全米映画ランキング : 2016年8月5日~2016年8月7日

全米映画ランキング:2016年8月8日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2016年8月5日~2016年8月7日
(金額・順位は確定前のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 スーサイド・スクワッド

Suicide Squad
「スーサイド・スクワッド」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 135,105,000 135,105,000
2 1 ジェイソン・ボーン

Jason Bourne
「ジェイソン・ボーン」

Universal
(東宝東和)

2 22,704,780 103,410,800
3 3 バッド・ママ 2 14,204,000 51,050,830
4 4 ペット

The Secret Life of Pets
「ペット」

Universal
(東宝東和)

5 11,564,305 319,583,085
5 2 スター・トレック BEYOND

Star Trek Beyond
「スター・トレック BEYOND」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

3 10,200,000 127,901,364
6 メン・イン・キャット

Nine Lives
「メン・イン・キャット」

EuropaCorp
(アスミック・エース)

1 6,500,000 6,500,000
7 6 ライト/オフ

Lights Out
「ライト/オフ」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 6,005,000 54,714,252
8 8 NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム 2 4,900,000 26,888,794
9 7 ゴーストバスターズ

Ghostbusters
「ゴーストバスターズ」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 4,800,000 116,711,936
10 5 アイス・エイジ5 止めろ!惑星大衝突 3 4,300,000 53,539,797

「スーサイド・スクワッド」が8月最高のOP興収で大ヒットスタート

2本の新作がランクインした先週末は、今夏最大の話題作のひとつ「スーサイド・スクワッド」が公開され、8月の最高記録となる約1億3300万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。

同作は、政府の秘密機関に集められ、減刑と引き替えに命がけのミッションを強制されたDCコミックスのヴィラン(敵役)たちの戦いを描いたアクション大作。囚人を集めて危険なミッションを遂行させるという内容はロバート・アルドリッチ監督による戦争映画の名作「特攻大作戦」を彷彿させ、今作にも大きな期待が寄せられていたが、批評家からは厳しいレビューが多く集まった。にもかかわらず、観客の注目度は高く、8月の歴代最高となるOP興収を記録する大ヒットスタートとなった。出演はウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ビオラ・デイビス、ジェイ・コートニー、ジョエル・キナマン、アダム・ビーチ、カーラ・デルビーニュ。メガホンをとったのは「フューリー」「エンド・オブ・ウォッチ」のデビッド・エアー。

2位は前週首位の「ジェイソン・ボーン」。2週目は約2200万ドルの興収で累計は約1億300万ドルに。グロスは1億5000万ドルあたりになりそう。

そして先週公開のもうひとつの新作「Nine Lives」は約620万ドルで6位デビュー。家庭をかえりみず、仕事一筋だった富豪が猫に姿を変えられて自分の人生を見つめ直す姿を描いたコメディ。主演の富豪にケビン・スペイシーのほか、ジェニファー・ガーナー、クリストファー・ウォーケンらが出演。監督は「ゲット・ショーティ」「MIB」シリーズのバリー・ソネンフェルド。

今週は、ディズニーのアドベンチャー映画「Pete's Dragon」(ブライス・ダラス・ハワード&ロバート・レッドフォード主演)に、メリル・ストリープ&ヒュー・グラント主演の「Florence Foster Jenkins」などが公開となる。

2016年8月8日更新 藤井竜太朗

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