ダニエル・ウー
上海系移民の両親のもと、米カリフォルニア州バークレーに生まれる。オレゴン大学在学中に武術太極拳クラブを設立し、初代指導者となる。1997年から香港で俳優活動を開始し、映画「美少年の恋」(98)などに出演。「香港国際警察 NEW POLICE STORY」(04)でジャッキー・チェンの敵役を演じて注目を集め、香港製ポップバンドの活躍を追うモキュメンタリー「四大天王」(06)で監督デビューも果たした。「ジャスト・ア・ヒーロー」(11)で英語作品に初出演し、ケビン・スペイシーとともに主演。一方で「項羽と劉邦 鴻門の会」(12)や「クリミナル・アフェア 魔警」(14)など、中国、香港の大作映画でも主演を務める。アジア系のスター俳優としてハリウッドでも活躍の幅を広げ、「ウォークラフト」(16)や「トゥームレイダー ファースト・ミッション」(18)、「レミニセンス」(21)などに出演している。