のん
2006年、ローティーン向け雑誌「ニコラ」のモデルオーディションでグランプリを受賞。以降、同誌でモデルを務めるほか、CMなどに出演する。女優としては映画「告白」(10)でデビューし、「カラスの親指」「グッモーエビアン!」(ともに12)やTVドラマに出演。12年には「カルピスウォーター」の第11代CMキャラクターにも起用された。13年、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」のヒロインに抜てきされ、一躍人気の若手女優となる。翌14年は、映画「ホットロード」と「海月姫」で主演を務める。16年7月、所属事務所からの独立を機に、芸名を本名の能年玲奈から「のん」に改名。国内外で高い評価を獲得した片渕須直監督の「この世界の片隅に」(16)では、主人公すず役でアニメ映画の声優に初挑戦した。