全米映画ランキング : 2012年4月6日~2012年4月8日

全米映画ランキング:2012年4月9日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2012年4月6日~2012年4月8日
(金額・順位は確定後のもの)Exhibitor Relations Co. Inc.

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ハンガー・ゲーム 3 33,500,000 302,839,165
2 アメリカン・パイパイパイ!完結編 俺たちの同騒会 1 21,466,200 21,466,200
3 タイタニック(3D版)

Titanic 3D
「タイタニック(3D版)」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

1 17,350,000 25,710,000
4 2 タイタンの逆襲

Wrath of the Titans
「タイタンの逆襲」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 15,010,000 58,899,000
5 3 白雪姫と鏡の女王

Mirror Mirror
「白雪姫と鏡の女王」

Relativity Media
(ギャガ)

2 11,000,000 36,473,495
6 4 21ジャンプストリート 4 10,200,000 109,577,000
7 5 ロラックスおじさんの秘密の種 6 5,015,010 198,189,360
8 7 砂漠でサーモン・フィッシング 5 975,000 4,639,001
9 6 ジョン・カーター

John Carter
「ジョン・カーター」

Walt Disney
(ディズニー)

5 820,000 67,973,000
10 12 デンジャラス・ラン

Safe House
「デンジャラス・ラン」

Universal
(東宝東和)

9 580,810 124,750,970

「ハンガー・ゲーム」V3。「タイタニック」3D版は3位

先週末の全米ボックスオフィスは2本の新作がランクインするも、ジェニファー・ローレンス主演のアクション・スリラー「ハンガー・ゲーム」が公開3週目にもかかわらず約3350万ドルの興収をあげて、V3を飾った。

同作の累計興収は約3億300万ドルで、公開17日での3億ドル超えは「ダークナイト」(08年/10日)「トランスフォーマー2」(09年/14日)、「アバター」(09年/15日)、「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」(11年/15日)、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」(06年/16日)に続く歴代6位。サマーシーズン、ホリデーシーズン以外では最速の記録となった。歴代興収では37位につけており、最終興収は3億8000万ドル前後(全米歴代では15位あたり)になるのではないかと予想されている。

オープニング興収約2100万ドルで2位デビューとなったのは「アメリカン・パイ」シリーズの最新作「American Reunion」。エッチな妄想で頭がいっぱいだった高校生が大人になって同窓会を開くが……というストーリー。第1作のオープニング興収(約1800万ドル)は上回ったが、2作目(約4500万ドル)、3作目(約3300万ドル)には及ばずで、やや期待はずれのスタートとなった。監督は「Harold & Kumar」シリーズを手がけているジョン・ハーウィッツ。

3位は、今年で沈没事故からちょうど100年を迎える豪華客船の悲劇を描いた恋愛ドラマ「タイタニック 3D」。ジェームズ・キャメロン監督が約1800万ドルをかけて3D化した同作だが、週末オープニング興収は約1700万ドルにとどまった。15年前の公開時はリピーターが続出し、当時としては歴代最高の興収約6億ドルを稼ぎ出したが、今回は果たして?

今週末は、ファレリー兄弟が短編コメディのスター「三ばか大将」を映画化した「The Three Stooges」、リュック・ベッソン製作のスリラー「Lockout」などが公開に。

2012年4月9日更新 藤井竜太朗

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