マイク・ミルズ
米カリフォルニア州サンタバーバラ出身。グラフィックアーティスト、デザイナーとして1990年代のニューヨークのカルチャーシーンで活躍する。2005年、長編監督デビュー作「サムサッカー」がベルリン国際映画祭コンペ部門に出品。続いて、日本でうつ患者の日常に密着したドキュメンタリー映画「マイク・ミルズのうつの話」(07)を発表する。自身のゲイの父親をモデルにした監督・脚本作「人生はビギナーズ」(10)では、父親役のクリストファー・プラマー(当時82歳)に史上最高齢でのアカデミー助演男優賞受賞をもたらした。続く「20センチュリー・ウーマン」(16)では、自身の母親をモデルに少年と母親の絆の物語を描き、アカデミー脚本賞にノミネートされた。