ベット・ミドラー
米ハワイ、ホノルル出身。ハワイ大学でドラマを学ぶ。1970年代初頭から歌手活動を始め、ニューヨークツアー中に出会った作曲家バリー・マニロウの伴奏でクラブなどで歌うようになる。72年、デビューアルバムのリリースと前後して女優にも挑戦しはじめ、いくつかの映画やTVに出演。ロック歌手の人生を描いた「ローズ」(79)の演技で一躍注目を集め、ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞とグラミー賞を受賞、アカデミー主演女優賞にノミネートされた。「ビバリーヒルズ・バム」(86)でコメディの才能を開花させ、「フォエバー・フレンズ」(88)や「アダムス・ファミリー」(91)に出演。軍隊慰問歌手の半生を描いた「フォー・ザ・ボーイズ」(91)で2度目のゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞に輝いた。以降の出演作に「ファースト・ワイフ・クラブ」(96)、「モナ 彼女が殺された理由」(00)、「ステップフォード・ワイフ」(04)など。