マイケル・ウィンコット
カナダのトロント出身。カナダ製ドラマ「Earthbound」(76)を皮切りに10代から俳優のキャリアを開始し、カナダ映画「タイトル・ショット」(79)でスクリーンデビューを果たす。1982年に奨学金を得てニューヨークへ渡り、ジュリアード音楽院に入学。
86年の卒業直後からブロードウェイなどの舞台で活躍し、マイケル・チミノ監督作「シシリアン」(87)でアメリカ映画に初出演した。以降、「デッドマン」(95)や「バスキア」(96)、「エイリアン4」(97)などの話題作に出演。
その後の出演作に「潜水服は蝶の夢を見る」(07)、「トラブル・イン・ハリウッド」(08)、「ヒッチコック」(12)、「聖杯たちの騎士」(15)などがある。近年はカナダの舞台を中心に活動し、ジョーダン・ピール監督作「NOPE ノープ」(22) で7年ぶりに映画に出演、メインキャストのひとりを務めた。