全米映画ランキング : 2016年12月2日~2016年12月4日

全米映画ランキング:2016年12月6日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2016年12月2日~2016年12月4日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 モアナと伝説の海

Moana
「モアナと伝説の海」

Walt Disney
(ディズニー)

2 28,270,989 119,786,319
2 2 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 3 18,118,111 183,080,514
3 5 メッセージ

Arrival
「メッセージ」

Paramount
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 7,267,029 73,045,543
4 4 マリアンヌ

Allied
「マリアンヌ」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

2 7,026,066 28,903,498
5 3 ドクター・ストレンジ

Doctor Strange
「ドクター・ストレンジ」

Walt Disney
(ディズニー)

5 6,684,552 215,507,729
6 6 トロールズ

Trolls
「トロールズ」

20th Century Fox

5 4,688,393 141,459,838
7 9 ハクソー・リッジ

Hacksaw Ridge
「ハクソー・リッジ」

Lionsgate
(キノフィルムズ)

5 3,341,027 57,205,983
8 7 Bad Santa 2

Bad Santa 2

Broad Green Pictures

2 3,286,338 14,287,381
9 ドクター・エクソシスト

Incarnate
「ドクター・エクソシスト」

High Top Releasing
(ハピネット)

1 2,534,884 2,534,884
10 8 Almost Christmas

Almost Christmas

Universal

4 2,532,050 38,179,200

ディズニーアニメ「モアナと伝説の海」がV2

12月に入った全米ボックスオフィス。サンクスギビングの翌週のため、例年通り全体の数字は落ち込んだが、首位だったディズニーアニメ「モアナと伝説の海」は前週比50%程度の落ち込みで踏ん張り、約2800万ドルの興収で王座を守り、V2を果たした。

同作の累計興収は約1億2000万ドルに。北米での最終興収は2億ドル程度になりそうだ。2位も前週と同じく「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」。こちらの累計は約1億8300万ドルと2億ドルまであと少し。2億5000万ドル近辺が北米での最終興収か。北米を含む全世界興収は6億ドルを突破した。

3位は、前週5位から再浮上したエイミー・アダムス主演、ドゥニ・ビルヌーブ監督の「メッセージ」。ナショナル・ボード・オブ・レビューはじめ、多くの映画賞で順当にベスト10入りを決め、累計を約7300万ドルとしている。

4位はブラッド・ピット&マリオン・コティヤール主演のサスペンス「マリアンヌ」。先週末もふるわず、約700万ドルの興収で、累計はまだ約2890万ドル(製作費は約8500万ドル)。5位「ドクター・ストレンジ」はさすがに落ち込んできて興収は約668万ドル。累計は今年9位の約2億1500万ドル。

その他、9位には「インシディアス」「パラノーマル・アクティビティ」などで知られるジェイソン・ブラム製作の最新ホラー「Incarnate」がランクイン。他人の潜在意識に入り込む能力を持つ科学者と、少年に取り憑いた悪霊との戦いが描かれる。批評家からは叩かれ、オープニング興行も約253万ドルと厳しいスタートとなった。主演は「ダークナイト」「ハドソン川の奇跡」のアーロン・エッカート。監督は「カリフォルニア・ダウン」のブラッド・ペイトン。

今週末は、ジェイソン・ベイトマン、ジェニファー・アニストン、ケイト・マッキノン出演のコメディ「Office Christmas Party」のほか、5サイトでの限定でアカデミー賞最有力の声も高いライアン・ゴスリング&エマ・ストーン主演のミュージカル「ラ・ラ・ランド」も公開となる。

2016年12月6日更新 藤井竜太朗

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