吉田大八
早稲田大学第一文学部を卒業後、CM制作会社でディレクターとして活躍し、ミュージックビデオや短編映画なども手がける。07年、本谷有希子の戯曲を佐藤江梨子主演で映画化した「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」で監督デビューを果たし、同作はカンヌ国際映画祭の批評家週間に招待された。その後、実在の日本人結婚詐欺師を題材にした「クヒオ大佐」(09)や、西原理恵子原作の「パーマネント野ばら」(10)を監督。4作目「桐島、部活やめるってよ」(12)で第37回報知映画賞の監督賞、日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した。