全米映画ランキング : 2011年2月4日~2011年2月6日

全米映画ランキング:2011年2月7日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2011年2月4日~2011年2月6日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ザ・ルームメイト 1 15,600,000 15,600,000
2 サンクタム

Sanctum
「サンクタム」

Universal
(東宝東和)

1 9,225,000 9,225,000
3 2 抱きたいカンケイ

No Strings Attached
「抱きたいカンケイ」

Paramount
(パラマウント)

3 8,400,000 51,788,000
4 5 英国王のスピーチ

The King's Speech
「英国王のスピーチ」

The Weinstein Company
(ギャガ)

11 8,310,000 84,125,000
5 4 グリーン・ホーネット

The Green Hornet
「グリーン・ホーネット」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

4 6,100,000 87,222,000
6 1 ザ・ライト エクソシストの真実

The Rite
「ザ・ライト エクソシストの真実」

New Line Cinema/Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 5,565,000 23,677,000
7 3 メカニック

The Mechanic
「メカニック」

CBS Films
(ショウゲート)

2 5,370,000 20,080,000
8 6 トゥルー・グリット

True Grit
「トゥルー・グリット」

Paramount
(パラマウント)

7 4,750,000 155,012,000
9 7 僕が結婚を決めたワケ 4 3,448,000 45,740,000
10 8 ブラック・スワン

Black Swan
「ブラック・スワン」

Fox Searchlight
(20世紀フォックス映画)

10 3,400,000 95,888,000

女性向けスリラー「The Roommate」がV。J・キャメロンの新作は2位

グリーンベイ・パッカーズがピッツバーグ・スティーラーズを下した第45回スーパーボウルが行われた週末。全米ボックスオフィスには2本の新作が上位にランクインし、女性向けのスリラー「The Roommate」が約1500万ドルを稼ぎ出し、“スーパーボウル・ウィークエンド”を制した。

同作は、大学の寮に入った女学生が、仲良くなったルームメイトにストーキングされ、命を狙われるというストーリー。批評家からは厳しい評価を受けているが、過去10年の“スーパーボウル・ウィークエンド”で、7本の全米ナンバーワンヒットを獲得している配給のスクリーン・ジェムス(ソニー傘下)としては、今年も例年通りチック・フリック(女性向け映画)で首位デビューを果たし、ホッと一息といったところか。主演は人気TVシリーズ「ゴシップガール」のレイトン・ミースター。監督はデンマーク出身の新鋭クリスチャン・E・クリスチャンセン。

約940万ドルの興収で2位デビューとなったのは、ジェームズ・キャメロン製作総指揮による米豪合作の3Dアドベンチャー「サンクタム」。パプアニューギニアにある孤島の洞窟を探検中のダイバーチームが、巨大サイクロンに遭遇し、洞窟からの脱出を試みるというサバイバルもの。こちらも批評家受けはいまひとつ。主演は「M:I-2」「ヴァン・ヘルシング」のリチャード・ロクスバーグと「ファンタスティック・フォー」のヨアン・グリフィズ。

3位「抱きたいカンケイ」は累計興収5000万ドルを突破。4位「英国王のスピーチ」は累計が8400万ドルを超え、3週間後のオスカー本選までに1億ドルの大台に届くと見られている。

今週末は、チャニング・テイタム主演の歴史ドラマ「The Eagle」(ケビン・マクドナルド監督)、アダム・サンドラー&ジェニファー・アニストン共演のラブコメ「Just Go with It」が公開となる。

2011年2月7日更新 藤井竜太朗

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