で、今回はエイリアンを作ったのは誰か、を問う。
何かを作るということは、創造主の知性や人間性といったものが大きく反映されるものなのだな、というのは気づきだった。
とにかく、テーマも前作のバリエーションなので、映画そのものが似てきてしまう。
当初は三部作になるという話だったが、本作がコケたので続編はクランクイン直前で中止になったとのことだ。ちなみに製作費は139億円で、興行収入は345億円。赤字ではないようだが、ダメなのだろうか。
収支のことはよくわからないが、それをおいておいても、エイリアンというシリーズは長く続ける映画ではないと思う。
もともとのコンセプト(宇宙空間で「ジョーズ」をやろう。しかも密室で襲われる「ジョーズ」だ)は素晴らしいし、インパクトもあっただろう。ただ、それを手を変え品を変えしながら何本も作る必要があるかといえば、そうではないだろう。最初のシリーズで4本作った。それでも多いくらいだ。
リドリー・スコットはなぜ「エイリアン」の前日譚を語る必要があると考えたのだろう。デヴィッド・リンチではないが、「謎は謎のままが美しい」と、そのままにしておけばよかったのに。
エイリアンの起源について語るのであれば、ホラー映画ではなく、もっと哲学的な物語にすれば、批評家には評価されたかもしれない。
とはいえ、ファンは、エイリアンの巣に踏み込んでいった連中が、いかにも危険な卵に顔を近づけたり、イチャイチャしているカップルが突然襲われるのを楽しみにしているのだから、哲学的にエイリアンの起源を考察したりしたら、興行収入はひどいことになっただろうが。
「プロメテウス」では、科学者たちが惑星を探査に行って襲われた。科学者というわりには随分と頭の悪そうな行動が目立って、案の定ひどいことになったのだが、今回は普通の宇宙船のクルーが探査に向かう。「オリガエ6」という惑星を目指していたのに、なぜか謎の惑星に探査に向かう。目的地を変える理由に説得力がない。こういうところを見ていると、よほど斬新なアイデアがないかぎり、「エイリアン」シリーズはもう無理があるのではないかと思う。
ひとつの世界観の確立
初代エイリアンからシリーズが続くが、物語の焦点がアンドロイドのダビデだ。
創造という言葉が度々登場するが、ダビデにとって創造することが夢となる。
なんだかんだで脱出に成功したものの、アンドロイドのウォルターは………。
脱出成功と同時に絶望感を与える。
プロメテウスから始まった新エイリアンは、このコヴェナントとシリーズの完結となるであろう次回作にも期待したい。
背中から産まれる!
今まで大体お腹から産まれてくるのが、エイリアンでしたが、今回なんと背中から産まれてきます!!
作中で一番好きなシーンです笑笑
お腹からより背中からのほうが、めっちゃ痛そうです笑笑
あと、いつも思うのですが、みんな迂闊すぎる。
プロメテウスの時もだけど、未知の惑星なのに簡単にヘルメット取りすぎ。
みんな怖いもの知らずか!!
今作は、プロメテウスのその後が描かれてるので、前作を観てた方がより楽しめると思います。
エリザベスがどうなったのかとか、デイヴィッドが何をしたかとか。
マッドなサイエンティスト、デヴィッドが、今回もそのマッドブリを遺憾なく発揮してます。
今後もエイリアンシリーズが作られるとのことなので、めっちゃ楽しみです!
エイリアンよりも恐ろしいアンドロイドって、テーマが違くね?
