ソン・ヘギョ

学生服のモデルとして芸能界入りし、1996年にTVドラマ「初恋」で俳優活動を開始。全682話のシットコム「順風産婦人科」(98)で知名度が高まると、韓流ブームの草分け的ドラマともいえるユン・ソクホ監督による「四季シリーズ」の第1作「秋の童話」(00)で大ブレイク。その後も、TVドラマ「オールイン 運命の愛」(03)と「フルハウス」(04)でもヒロイン役を演じ、両者とも最高視聴率40%を超える高視聴率をたたき出した。
2005年に行定勲監督作「世界の中心で、愛をさけぶ」(04)を韓国でリメイクした「僕の、世界の中心は、君だ。」でスクリーンデビューを飾り、時代劇「ファン・ジニ 映画版」(07)ではタイトルロールを熱演。TVドラマ「彼らが生きる世界」(08)や、タイ、日本、韓国の3人の監督によるオムニバスムービー「カメリア」(11)に出演し、ウォン・カーウァイ監督作「グランド・マスター」(13)で中国進出を果たした。
人気脚本家ノ・ヒギョンによるラブロマンス「その冬、風が吹く」(13)で5年ぶりにTVドラマに復帰すると、同じく人気脚本家キム・ウンスクによるラブロマンス「太陽の末裔 Love Under The Sun」(16)が国内外で大ヒット。17年には同作で共演したソン・ジュンギと結婚するが、19年に離婚が成立する。年下男性とのロマンスを描いた「ボーイフレンド」(18)や「今、別れの途中です」(21)を経て、キム脚本家と再タッグを組んだ復しゅう劇「ザ・グローリー 輝かしき復讐」(22~23)が世界的に大ヒットし、韓国ドラマ界の代表格として活躍している。