武田梨奈
10歳の時に空手の大会で父親が敗北する姿を目にし、父の敵をとるため空手道場に入門する。その後、道場に訪れたアクションプロデューサーの西冬彦の目に留まり、西がメガホンをとる映画「ハイキック・ガール!」(09)のオーディションに参加。主演の座を射止め、天才空手少女として注目を集める。続いて「KG カラテガール」(10)にも主演し、若手アクション女優として唯一無二の存在になる。12年の「デッド寿司」では米国最大規模のジャンル・ムービーの映画祭ファンタスティック・フィルム・フェスティバルでコメディ女優賞を受賞した。その他の出演作に「アベックパンチ」(11)、「ヌイグルマーZ」(13)など。「祖谷物語 おくのひと」(13)ではアクションを封印し山里で静かに暮らす女子高生役を演じた。