全米映画ランキング : 2010年3月19日~2010年3月21日

全米映画ランキング:2010年3月23日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2010年3月19日~2010年3月21日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 アリス・イン・ワンダーランド 3 34,500,000 265,800,000
2 グレッグのダメ日記(2010) 1 21,800,000 21,800,000
3 バウンティー・ハンター

The Bounty Hunter
「バウンティー・ハンター」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 21,000,000 21,000,000
4 レポゼッション・メン

Repo Men
「レポゼッション・メン」

Universal
(東宝東和)

1 6,151,000 6,151,000
5 3 ある日モテ期がやってきた 2 6,015,000 19,954,000
6 2 グリーン・ゾーン

Green Zone
「グリーン・ゾーン」

Universal
(東宝東和)

2 5,963,000 24,702,000
7 5 シャッター アイランド

Shutter Island
「シャッター アイランド」

Paramount
(パラマウント)

5 4,755,000 115,770,000
8 7 アバター(2009)

Avatar
「アバター(2009)」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

14 4,000,000 736,881,000
9 6 マイファミリー・ウェディング 2 3,800,000 13,668,000
10 4 リメンバー・ミー(2010) 2 3,300,000 13,900,000

「アリス」V3。アニストン&バトラー共演作は2位

先週末の全米ボックスオフィスは、ジョニー・デップ&ティム・バートン監督の「アリス・イン・ワンダーランド」が好調を維持し、3本の新作を退けてV3を果たした。

公開3週目ながら約3450万ドルを稼いだ同作の17日間の累計興収は約2億6500万ドル。3月の終わりまでには興収3億ドルを超えると見られている。最終興収は3億7000万ドルくらいか。

2位から4位までは新作がランクイン。約2180万ドルの興収で初登場2位となったのは、ジェフ・キニー原作のコミック小説シリーズ「グレッグのダメ日記」を映画化したコメディドラマ「Diary of a Wimpy Kid」。配給のフォックスとしてはシリーズ化を目指しているが、果たして……。

僅差で3位デビューとなったのはジェニファー・アニストン&ジェラルド・バトラー主演のドタバタコメディ「バウンティ・ハンター」。スター2人が元夫婦に扮して珍道中を繰り広げるという内容で、批評家からはかなり叩かれている。早くもラジー賞候補との噂。

「バウンティ・ハンター」と同様に、批評家受けが悪かったのが4位「Repo Men」。ジュード・ロウ、フォレスト・ウィテカー、リーブ・シュライバーら芸達者が集ったSFスリラーだったが、批評面でも興行面でも惨敗に終わった。

今週末は、ドリームワークスの最新3Dアニメ「ヒックとドラゴン」、ジョン・キューザック主演のコメディ「Hot Tub Time Machine」が公開となる。

2010年3月23日更新 藤井竜太朗

過去のランキング