全米映画ランキング : 2011年2月11日~2011年2月13日

全米映画ランキング:2011年2月14日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2011年2月11日~2011年2月13日
(金額・順位は確定後のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ウソツキは結婚のはじまり 1 31,000,000 31,000,000
2 ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー 1 30,260,000 30,260,000
3 Gnomeo & Juliet

Gnomeo & Juliet

Touchstone

1 25,500,000 25,500,000
4 第九軍団のワシ 1 8,589,000 8,589,000
5 1 ザ・ルームメイト 2 8,400,000 26,053,000
6 4 英国王のスピーチ

The King's Speech
「英国王のスピーチ」

The Weinstein Company
(ギャガ)

12 7,412,000 93,857,000
7 3 抱きたいカンケイ

No Strings Attached
「抱きたいカンケイ」

Paramount
(パラマウント)

4 5,645,000 59,866,000
8 2 サンクタム

Sanctum
「サンクタム」

Universal
(東宝東和)

2 5,132,000 17,505,000
9 8 トゥルー・グリット

True Grit
「トゥルー・グリット」

Paramount
(パラマウント)

8 3,770,000 160,340,000
10 5 グリーン・ホーネット

The Green Hornet
「グリーン・ホーネット」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 3,600,000 92,332,000

A・サンドラー&J・アニストン共演作が首位デビュー

4本の新作が上位を独占した先週末の全米ボックスオフィス。首位に立ったのは、アダム・サンドラー&ジェニファー・アニストン共演のラブコメディ「Just Go With It」だった。

アダム・サンドラーとデニス・デューガン監督の6度目のコラボとなった同作のオープニング興収は約3100万ドル。昨夏公開の前作「アダルトボーイズ青春白書」(日本未公開)のオープニング興収約4050万ドルには及ばなかったが、まずまずの数字を残した。サンドラーとしては11度目の全米ナンバーワンヒット作。批評家からは叩かれている同作だが、相変わらずの人気の高さを証明した。

僅差で2位となったのはカナダのアイドルシンガー、ジャスティン・ビーバーのライブドキュメンタリー「ジャスティン・ビーバー/ネヴァー・セイ・ネヴァー」。10代の女性とその母親たちが主な観客層で、プレジデント・デイの連休となる今週末も高成績が期待できそう。

3位の3Dアニメ「Gnomeo & Juliet」は「シュレック2」のケリー・アズベリー監督がシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を土台に作り上げた英米合作のコメディドラマ。声の出演にジェームズ・マカボイ、エミリー・ブラント、マイケル・ケイン。

また、イギリスの歴史小説の大家ローズマリー・サトクリフ原作の「第九軍団のワシ」を、「消されたヘッドライン」のケビン・マクドナルド監督&「G.I. ジョー」のチャニング・テイタム主演で映画化した「The Eagle」は4位デビューとなった。

6位「英国王のスピーチ」の累計興収は約9300万ドルとなり、来週頭には1億ドルの大台突破となる模様。「英国王」と同様に多数のオスカーノミネートを受けている9位「トゥルー・グリット」の累計は1億6000万ドルに達した。

プレジデント・デイの連休となる今週末はマーティン・ローレンス主演の大ヒットシリーズ第3弾「Big Mommas: Like Father, Like Son」に、リーアム・ニーソン主演のサスペンス「Unknown」、マイケル・ベイ製作のアクションスリラー「I Am Number Four」が公開となる。

2011年2月14日更新 藤井竜太朗

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