国内映画ランキング : 2009年7月18日~2009年7月19日
映画ランキング : 2009年7月22日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2009年7月18日~2009年7月19日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 上映週 | |
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1 | 初 | 1 | ||
2 | 初 | 1 | ||
3 | 初 | 1 | ||
4 | 1 | 2 | ||
5 | 2 | 4 | ||
6 | 3 | 2 | ||
7 | 4 | 8 | ||
8 | 6 | 6 | ||
9 | 5 | 5 | ||
10 | 7 | 2 |
「ハリポタ」強し、貫禄のV。「ポケモン」2位、「アマルフィ」3位
やはり「ハリー・ポッター」の破壊力は凄まじかった。最新作「謎のプリンス」は公開初日の7月15日に、水曜初日の日計記録(興収3億3400万円)を記録していたが、公開から20日までの6日間で、動員183万9893人、興収22億0790万2950円という荒稼ぎ。これは前作「不死鳥の騎士団」(興収94億円)とほぼ同じ水準とのことで、今作も100億円を目指した興行がスタートしたわけだ。続く2位には「ポケモン」。これまた強さは圧倒的で、オープニング2日間で、動員64万1700人、興収6億7287万5650円。3連休通じての興収は9億8388万0680円。前作(興収48億円)対比で96.7%ということだから、今年も50億円前後の興収が約束されたと言っていい。そして、フジテレビ×東宝の大勝負作「アマルフィ」は、同じく2日間で動員29万4384人、興収3億7696万7600円。この勢いだと、予想最終興収は30億円あたりだから大ヒットは大ヒットだが、「踊る大捜査線」の1作目(98年・興収100億円)、2作目(03年・興収173.5億円)に比べると、何とも物足りない水準ではある。4位以下の作品では、「ごくせん」が動員100万人突破、「ヱヴァンゲリヲン:破」も順調で興収30億円が現実的になってきた。「ハリポタ」以外は、やはり邦画の頑張りが目立つ夏興行である。
2009年7月22日更新 駒井尚文