ミミ・レダー
米ニューヨーク生まれ、ロサンゼルス育ち。女性撮影技師として初めてアメリカン・フィルム・インスティテュートに入学。TVドラマ「L.A. LAW 7人の弁護士」(87)で監督デビューを果たし、人気医療ドラマ「ER 緊急救命室」(94~96)ではエミー賞を2度受賞した。スティーブン・スピルバーグから声がかかり、映画会社ドリームワークスの第1作となる「ピースメーカー」(97)で長編映画監督デビュー。監督第2作「ディープ・インパクト」(98)がヒットし、続いて「ペイ・フォワード 可能の王国」(00)を監督した。その後しばらくTV界での活動が中心となり、「シェイムレス 俺たちに恥はない」(11~15)、「SMASH」(12~13)、「LEFTOVERS 残された世界」(14~17)などを監督。その間、長編映画では「ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙え」(09)でメガホンをとった。18年、アメリカ初の女性最高裁判事となったルース・ギンズバーグの伝記映画「ビリーブ 未来への大逆転」でも長編映画監督を務める。