マイケル・ファスベンダー
父はドイツ人、母は北アイルランド出身。ドイツに生まれ、アイルランド・キラーニーで育ち、英ロンドン大学セントラル・スクール・スピーチ・アンド・ドラマで演技を学ぶ。スティーブン・スピルバーグ&トム・ハンクス制作のTVドラマ「バンド・オブ・ブラザース」(01)に出演して注目を集め、その後は英TVシリーズを中心に活動。2007年のザック・スナイダー監督作「300 スリーハンドレッド」で映画初出演を果たし、スティーブ・マックイーン監督の「HUNGER ハンガー」(08)などで評価を高め、クエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」(09)で主要キャストのヒコックス中尉役に抜てきされる。再びマックイーン監督と組んだ主演作「SHAME シェイム」(11)ではベネチア国際映画祭の男優賞を受賞。以降、「X-MEN」シリーズで第4弾「ファースト・ジェネレーション」(11)からマグニートー役を演じる他、「プロメテウス」(12)などのハリウッド大作に引っ張りだことなり、デビッド・クローネンバーグやスティーブン・ソダーバーグなど有名監督の作品でも活躍。マックイーン監督と3度目のコラボとなる「それでも夜は明ける」(13)でアカデミー助演男優賞に初ノミネートされ、アップル社の創設者スティーブ・ジョブズの伝記映画「スティーブ・ジョブズ」(15)で同主演男優賞の候補となった。