アシフ・カパディア

英ロンドン生まれ。英国王立芸術大学で映画製作を学び、長編初監督作「The Warrior」（01）で英国アカデミー賞英国作品賞と新人監督特別賞を受賞。ミシェル・ヨー主演の「ザ・ノース　北極の宿命」（07）などを監督した後、F1レーサーのアイルトン・セナを題材にドキュメンタリー映画「アイルトン・セナ　音速の彼方へ」（10）を手がけ、同作が英国アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞を受賞するなど、数々の映画賞を受賞し知名度を上げる。その後、27歳の若さで死去したイギリスの歌手エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー「AMY エイミー」（15）で、第88回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞。翌年には世界的ロックバンド「オアシス」の初のドキュメンタリー映画「オアシス　スーパーソニック」（16）で製作総指揮を務め、19年には、アルゼンチンの伝説的サッカー選手ディエゴ・マラドーナのドキュメンタリー「ディエゴ・マラドーナ　二つの顔」をマラドーナ本人の協力を得て製作。ドキュメンタリー監督として高い評価を得ている。