チョン・ユミ
韓国・釜山出身。ソウル芸術大学映画学科卒。
2003年から俳優活動を開始し、ヒロインの高校時代を演じた「親知らず」(05)で注目を集める。翌年、映画「家族の誕生」で青龍映画賞助演女優賞を受賞し、TVドラマデビュー作「ケ・セラ・セラ」(07)ではヒロインを務めた。
その後は「よく知りもしないくせに」「ある訪問」(ともに09)、「教授とわたし、そして映画」(10)などホン・サンス監督作に立て続けに出演。同監督作にはほかに「3人のアンヌ」(12)、ホン監督がロカルノ国際映画祭で監督賞を受賞した「ソニはご機嫌ななめ」(13)などに参加した。
そのほか、韓国で実際に起きた性的虐待事件を映画化した「トガニ 幼き瞳の告発」(11)、観客動員数1000万人を超える大ヒットを記録した「新感染 ファイナル・エクスプレス」(16)などの話題作に出演。同2作に続いてコン・ユと再々共演し、韓国のベストセラー小説を映画化した「82年生まれ、キム・ジヨン」(19)で大鐘賞映画祭主演女優賞など数々の賞を受賞する。イ・ソンギュンと4度目の共演となる「スリープ」(23)では青龍映画賞主演女優賞を受賞した。24年は豪華キャストで話題を集めた「ワンダーランド あなたに逢いたくて」に出演している。