全米映画ランキング : 2007年9月14日~2007年9月16日

全米映画ランキング:2007年9月18日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2007年9月14日~2007年9月16日
(金額・順位は確定後のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ブレイブ ワン

The Brave One
「ブレイブ ワン」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 13,500,000 13,500,000
2 1 3時10分、決断のとき

3:10 to Yuma
「3時10分、決断のとき」

LionsGate
(シナジー)

2 8,900,000 28,300,000
3 Mr.ウッドコック 史上最悪の体育教師 1 8,800,000 8,800,000
4 3 スーパーバッド

Superbad
「スーパーバッド」

Columbia
(コピアポア・フィルム)

5 5,100,000 111,200,000
5 D-WARS ディー・ウォーズ

Dragon Wars: D-War
「D-WARS ディー・ウォーズ」

Freestyle
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、ネオ)

1 5,000,000 5,000,000
6 2 ハロウィン(2007)

Halloween
「ハロウィン(2007)」

MGM/Dimension
(ザナドゥー)

3 4,900,000 51,100,000
7 5 ボーン・アルティメイタム 7 4,100,000 216,200,000
8 6 燃えよ!ピンポン

Balls of Fury
「燃えよ!ピンポン」

Rogue Pictures
(東北新社)

3 3,320,000 28,900,000
9 7 ラッシュアワー3

Rush Hour 3
「ラッシュアワー3」

New Line
(東宝東和)

6 3,300,000 133,200,000
10 8 Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 4 2,700,000 28,500,000

ジョディ・フォスター主演「ブレイブ ワン」が首位

今週の全米ボックスオフィスはジョディ・フォスター主演のサスペンスドラマ「ブレイブ ワン」が約1350万ドルの興収を上げて首位に立った。同作は恋人を殺された夜をきっかけに変わっていく女性の復讐を描いたストーリーで、監督はジョディの長年の希望が叶い、ニール・ジョーダン(「クライング・ゲーム」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」)が担当。ナンバーワン作品となったもののここ数年のジョディ主演作「フライトプラン」(05年/約2460万ドル)、「パニック・ルーム」(02年/約3010万ドル)と比べるとかなり控えめなオープニングとなった。3位は最近すっかりコメディづいているビリー・ボブ・ソーントン主演の「Mr. Woodcock」。自己啓発本ライターのジョンが、実家から離れている間に恋仲になった、独り身の母親と高校時代の宿敵ウッドコック先生との結婚を阻止しようと奮闘する姿を描く。共演はスーザン・サランドン、ショーン・ウィリアム・スコット(「バレット・モンク」)。監督はこれが長編映画デビュー作となるCMディレクター出身のクレイグ・ギレスピー。5位「Dragon Wars D-War」は「怪獣大決戦 ヤンガリー」のシム・ヒョンレ監督が再び韓米合作で作り上げた怪獣スペクタクル。オープニング興収約500万ドルと大健闘ながらも、批評家からは総スカンを食らっている。また圏外21位に、来週拡大公開となる「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のコンビ、ビゴ・モーテンセンとデビッド・クローネンバーグ監督による「Eastern Promises」が登場。前作に引き続き、批評家から圧倒的な支持を受けており、これから賞レースシーズンにかけて話題になりそうな一本だ。

2007年9月18日更新 藤井竜太朗

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