国内映画ランキング : 2020年4月4日~2020年4月5日
映画ランキング : 2020年4月6日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2020年4月4日~2020年4月5日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 公開館数※ | 上映週 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 339 | 3 | ||
2 | 1 | 330 | 3 | ||
3 | 4 | 128 | 13 | ||
4 | 3 | 328 | 5 | ||
5 | 7 | 210 | 9 | ||
6 | 5 | 350 | 5 | ||
7 | 6 | 299 | 3 | ||
8 | 8 | 35 | 2 | ||
9 | 10 | 106 | 7 | ||
10 | - | 95 | 3 |
※ファーストラン時点、映画.com調べ
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」が再首位も上位合計成績は前年同時期のマイナス90%
新型コロナウイルスの東京都における一日の感染者が、100人を超える日が続き、いよいよ緊急事態宣言が近づいている。東京エリアでは、この週末、多くの映画館が営業を休止したが、ローカルエリアでは営業を行う映画館も多く、4月4日~5日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)は通常通り発表されている。
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」が再び首位となり、2位には「一度死んでみた」。「パラサイト 半地下の家族」が順位をひとつ上げて3位となり、累計動員は330万人、興収は45億8000万円を突破している。前週7位の「犬鳴村」が5位に再浮上し、累計動員は108万人、興収は13億6000万円を超えた。「PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR」が8位をキープ。「ミッドサマー」も9位に順位を上げ、「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」が再び10位にランクインした。
しかしながら、上位10作品の成績は前週比でそれぞれ63%~75%前後のマイナスとなり、「映画ドラえもん のび太の月面探査記」「ダンボ」「翔んで埼玉」などがヒットしていた前年同時期と比べると、上位の合計成績は約90%のマイナスとなった。春休み興行がコロナ禍の直撃を受けて、4月以降の公開作品も次々と延期・中止が発表されており、映画産業も深刻な事態となっている。
2020年4月6日更新 和田隆