腹筋善之介
本名は小林善之。高校生のときに読んだ漫画「ガラスの仮面」に触発され、大学時代から演劇を始める。89年、高校の同級生だった西田シャトナーらとともに劇団「惑星ピスタチオ」を結成し、座長を務める。関西の小劇場を拠点に、小道具を使わずパントマイムで表現する「パワーマイム」など独特の演出で注目される。00年に同劇団は解散。ワークショップを経て、03年から劇団「IQ5000」を主宰する。翌年から演劇ユニット「Piper」にも参加。映像では、NHK連続テレビ小説「オードリー」(00)や、松本人志監督作「さや侍」(11)などに出演した。「世界遺産からの招待状」(09~)でメインナレーターを務めるなど声優としても活動している。