ティップ・“T.I.”・ハリス
米ジョージア州アトランタ出身。祖父母に育てられ、8歳でラップを始める。祖父がつけたあだ名に因んだ「T.I.P.」のステージネームでのし上がり、1996年にレコード会社と契約。後に「T.I.」と改名する。ファレル・ウィリアムスをして「南のJay-Z」と言わしめ、07年のグラミー賞で最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞。ヒップホップのレジェンドに名を連ねた。俳優としては青春群像劇「ATL」(06)で映画デビューし、リドリー・スコット監督の「アメリカン・ギャングスター」(07)や犯罪アクション「テイカーズ」(10)に出演。マーベル映画「アントマン」(15)と続編「アントマン&ワスプ」(18)では泥棒一味のひとりデイヴを演じた。その他の出演作に「俺たちポップスター」(16)、「スリープレス・ナイト」(17)、「モンスターハンター」(20)など。社会活動家としても、地元アトランタを中心に貢献している。