全米映画ランキング : 2012年2月10日~2012年2月12日
全米映画ランキング:2012年2月13日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2012年2月10日~2012年2月12日
(金額・順位は確定後のもの)Exhibitor Relations Co. Inc.
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
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1 | 初 | The Vow | 1 | 41,700,000 | 41,700,000 | |
2 | 初 | Safe House | 1 | 39,330,590 | 39,330,590 | |
3 | 初 | Journey 2: The Mysterious Island | 1 | 27,563,000 | 27,563,000 | |
4 | 初 | Star Wars: Episode I - The Phantom Menace 3D | 1 | 23,000,000 | 23,000,000 | |
5 | 1 | Chronicle | 2 | 12,300,000 | 40,167,267 | |
6 | 2 | The Woman in Black | 2 | 10,300,000 | 35,455,487 | |
7 | 3 | The Grey | 0 | 5,080,000 | 42,822,264 | |
8 | 4 | Big Miracle | 2 | 3,860,730 | 13,196,665 | |
9 | 9 | The Descendants | 13 | 3,500,000 | 70,729,613 | |
10 | 5 | Underworld: Awakening | 4 | 2,500,000 | 58,900,000 |
「The Vow」がV。デンゼル主演作は2位、「SWエピソード1 3D」が4位
4本の新作が高成績で上位を独占し、活況となった先週末の全米ボックスオフィス。この混戦の中、約4100万ドルのオープニング興収で首位に立ったのはレイチェル・マクアダムス&チャニング・テイタム共演の「The Vow」だった。
同作は「きみに読む物語」(マクアダムス)、「親愛なるきみへ」(テイタム)という、それぞれに恋愛ドラマの代表作を持つスターが初共演を果たしたラブストーリー。交通事故で5年間の記憶を無くした新婦と彼女を支える新郎のすれ違い、葛藤が描かれる。レビューは芳しくないが、興収は2月の歴代6位。予想以上の好スタートを切った。
僅差で2位デビューとなったのはデンゼル・ワシントン&ライアン・レイノルズ主演の「Safe House」。CIAを裏切り10年間逃亡を続けていた元工作員トビン(ワシントン)が南アフリカにあるCIAの収容施設に収監されるが、到着後すぐさま謎の傭兵部隊が施設を襲撃。施設に常駐していた新人工作員マット(レイノルズ)はトビンを連れて逃走することになる……。ワシントンは「アメリカン・ギャングスター」(07)以来の悪役で、オープニング興収は「アメリカン~」(約4300万ドル)に次ぐ自身歴代2位となる約4020万ドルを記録。アカデミー賞主演男優賞を受賞した「トレーニング・デイ」も悪役だったことを考えると、ワシントンは悪役との相性が良いようだ。同作のレビューは賛否半々だが、まずまずの好スタートと言えそうだ。監督は「イージーマネー」のダニエル・エスピノーサ。共演にブレンダン・グリーソン、サム・シェパード、ベラ・ファーミガ。
3位は3D冒険アクション「センター・オブ・ジ・アース」の続編「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」。前作はブレンダン・フレイザー主演だったが、今回はフレイザーが演じたトレバーの甥っ子ショーン役ジョシュ・ハッチャーソンが主演に抜擢された。共演にドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)、マイケル・ケインほか。
そして初登場4位は「STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D」。約2250万ドルのオープニング興収は、同シリーズの作品としてはかなり控えめなオープニング。15年前、第1作公開20周年記念の「スター・ウォーズ/新たなる希望 特別編」の公開時は、オープニング興収約3590万ドルで首位デビューの大ヒット(最終興収は約1億3800万ドル)だったが、今回は首位デビューを飾れなかった。
プレジデンツ・デイ(大統領の日)のため3連休となる今週末は、ニコラス・ケイジ主演「ゴーストライダー」の第2作「Ghost Rider Spirit of Vengeance」に、リース・ウィザースプーン、クリス・パイン、トム・ハーディ主演のアクションコメディ「Black & White/ブラック & ホワイト」などが公開となる。
【お詫び】
本ランキングの配信元のデータに間違いがあり、誤った情報が掲載されておりました。配信元のExhibitor Relations Co. Inc.に確認を行い、現在は正しい情報に修正されております。読者の皆さまにはお詫び申し上げます。
2012年2月13日更新 藤井竜太朗