この映画の粗、つっこみどころについては先輩レビュアーの皆さまがあれやこれや指摘されていて、いちいち「その通り!」と感心させられる。
映画自体は前作「プロメテウス」の消化不良気味のラストを含めていろいろなアンサーを提示してくれて楽しめる部分は多いと思う。エイリアン・シリーズのファンとして見て良かったと思える作品である。
だがしかし。本来の主役であるモンスター、エイリアンを、人類が造ったアンドロイドが進化・改良させて人類の脅威となる殺人兵器としてブラッシュアップ。挙句の果てに、宇宙船の乗組員をだまくらかしてその胚芽を地球(もしくは地球からの移民先の新たな惑星)へ持ち込もうと目論む。その目的は明示されないものの、これまで示されてきたエイリアンのスペックを鑑みれば人類の皆殺しさえ予測可能である。
たしかにエイリアン第1作目からして宇宙船に同乗したアンドロイドが身近な人間に仇をなす性質の禍々しい知能を持つという設定ではあったが、本作のデヴィッドはもはや「サイコパス」ともいうべき異常性格に達している。同様なアンドロイドが地球上に複数存在すれば、外部からエイリアンを持ち込まずとも「ターミネーター」で描かれたような機械=アンドロイドが人類を殺戮し権力を握ることは不可能ではないと想像できる。
そうであれば、この映画はエイリアンというモンスターがもはや不要となる方向へ一歩踏み出したと言わざるを得ない。しかし、機械の反乱というテーマは「2001年宇宙の旅」以来手垢にまみれたテーマであり、新鮮味は感じられない。
本作はひょっとすると続編として「地球に持ち込まれたエイリアンと人類の闘い」を想定した前日譚を意図していたのかもしれないが、私としては映画の主題があらぬ方向へ脱線して幕が下りたとの印象が拭えず、残念極まりない。
このアンドロイドだけは、、、(呆れ)
移住可能な惑星を探してたら
エイリアンに出くわした話。
このシリーズは気持ち悪さを楽しみですが、
プロメテウスからヌメヌメ感が増してて
顔がひきつりながら観てました。
顔がおかしくなったかも。笑
今作もアンドロイドのあいつがやらかしまくります。
プロメテウス観た人はかなり衝撃を受けるはず。
ストーリーはいつもと同じ流れで
目新しさはなかったです!
『エイリアン』のコンセプト的に弱い
個人的には悪くないかな、と思えたシーンがある本作
『プロメテウス』に比べれば『エイリアン』に寄せているが
前作も感じていたコンセプトのブレがあり、そこが残念
今回はエイリアンのタイトルを背負っているのでなおさらだ
エイリアン、入植者船、謎の信号
---もう展開は読めましたね?
と言わんばかりで、実際予想通りの展開
冒頭~30分くらいまでは宇宙冒険映画としての様相
そこからのモンスターパニック+若干のミステリー要素なので
ジャンルとしても若干ブレを感じる
よほど脳みそ空っぽにしていない限り、登場した隔離室の存在で
未知の感染症の危険性を考えているのに、何故か対策しないで壊滅的打撃という頭の悪すぎる展開に感じてしまって白けるのは避けられない
また通信が通じないからといって母船を近づけるのも、通信をリレーする無人機等を飛ばすなどのアイディアはなかったのか?(映画あるあるの"大事なときにつながらない電話"にケチをつけるのは悩ましいが)
あのシーンの意味合いが、入植者を危機にさらしても仲間を助けたい、「仲間思いの船員」を印象付ける程度でトラブルの発生による展開が無く、SF的面白さにかけてしまった
問題もあるが、いいシーンはある
・冒頭の宇宙船~着陸、探索シーンは良い
・"エンジニア"(異星人)の大量殺戮シーン
・デヴィッドのおぞましい創造行為
・エイリアン誕生からの大暴れ
・ラストシーンの最悪の異物混入、冷凍休眠室への入場
全体的にビジュアルが良好で、難解さがないわかりやすい展開、演出なので見やすい
個人的には『エイリアン』は閉鎖空間での殺意の高いGとの格闘というのが面白いと思っているので、そのコンセプトに立ち返ってほしかったが、多くのシーンで露天やカメラにバッチリ映ってしまっている状態で戦っているのでエイリアンへの恐怖よりデヴィッドの恐怖のほうが強くなってしまったのが残念
映画として、それなり以上のクオリティだが
ストーリーに意外性がないのと、エイリアンとしての満足度は低い
やはり『エイリアン』、『エイリアン2』は超えられないか・・・
えっ?2100年でしょ?
たぶん現実なら、そんな得体の知れない星を探索する場合、AIロボットかアンドロイドに丹念に丹念に探索して、慎重に慎重を重ねてから生身で探索するでしょ?
映画のほうが遅れてる感じがしました。
まあ、しゃあなしだとしても乗組員が全員バカ。
だから、評判良くなかったんやな。
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